エプソムC CBC賞・結果、その他

夏競馬目前となって、JRA北海道開催競馬のイメージキャラに相武紗季が採用されていて、感動しています(コチラ→http://www.jra.go.jp/hokkaido/index.html)。どなたか、この7月2日の函館競馬場でのトークイベントのレポートよろしく。
では、エプソムカップの結果から。マチカネキララ *1 に人気が集まり過ぎていたようですね。荒れた馬場なら割り引いて当然なのに・・・。まあ、焦らなくても、近い将来に重賞を何個か獲りますよ。
  1 (7)トップガンジョー
  2 (3)グラスボンバー
  3 (1)マチカネキララ
  4 (10)デアリングハート
  5 (11)ニシノデュー
天候:雨  芝:重
優勝タイム:1.49.2(以下、1/2・1/2・1/2・1 1/4) ハロンタイム:12.6 - 11.1 - 11.4 - 11.8 - 12.5 - 12.7 - 12.0 - 11.9 - 13.2 上がり3F:37.1
直線に入った直後まではマチカネキララにかなり余裕があったように見受けられましたが、重馬場のせいで持ち味である切れがまったくなかったですね。
勝ち馬のトップガンジョーは、強いけど詰めが甘いという印象があった馬。しかも、この距離はちょっと長いかな、とも思っていました。おめでとう〜。それから、馬主の河内孝夫さんにとっても、嬉しい嬉しい重賞初制覇です。本当におめでとうございます!今夜の酒の味は格別でしょうね〜。
お次、CBC賞。GⅢのハンデ重賞に格下げになってしまい、中京競馬場関係者の落胆が目に浮かびます・・・。高松宮記念がGⅠに昇格する前は、このレースが春のスプリントチャンピオン決定戦だったわけで、まさに隔世の感としか言いようがありません。
  1 (4)シーイズトウショウ
  2 (2)ワイルドシャウト
  3 (5)リミットレスビッド
  4 (14)カシマフラワー
  5 (3)シンボリエスケープ
天候:曇  芝:稍重
優勝タイム:1.09.0(以下、1・クビ・1 1/2・クビ) ハロンタイム:11.8 - 10.5 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 12.3 上がり3F:35.7
牝馬ながら57キロを背負い、実質的にはトップハンデだったシーイズトウショウが、高松宮記念3着の実力を見せつけた。1200メートルのスペシャリストとしての地位を完全に確立しましたね。おめでとう〜。
ワイルドシャウトは惜しくも連勝記録がストップ。時計勝負にならなかったことにも助けられた気がしますね。速い馬場でのレースにも適応できるかどうかは、まだもう少し見極めが必要か。
コース適性があって、個人的に期待していたアグネスラズベリは8着。ここを勝って夏は休養・・・という青写真が陣営にはあったのでしょうが、どうするのでしょうね・・・。
さて、海向こうでは米国三冠の最終戦、Belmont S. が開催されました。ケンタッキーダービー馬もプリークネス優勝馬もいないという異常事態のなかで、Jazil(父 Seeking the Gold、母 Better Than Honour、母父 Deputy Minister)が混戦を制す。そして、何より微笑ましいのは、優勝ジョッキーがパナマ生まれの18歳という新星だったことです。Fernando Jara 騎手。

"You don't know how I feel right now. This is amazing," a nearly speechless Jara said immediately following the Belmont.

コメントが初々しいですなぁ。おめでとう〜。
今週は、牧場の火災によって Favorite Trick 号や Saratoga Six 号が焼死したという痛恨の事故があっただけに、このニュースは真っ暗だった米国競馬界の雰囲気を幾分か明るくしてくれたと思います。

*1:同じ牝系に Rock of GibraltarRiverman