中日新聞杯 阪神JF・予想

中日新聞杯 中京・2000メートル GⅢ・3歳上・ハンデ 15:30発走

   ◎ マヤノグレイシー(2枠2番)
   ○ インティライミ(4枠6番)
   ▲ ミツワスカイハイ(8枠13番)
   △ マヤノライジン トーホウアラン トウショウシロッコ
 難しいな・・・。それにしても、年々出走メンバーが良化されているような気がするので、興行主である中京競馬場は嬉しいでしょうw
 ここ5年、連対する馬は5歳以下ばかり。というわけで、年齢がネックですが(7歳)、清水Sを勝ち上がって絶好調のマヤノグレイシーを本命に抜擢する。今年は4戦してすべて3着以内と安定感は抜群で、左回りも得意にしている。相手関係は強化されますが、古馬になって以来初めて55キロというハンデで走ることができるのは嬉しいでしょう。
 インティライミ天皇賞では暴走で自滅してしまいましたが、ここは叩き3戦目。もう少し距離があったほうが良いのではないかという印象もある一方で、先行力が活かせる中京の開幕週。イッタイッタという光景が鮮やかに目に浮かびます。この斤量(トップハンデ 57.5キロ)はちょっとかわいそうだけど、GⅠ戦線で揉まれてきた実績からすれば、こなせる範囲か。
 中京での連対率が100%で、ハンデも手頃なミツワスカイハイで大きな配当(?穴人気になるかも)を狙います。前々走は太めで2着、一叩きされた前走は期待されたが、よりによって体重増で1番人気を大きく裏切った。460キロ前後に体が絞れていれば。


阪神ジュベナイルフィリーズ 阪神・1600メートル GⅠ・2歳牝・馬齢 15:40発走

   ◎ イクスキューズ(8枠16番)
   ○ ローブデコルテ(8枠17番)
   ▲ アストンマーチャン(5枠9番)
   △ ルミナスハーバー ウォッカ クラウンプリンセス
 新装阪神競馬場こけら落としにふさわしい華やかな乙女が揃いましたね!スピード自慢も多いので、速くて厳しいレース展開になりそうです。
 そのスピード自慢の筆頭格は、もちろん、3連勝でファンタジーSも圧勝したアストンマーチャン。あの脚を見るかぎり、この娘にかなう馬はちょっといないのではないかと確かに怖気づいてしまいますが、過去のデータを鑑みるに、ファンタジーS好馬走はこの本番のGⅠでは全く振るわない。あの故ラインクラフト号ですら、不利があったとはいえ、3着止まりだった。それに、掛からずにマイルを走りきることができるのか不安です。
 むしろ、ここはマイル辺りが適距離っぽいイクスキューズで勝負したい。札幌2歳Sでは有力牡馬ナムラマースにも引けをとらなかった。対抗のローブデコルテもコスモスSでそのナムラマースに完敗していますが、能力的にはイクスキューズとそれほど変わらないように見受けられる。
 ルミナスハーバーヒシアトラスの妹で素質もかなりあるのですが、騎手がね・・・。ウォッカはわずかキャリア2戦(1勝)という経験不足で評価を下げる。ただ、前走の黄菊賞で出遅れながらも冷静さを失わずに崩れなかったのは自在性がある証拠。マイネルソリストの0.2秒差ならここでも十分勝ち負けになるだろう。
 まあ、何はともあれ、新コース。当たる自信が全くない!w