涜書:フーコー『知の考古学』

夕食後半。III&IV章再訪。

Archaeology of Knowledge (Routledge Classics)

Archaeology of Knowledge (Routledge Classics)



やっぱわからんもんはわからんな。さすがにそろそろ諦めるか。
しかし「知」の「考古学」ってタイトル*の本で、

「考古学」のほうは、いまや人に説明できるくらいにバッチソ理解できたと思うのだが

「知」ってがなんなのかわかんないと わかったことにならんよなぁ。(嘆息)

* このタイトルは、
  • 《「Savoir」という記述領域を、「考古学」という記述方針でもって扱うよ》
あるいは、
  • 《「考古学」という記述方針を採ると、「Savoir」という記述領域を獲得できるよ》
と述べているのだった。なので、「Savior」がわかっとらんということは、この本がわかってない、ということなのであるよ。
ちなみに、『言葉と物』のほうは、
  • 《この本は言葉と物およびそれらの関係を扱っているよ》
と述べているのではなく
  • 《この本は、言表(〜言説)というものを扱っているのだが、それは言葉でも物でもないよ》
という趣旨のことを述べている。のだった。
ちなみに、『存在と時間』というタイトルは、
  • 《存在の意味は時間だよ》
と述べており、『存在と意味』というタイトルは、
  • 《存在(する)とは意味(すること)だよ》
と述べている。のだった。関係ないけど。

お買いもの:バルタサル・グラシアン

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わろた。

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日本分子生物学会シンポ

研究MLから。転載可情報を転載。
非会員でもこのシンポの参加費は無料だとのこと。

日本分子生物学会第27 回年会企画 <年会に参加される方は、ぜひおいで下さい>
第3回 男女共同参画シンポジウム:女性研究者がPI(研究グループのリーダー)になるには?
−「ガラスの天井」はどこにあるのか−
  • 年会4日め(12 月11 日)13:15-15:30 神戸国際会議場D 会場(3 階301 号室←変更になりました!)
  • 企画 日本分子生物学男女共同参画ワーキンググループ(伊藤啓:東大・分生研、大坪久子:東大・分生研)

<趣旨>
男女共同参画問題には非常に多様な側面があり、短時間のシンポジウムで全てを総花的に扱ったのでは、深い議論は難しい。そこで本年会では毎回テーマを絞った企画を試み、昨年は育児支援の問題を取り上げた。今回は、独立した研究グループを率いるリーダーである、いわゆるPI(ピーアイ、Principal Investigator の略)のポジションに女性が少ないという問題を取り上げる。
 現在分子生物学の分野では、学部〜ポスドクの階層では女性の比率は3 割近くに達している。しかし助手・助教授・教授と階層が上がるにつれ、女性比率は大きく低下する。研究所等でも研究員には女性は多いが、研究室長やプロジェクトリーダーには女性は少ない。上級研究職への採用や昇任に際して、あからさまな女性差別規定が存在するわけではなく、女性を意図的に排除する意識も現在では少なくなっている。このように制度的には開かれていて上が見えているはずなのにもかかわらず、実際には目に見えない障壁がある状況を「ガラスの天井」と言う。
 出産・育児に時間を取られることが女性にとってハンディキャップになっているのは明らかであり、育児支援の必要性は言うまでもない。しかしガラスの天井は子供がいる女性に限った問題ではない。育児支援制度の充実と平行して、それ以外の面にも女性PI の増加を阻害している要因がないのか、制度と意識の両面から問題点を発掘し、現状を変えてゆく必要があろう。
今回の議論が上級研究職をめざす女性研究者への具体的アドバイスにもなれば幸いである。



<プログラム>

  • 会長あいさつ
    • 山本正幸(東大・理:教授)
  • 学協会アンケートからわかる分子生物学会会員の実態
    • 赤林英夫(慶応大・経:助教授)・木村洋子(都臨床研:独立研究員)
  • 女性のPI はなぜ少ないのか? −−表にでてこない本音の声−−
    • 伊藤啓(東大・分生研:助教授)
  • PI になってみて思うこと
    • 森郁恵(名古屋大・理:教授)
  • あなたは自分のラボを持ちたいですか?
    • 大隅典子(東北大・医:教授)
  • Work hard! Work hard! Work hard! ...and dream big. −−ガラスの天井を突き破るには−−
  • 男性が真の自己実現をしやすい社会こそ、男女共同参画への道 −−男性へのアファーマティブアクションの勧め−−
    • 粂昭苑(熊本大・発生医学研究センター:教授)
  • The Science of Scientist Recruitment
    • 広海健 (遺伝研、総研大・遺伝学:教授)
  • 内閣府男女共同参画局からのメッセージ
  • 討論

涜書:ミシェル・フーコー『思考集成3』

昼食。凄い勢いで俺がフーコーを再読するスレ

3歩進んで2歩下がる。いや、3歩か。
饒舌のスパイラル。

お客さま

google:職能神
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



google:イナクトメント+社会学
(´・ω・`).....

google:社会学+中出し
中田氏はいかんぞ中田氏は。

google:(´・ω・`)+社会学
ネタかよ。

新刊二冊

社会科学基礎論研究会MLからのクリップ:

不妊と男性 (青弓社ライブラリー)

不妊と男性 (青弓社ライブラリー)

  • はじめに  青弓社編集部
  • 第1章 不妊と男性をめぐる問題系  村岡 潔
  • 第2章 男性不妊治療の最前線  岩崎 晧
  • 第3章 不妊女性を支える男性たち  西村理恵
  • 第4章 男性不妊の歴史と文化  白井千晶
  • 第5章 「男性問題」としての不妊──〈男らしさ〉と生殖能力の関係をめぐって  田中俊之




クリティークとしての社会学──現代を批判的に見る眼

  • 作者: 西原和久・宇都宮京子編
  • 出版社/メーカー: 東信堂
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本

  • 序 章 現代社会と批判的思考──批判の営みとしての社会学と主体への問い (西原和久)
  • 第1章 歴史の中の自我──自己・他者・暴力 (奥村隆)
  • 第2章 ポストモダン社会と自己物語──家族療法の変容を通して (浅野智彦
  • 第3章 若者文化のゆくえ──「世代間ギャップ」は終焉したのか (小谷敏)
  • 第4章 「長生き社会」という観点 (宮原浩二郎)
  • 第5章 危機の時代の社会批判──カルチュラル・スタディーズと民主主義の問い (渋谷望
  • 第6章 政治社会の今を問う (早川洋行)
  • 第7章 情報社会の夢と現実──ITは社会を変えるか (張江洋直)
  • 第8章 社会運動は社会を変えるか──「〈私たち〉の社会運動」の地平と可能性 (山嵜哲哉)
  • 終 章 生活者の視線と社会学の問い──可能態としての現実とは (宇都宮京子)

奥さん!ポストモダンですYO!

大学院進学はまちがいなく自殺行為である

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仕様です。

違う。
みんなシンクタンク目指すか日曜社会学かだ。

とかいってないで帰ろーっと。