呂律 / a mode distinction Twitter

2009-12-24

[] 外延的定義・僥倖・外挿:補遺 外延的定義・僥倖・外挿:補遺1を含むブックマーク  外延的定義・僥倖・外挿:補遺1のブックマークコメント

heis101さんのブログエントリに応答します。が。

この↑エントリ、社会科学系の大学院生に対して

目下の主題が 当該分野にとって周縁的なものではないことを勘案すると、

ひょっとしたら けっこう失礼なことを言ってしまっているのではないかという懸念があるので、ごく選択的にのみ応答させていただきますよ。(危険回避的なアレで。)


trickenさんは雲隠れしちゃったし、

inf.さんは突然現れて10分20分バババッと意見投下してすぐに去っていかれるし、

contractioさんはcontractioさんで、言いたいことをいきなりパッと言うのではなく、「私たちはふだん、何々ということがあります。確 かにそういうことはあります。」みたいな話を延々と語るに近いかたちでの話法を選択されていたり(私にもそういうところがないわけではないが、私とはまた 違った形で相手のリズムを狂わせる話法を氏はお持ちのようだ)、話す(お書きになる)調子が非常にゆっくりなのでなんか調子くるうし、

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

まぁ、言い得て妙、という感はありますが。

とはいうものの、私としても、いつでも・どこでも・誰に対しても こうした書き方をするわけてはないのでして。「わかってること/わかってないこと」の区別をちゃんとつけずに話をどんどん先に進めてしまう方々との やりとりでは、「ゆっくりと」──何を確認すればよいのかの確認や提案も含めて──書くことが必要になってしまう ということもご理解いただきたいところです。


我々が日々なんなく──あるいは「なんとか」──やってしまっていることを「わからないこと」扱いしているのに、 もっと激しく非自明な主張のほうは、二人には「わかって」いるらしい。

おかげで、二人の議論運びを追うのはたいへんに難しい。

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20091221#p1

これ、なんか、違う気がする。

[...]

つまり、「もっと激しく非自明な主張」のほうは、「分かっている」のではなく、「分かっているのか分かっていないのか、そんなこと知らんよ」ということだ と思うのだ。無関心っていうのはそういうことでしょ。

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

「無関心」というのはどこから出てきたんでしょうか。何を受けて=指していますか?


だから、その、また比喩を使うと分かんないって怒られるかもしれないけれど(笑)、2人(3人)はプールで水泳をしているんですよ。ね。

でも、contractioさんだけは、プールに飛び込まずに、「なぜこいつらはプールに飛び込んで水泳をしているのか」ということを、プールサイドに 立って、記述されているわけですね。少なくとも記述を試みられているわけですね。

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

たとえ話に付き合うなら、

  • なぜこの人たちは、
    「そもそも人間が泳ぐことは不可能である」「それなのに、人はなぜ泳ごうとするのか」「その動機は?」「しかし浮き輪があれば大丈夫だ」とかと、泳ぎながら言い合っているのだろう、
    と不思議に思って──自分も泳ぎながら──尋ねている

というくらいのところでしょう。


が、「命題」なるものがどこから出てきたかさっぱりわからないので、解説を乞う。

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20091221#p1

[...]

んー、私は、命題という言葉は、ふつう辞書に載っている意味で使ったわけですけど何か?

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

いや、そうじゃなくて、なぜこれが私のポストへの返信の中に登場したかがわからない、と言っているわけです。

heis101さんの、「証拠ではなくて命題」ということばは、この↓やりとりの次に登場するものですが:

  • [heis01] contractioさんが言いたいのは、「言い過ぎたか言い過ぎなかったかのどちらかの感覚を体験できているという自体が、すでにして『何らかのやりとり』が成立しているあかしではないか」ということですよね?
  • [contractio] 「あかし」ということは、「証拠立て」が関係していることを含意しますよね。でも、これは証拠が必要なことではないでしょう。[...]
  • [heis101] [...] 「証拠」ではなく、論理学的な関係を言う際に必要となる「命題」でしょ。

「証拠」は「あかし」とのつながりで(私が)出したものですが、では「命題」は? というのが私の尋ねたかったことです。

ちなみにここで私は、「人はいつも、言い過ぎるか言い足りないかのどちらかである」という主張には賛成も反対もしていません。

もっと言うと、

「やりとりの中で我々には非常に多くのことが分かっており、また多くの手がかりをお互いに与え合っている。

だからこそ、やりとりが失調したときには どのあたりに問題があるのかの当たりがつくのだし、

すでに分かっているたくさんのことに基づいて問題に対処していくこともできる。」

ということをゆって、「あーなるほど、疑問が氷解しました!」って、trickenさんとinf.さんが、なるかっつーと、ならない気がするんですよ(私も、ならない)。

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

もともと私はお三方の主張や設問にはコミットしていないわけですから──したがって、当該諸問題に解答を与えようとしていないわけですから──、私の主張によって疑問が氷解することがなくてもおかしなことではありません。

私が関心を持っているのは──すでに記したとおり──、「これらの主張がどのような仕組みで成立しているのか」ということのほうです。なので、もしも「氷解」を生じさせることがありうるとしたら──あれば僥倖ですが──、唯一、「成り立ちを検討してみた結果、問題だと考えていたものは問題ではなかったことがわかりました」という仕方で説得できたときでしょう。

では、この議論ではどうだろうか。──と考えてみると、trickenさんの議論 も inf.さんの議論も、上記のどちらにも相当しないように思われる。

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20091221#p1

ほーう、これはおもしろい。「1.」にも「2.」にも相当しない議論であると申すか(笑)。

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

失礼。これは撤回します。

この問いの定式は heis101さんが行ったもので、trickenさんやinf.さん自身のものではありませんでした。そこに気軽に乗ってしまうのはよくありません。

そして、私が言えばよかったのは、「「わかること/わからないこと」がはっきりしていないので、二人の主張はよくわからない」ということまででした。

「どちらにも相当しない」とかいう必要はなかった。

うーんとですね、その、これを読む限り、contractioさんの言いたいことは、

「ある社会の実情が可能なのはなぜか」を問う者は、当然に、「ある社会の実情」のなかに、自分たちが問うている行為そのものもまた含まれているということ を前提にしなければいけない

のに、

この2人(3人)はそれを前提にしていない

というところに、あるように見える。あるような気がする。

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

無駄に一般化しすぎです。そんな強い主張はしていないので、よく読んでください。


「不明確であったり恣意的であったりすること」

が問題なわけだ。

じゃあさ、まあ少なくとも明確にはすればいいんじゃないの?

http://heis.blog101.fc2.com/blog-entry-215.html

はい。そういうことです。

[] 清塚『フィクションの哲学』/ルーマン『社会の芸術 清塚『フィクションの哲学』/ルーマン『社会の芸術』を含むブックマーク  清塚『フィクションの哲学』/ルーマン『社会の芸術』のブックマークコメント

通勤読書往路。

序、1&7章、結語。あとはルーマンをぱらぱらする。

フィクションの哲学

フィクションの哲学

  • 序 論 フィクションを問うということ
  • 第1章 フィクションの統語論
  • 第2章 フィクションの意味論
  • 第3章 主張とミメーシス
  • 第4章 フィクションの言語行為論
  • 第5章 ごっこ遊びの理論
  • 第6章 視覚的なフィクションをめぐって
  • 第7章 フィクションのなかでの真理
  • 結 語
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/432615408X.html
http://socio-logic.jp/baba/preview/kunst.php
★捨てハンドル名での書き込みはあっさりさっくりと削除させていただくことがあります。 中の人

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