借りもの:ダリオ・メロッシ『社会統制の国家』

6月18日まで。

アメリカにおいては、将来の牧師や他の専門職や上層の人たちの教育のための単科大学は植民地時代以来盛んだった。しかし、アメリカにおける完全な意味での最初の総合大学となったジョン・ホプキンズ大学が広く一般に門戸を開放したのは、1876年になってからだった。「4年後、コロンビア・カレッジが全国的総合大学への発展の緒についた。まもなくミシガン大学とペンシルヴァニア大学がこれに続いた。1891年には、巨額の私財の寄付によって、二つの主要な大学、スタンフォード大学シカゴ大学とが設立された。まもなく、他のいくつかの大学がこれに続いた。
アメリカの大学制度は、かなりの短期間のうちに目覚ましく拡張しただけでなく、新しい大学は、ヨーロッパの大学のように何世紀にも渡る古い伝統に縛られることがなかったので、新しい学問、とりわけ社会科学系の新興学問の受け入れに積極的だった。 [26]

ルーマン『マスメディアのリアリティ』

昼食。

マスメディアのリアリティ

マスメディアのリアリティ

  1. リアリティの二重化という分化
  2. 自己言及と他者言及
  3. コード化
  4. システムに固有な普遍性
  5. ニュースとルポルタージュ
  6. リクペロ
  7. 広告
  8. 娯楽
  9. 統一体と構造的カップリング
  10. 個人
  11. リアリティの構築
  12. 構築というリアリティ
  13. マスメディアの機能
  14. 公共圏
  15. スキーマの形成
  16. パラドックスとしてのセカンド・オーダー・サイバネティックス

涜書:飽戸(1972/1992)『コミュニケーションの社会心理学』

コミュニケーションの社会心理学

コミュニケーションの社会心理学

  • はしがき
  • 第1章 パーソナル・コミュニケーション
  • 第2章 説得的コミュニケーションの研究──実験的アプローチ──
  • 第3章 マス・コミュニケーションの効果研究──調査的アプローチ──
  • 第4章 マス・コミュニケーション研究のニュールック
  • 第5章 広告の社会心理学
  • 第6章 ニューメディアと社会生活
  • あとがき