【告知】(4/28)社会学研究互助会 アネックス3:佐藤裕『ルールの科学』合評会

社会学研究互助会では来る 4/28(日)に下記の催しをおこないます。

社会学研究互助会 アネックス3:佐藤裕『ルールの科学』合評会

※当日評者のお二人に加え、著作のなかで論評されている森一平さんと五十嵐素子さんにも文書にてリプライをいただく予定です。

https://socio-logic.jp/gojo/

著者である佐藤さんに自著紹介を書いていただいていますので、こちらもご覧いただき、参加をご検討いただければ幸いです。

第26回 日米経営学史茶話会:梅崎・南雲・島西(2023)『日本的雇用システムをつくる 1945-1995』第5回

私が世話人を務める著しく多数の読書会すべての中で最も人気のない日米経営学史茶話会の次回例会は 4/15夜に開催します。
お申し込みはこちらから。

第26回 日米経営学史茶話会

The Five Books:デカルト『方法序説』読書会(講師:三浦隼暉)

https://the-five-books-discourse-on-the-method-4.peatix.com/

講義内容

今から約400年前、現代科学の礎が築かれた科学革命の時代、ルネ・デカルト(1596–1650年)という一人の天才が、新たな哲学を打ち立てるために奮闘していました。この講義では、彼の努力のなかで生み出された稀代の名著『方法序説』(1637年)を、4週間かけて全4回の講義とともに読み進めていきます。
 この本を読んで得られるものを一言で表すならば〈考えるための方法〉ということになるでしょう。彼の生きた17世紀は「方法の世紀」とも呼ばれる時代でした。なぜ方法なのか。それは、新たな物事の誕生には常にそれを遂行するための新たな方法が伴わなければならないからです。前の時代と同じやり方では同じ結果になってしまう。彼らは新たな方法を打ち立てることで、新たな科学を、そして新たな哲学を打ち立てようと試みたのです。
 『方法序説』はそんな方法の世紀においても、随一の影響力と破壊力をもつ書物です。たしかに、本書には、現代科学では否定されている事実や、批判されがちな心身二元論などが登場してきます。しかし、読み進める上で重要なのは、デカルトがそのような考えに至ったのはなぜか、という点です。というのも、その思考プロセスにこそ「方法」があるからです。デカルトの思考方法は時代を超えて現代の私たちにも大いに参考になることでしょう。
 本講義では、『方法序説』の内容に関する紹介はもちろん、17世紀の他の哲学者たちの思想との比較、さらには毎回の講義の冒頭で本書をより楽しむためのブックガイドの時間なども設ける予定です。また、講義期間中はいつでもSlackを用いて講師に質問をすることが可能になっていますので、理解が難しい箇所があっても一人で悩まず講師とともに考えることができます。
 『方法序説』は初めて哲学書を読む方、哲学への最初の一歩を踏み出したい方、さらには17世紀哲学に興味を持っている方などにもお勧めです。ぜひ一緒に『方法序説』を楽しみましょう。みなさんのご参加をお待ちしております。

  • 第1回 (2024年4月14日 20:00-21:30)
  • 第2回 (2024年4月21日 20:00-21:30):『方法序説』第一部から第三部
  • 第3回 (2024年4月28日 20:00-21:30):『方法序説』第四部
  • 第4回 (2024年5月12日 20:00-21:30):『方法序説』第五部から第六部
https://the-five-books-discourse-on-the-method-4.peatix.com/

デカルト(1637)『方法序説』第一部


ISBN:4003361318

この序説が長すぎて、一度に読み通しにくければ、これを六部に分けてもよかろう。そう分けると、

  • 第一部には学問についてのさまざまな考察が、
  • 第二部には著者の探求した方法の主要な規則が、
  • 第三部にはこの方法からひき出された実践道徳の規則のいくつかが見いだされるであろう。
  • 第四部には、神ならびに人間精神の存在を証明する若千の根拠が見いだされるであろう。これは著者の形而上学の基礎である。
  • 第五部には、著者の探求した自然学の諸問題の順序、なかんずく心臓の運動、そのほか医学に属するいくつかの難問、つづいて私どもの精神と動物の精神とのあいだに存する相違が説明されるであろう。
  • 最後の部には、著者が自然の探求において、これまでよりさらに前進するために必要と思われることなど、それと著者に筆を執らせた理由などが見いだされるであろう。

朴 沙羅 単著執筆準備作業進捗報告互助会01

初回は 4/13(土)午後に開催することが決まりました。
作業タイトルは「日本の出入国管理政策」、月に一度のペースで進捗報告会をおこない、新書として刊行される予定です。
お申し込みはこちらから:

お買いもの:尾崎俊介(2024)『アメリカは自己啓発本でできている:ベストセラーからひもとく』

朝カル講座の講読候補。