1991 上野-江原論争

UTデータセッション実習の資料。

お買いもの:バーナード・バーバー(1952→1955)『科学・社会・人間』

この本、邦訳があったの知らなかった。

  • 感謝の言葉
  • 序に寄せて(R・K・マートン
  • 緒言 科学とはなにか
  • 第1章 科学の性格
  • 第2章 科学の発達史
  • 第3章 現代社会における科学
  • 第4章 科学の社会的構造
  • 第5章 アメリカの科学に関する社会団体
  • 第6章 アメリカの大学における科学者
  • 第7章 アメリカ実業界の科学者
  • 第8章 アメリカ政府の科学者
  • 第9章 発明及び発見の社会的過程
  • 第10章 科学に関する社会的制約
  • 第11章 社会科学の本質と将来
  • あとがき(訳者)

ジョルジョ・アガンベン(2006)「装置とは何か」

ハイデガー『芸術作品の根源』読書会のサブテキスト。
10節構成、邦訳では11頁ほど。



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  • 「実定性」の出典:イポリット(1945→1974)『ヘーゲル歴史哲学序説 (1974年)』 第3章「理性と歴史 実定性概念と運命概念」
    • ヘーゲルキリスト教精神とその運命」「キリスト教の実定性」
    • ヘーゲル「実定的な宗教は、多かれ少なかれ強制によって魂に刻印されたさまざまな感情や行動を包含する。そのような行動は指令や服従の結果であり、直接の利害なしに遂行される。」
    • イポリット「諸問題が切り結ぶ点が、この実定性概念に関して見て取れる。ここにはまた、これ以降のヘーゲルがおこなうさまざまな試みも見て取れる。すなわち、一方の純粋理性理論史的要素、そしてとりわけ実践的な純粋理性)と他方の実定性すなわち歴史的要素、この両者を弁証法的に──ここでいう弁証法は、弁証法自体をまだ意識していない弁証法である──結びつけようとする試みのことである。ある意味で、ヘーゲルは実定性を人間の自由に対する障害とみなし、断罪している。一宗教の、また一社会状態の実定的な諸要素を探究するとは、その諸要素において強制的に人間に課されているものを発見するということ、理性の純粋さにシミをつけているものを発見するということである。だが、また別の意味では、この実定性は、ヘーゲルの指向が発展するにつれて優位に立ち、理性と和解せねばならないとされることになる。理性は抽象的であることをやめ、生の具体的な豊かさに適合するようになる。したがって、ヘーゲルの見かたにおいてなぜ実定性概念が中心に位置しているのかがわかる。」

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訳者解題

  • 装置(ディスポジティフ):oikonomia, dispositio, Positivitaet, 管理、運営、マネジメント

第27回 日米経営学史茶話会:梅崎・南雲・島西(2023)『日本的雇用システムをつくる 1945-1995』第6回

私が世話人を務める著しく多数の読書会すべての中で群を抜いて最も人気のない日米経営学史茶話会の次回例会は 5/21夜に開催します。
お申し込みはこちらから。

第27回 日米経営学史茶話会

  • 文献:梅崎修・南雲智映・島西智輝,2023,『日本的雇用システムをつくる 1945-1995――オーラルヒストリーによる接近』東京大学出版会
    https://www.utp.or.jp/book/b619360.html
  • 範囲:
    • 第8章 日本的能力観の構築
    • 第9章 新しい人事方針への変革

お買いもの:金庸『射雕英雄伝1 砂漠の覇者ジンギスカーン』

UTDSにて留学生さまに教えていただいたもの。

  1. 射ちょう英雄伝 1 (徳間文庫 き 12-11 金庸武侠小説集)
  2. 射ちょう英雄伝 2 (徳間文庫 き 12-12 金庸武侠小説集)
  3. 射ちょう英雄伝 3 (徳間文庫 き 12-13 金庸武侠小説集)
  4. 射雕英雄伝〈4〉雲南大理の帝王
  5. 射ちょう英雄伝 第5巻

【告知】(4/28)社会学研究互助会 アネックス3:佐藤裕『ルールの科学』合評会

社会学研究互助会では来る 4/28(日)に下記の催しをおこないます。

社会学研究互助会 アネックス3:佐藤裕『ルールの科学』合評会

※当日評者のお二人に加え、著作のなかで論評されている森一平さんと五十嵐素子さんにも文書にてリプライをいただく予定です。

https://socio-logic.jp/gojo/

著者である佐藤さんに自著紹介を書いていただいていますので、こちらもご覧いただき、参加をご検討いただければ幸いです。