Hatena::ブログ(Diary)

関西人の適当な日々 Twitter

2010-09-12 日本語が亡びるときを読んで英語の勉強をしようと決めました!

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で


最近はてなCTOになられた田中慎司さんのブログで知ったこの本。

技術者としての「日本語が亡びるとき」 - 田中慎司のログ


読んだあとで気づいたけどいろんな方が書評してた。

404 Blog Not Found:今世紀最重要の一冊 - 書評 - 日本語が亡びるとき

水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan


書評は上のブログを見ていただくとして、自分が印象に残ってるところをメモ

自分の話言葉しか読めない人は単一言語者である


この言葉が痛すぎです。日本語がしかわからない自分が今後どうなるのか?

先進国がどんどん伸びてゆくなかで今後少子高齢化が進む日本。

世界と戦うには英語が必要と耳が痛くなるほど聞かされている中で、一番印象に残った一言。


日々インターネットで情報を集めているが、それは日本語での話。

日本語だけでの情報収集はだめなのかと自問自答しました。

でも海外のブログを翻訳して紹介してるサイトでおもしろい記事を発見すると、ちょっぴり悔しかったりする…

それを解決してくれる言葉もこの本で紹介されてました。


インターネットアメリカで開発された技術だが、いつのまにか世界中の言葉で流通するようになった。

だが、インターネットによる英語の支配と、インターネットで流通する言葉が多様化しているという事実とは矛盾しない。

英語と英語以外の言葉とでは、異なったレベルで流通しているからである。


人類の歴史は言葉の歴史でもあったと書かれているように今後、人類の歴史はどうなるかわからないが、

英語の歴史は依然残り続けるであろう。これを機に英語の勉強を本気でしようと考えました。

2010-09-08

沈まぬ太陽を読んで

23:55 |

堀江貴文さんの[徹底抗戦]の中で紹介されていたこの本。

あのホリエモンが感動して、ワザワザ群馬県にある御巣鷹山へ参拝へ行かれたということなので

興味が沸いて読んでみました。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)


以下ほんの少しネタばれ含みます。

普段はあまり小説は読まないのですが、初の"ノンフィクション"小説。

厳密にはノンフィクションではなく、事実を取材した結果を小説へと再構成しているので

全てがノンフィクションというわけではありません。

物語は1985年8月12日に起こった日本航空123便墜落事故を中心とした日本航空の会社の体制や組合問題などが描かれている。

詳細はwikipediaなどを見ていただくとして僕が感じたことをメモしていきます。


主人公の圧倒的な正義感に感動すると共に実際に事故で亡くなった方を考えずに、自分の野心や金のみを追求する役員に反吐がでました。

520名という尊い命が奪われた中、遺族へ真剣に謝る者もいれば人の命を金で変えようと必死になる航空会社の遺族係りの者。

うまく立ち回って会社の遺族問題をあやふやに解決し、業績を黒字化させようとする者…

安全性の追求を行わずに責任の所在を押しつけ合う経営者


会社は倒産してもまたやり直せるが、亡くなった方の命は戻ってこない。

取材がどこまで真実なのかわからないが、これが真実だとすると人間の影の部分が怖すぎます。

まだ自分にはこのような経験はないが、主人公のように正義感丸出しに行動することができないだろう。


いかに取材といえど会話や心情などは著者の想像で描かれているだろうが、

本当にその場にいたような気持ちになれる著者の表現力に感動を覚えました。

最後に一番印象に残ったところを書いておく。

主人公がアメリカにあるブロンクス動物園の人間の上半身が映る鉄格子のはまった

"鏡の間"というところで鏡の上に記されている言葉がある。


THE MOST DANGEROUS ANIMAL IN THE WORLD(世界で最も危険な動物)


鏡に映った人間がこの世で一番危険というメッセージがこの本の要約に相応しい言葉だと思います。