じじぃの「人の死にざま_428_ビゼー」

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Angela GHEORGHIU - Habanera - Carmen - Bizet 動画 YouTube
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G. Bizet, L'Arlesienne / Limburgs Orkest Jeugd en Muziek 動画 YouTube
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L'Opera Imaginaire - Les pecheurs de perles 動画 YouTube
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ジョルジュ・ビゼー フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ジョルジュ・ビゼーはフランスの作曲家である。
【生涯】
ジョルジュ・ビゼー1838年、フランス・パリに生まれた。
父は声楽教師、母はピアニストで、幼い頃から音楽に親しみ、記憶力が抜群であった。9歳でパリ音楽院に入学し、フランソワ・マルモンテル、シャルル・グノー、ユダヤ人ジャック・アレヴィらに師事してピアノ、ソルフェージュ、オルガン、フーガで一等賞を獲得した。
歌劇などの劇音楽を作曲の中心とし、25歳のときの歌劇『真珠採り』でオペラ作曲家の地位を確立する。その後フランス人の作家アルフォンス・ドーデの劇『アルルの女』の付随音楽や、歌劇『カルメン』などを作曲したが、1875年3月にパリのオペラ=コミック座で行われた『カルメン』の初演は、ヒロインが女性労働者だったこともあり失敗に終わった。ヒロインの声域をそれまでに一般的だったソプラノではなくメゾソプラノに設定したことも新しさの一つだった。
1869年にビゼーは師アレヴィの娘であるジュヌヴィエヴ・アレヴィと結婚した。師は既に(1862年)亡くなっていた。『カルメン』初演の約3ヵ月後である1875年6月3日、敗血症のため36歳の若さで世を去ったが、後にビゼーの音楽は世界的に認められるようになった。

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『映画でクラシック』 西村雄一郎/著 新潮社 2007年発行
オペラへの招待 (一部抜粋しています)
『真珠採りのタンゴ』という曲を聴いたことがことがないだろうか? 軽快なリズムが耳に心地よいタンゴの名曲である。
実はこの曲には原曲がある。『カルメン』を作曲したビゼーが、25歳の時に初めて書いたオペラ『真珠採り』のなかの愛あが、その元ネタなのだ。このオペラはセイロン島が舞台。神に仕える巫女レイラと、漁夫ナディールと真珠採りの首長ズルガの三角関係が描かれているが、台本がずさんなので、たびたび上演される作品ではなかった。しかしビゼーの曲がとびぬけてよく出来ていたために、そのアリアは昔から愛されてきた。
なかでも子舟に乗ってきた尼僧を、かっての恋人レイラだと確信したナディールが歌う<耳に残るは君の歌声>は、名曲中の名曲。彼は彼女の声をもう一度聞きたいと思う。その痛切な恋の思いを甘美に歌う高音の美しさは、得も言われない。『ナディールのロマンス』とも呼ばれて、数々の名テノールによって歌われてきた。この曲が『真珠採りのタンゴ』の原曲である。

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『人間臨終図巻 上巻』 山田風太郎著 徳間書店
ビゼー (1838-1875) 36歳で死亡。
ビゼーは1年余を費やして作曲したオペラ『カルメン』が不評で、それで心臓を悪くして死んだと伝えられる。
実際には、『カルメン』は1875年3月にパリのオペラ・コミーク座で初演され、3ヵ月後の6月3日、彼がパリ郊外ブージヴァルの自宅で死んだときなお続演されていたから、右の話はうそだが、しかし決して好評ではなかった。ふしぎにも名作『カルメン』は、最初パリっ子を当惑させたのである。
それ以外にも『アルルの女』など作曲する天才をいだきながら、ビゼーは不遇で短い生涯を閉じた。
5年後の1880年7月、チャイコフスキーは書いた。
「昨夜、仕事の疲れを休めるためにビゼーの『カルメン』を全曲ひいた。傑作という言葉の意味をいかんなく発揮した傑作だ。・・・・今後10年の間に、『カルメン』は世界で一番人気のあるオペラになるだろう」
チャイコフスキーの予言は当たったが、しかしビゼーが、たとえ直接の死因ではなくても、失意のうちに死んだことはまちがいない。

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