じじぃの「人の死にざま_1622_ハンフリー・デービー(発明家・化学者)」

Sir Humphry Davy 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FRyhiQYqoPI
バリウム検査

ハンフリー・デービー ウィキペディアWikipedia) より
初代準男爵、サー・ハンフリー・デービー(Sir Humphry Davy, 1st Baronet 、1778年12月17日 - 1829年5月29日)は、イギリスの化学者で発明家。アルカリ金属アルカリ土類金属をいくつか発見したことで知られ、塩素やヨウ素の性質を研究したことでも知られている。ベルセリウスは On Some Chemical Agencies of Electricity と題したデービーの1806年の Bakerian Lectureを「化学の理論を豊かにした最良の論文のひとつ」としている。この論文は19世紀前半の様々な化学親和力理論の核となった。1815年、デービー灯を発明し、可燃性の気体が存在しても坑夫が安全に働けるようになった。

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『元素118の新知識 引いて重宝、読んでおもしろい』 桜井弘/著 ブルーバックス 2017年発行
元素発見者ランキング より
元素を初めて発見した人々の物語を知ることは、元素の歴史を学ぶことにつながり興味深い。アメリカのシーボーグをリーダーとするグループによる人工元素の合成・発見が群を抜いて多い。
ベルセーリウス、ヒシンイェル(スウェーデン)とクラップロート(ドイツ)によるセリウム(Ce)の同時発見は、元素の第1発見者をめぐる国を挙げての論争となった最初の例である。
順位 発見者(国名)         発見元素数 発見元素

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1  シーボーグ(アメリカ)     9      Pu Am Cm Bk Cf Es Fm Md No
2  デービー(イギリス)      6      Na K Mg Ca Sr Ba
3  ラムゼー(イギリス)      5      Ar He Kr Ne Xe
4  シェーレ(スウェーデン)    4      Cl Mo W Mn
4  ベルセーリウス(スウェーデン) 4      Se Ce Th Si
6  クラップロート(ドイツ)    3      U Zr Ce
6  ボアボードラン(フランス)   3      Ga Sm Dy

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『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
バリウムの裏 そもそもなぜ飲む必要があるのか? より
胃カメラの前に飲むバリウム(Barium)は、原子番号56の元素。1774年、「酸素の発見者」として有名なスウェーデンの科学者、カール・ヴィルヘルム・シェーレによって、軟マンガン鉱から発見され、1808年にイギリスの科学者であるハンフリー・デービーによって単体として取り出された。
ハンフリー・デービーは、アルカリ金属アルカリ土類金属を多く発見したことで知られている人物。バリウムも、アルカリ土類金属の1つで、密度が大きく思いことから、ギリシャ語で「重い」を意味する言葉から、こう命名された。
じつは、バリウムは有毒な物質だということをご存じだろうか。バリウムはイオンとなって体内に入ると、吐き気や下痢、麻痺などの中毒症状が起き、死に至る場合もある。
というと、「健康診断のたびに、そんな危険なものを飲まされてるわけ?」と驚く人もいるだろうが、われわれがレントゲン検査のときに飲んでいるのは、純粋のバリウムではなく、「硫酸バリウム」である。
硫酸バリウムは非常に安定した物質で、胃酸にも溶けない。だから、胃のなかに入っているイオンにならず、飲んでも問題はない。
ちなみに、レントゲン検査で硫酸バリウムが使われるのは、バリウムが人体に含まれるどの元素よりも、多くの電子をもつからだ。
電子の多いバリウムX線を通さない。そのため、硫酸バリウムを飲んでX線撮影を行うと、消化器官などの輪郭が鮮明に映し出されるのである。

じじぃの「図表でみる各国の高齢者の貧困率(2015年版)!週刊エコノミスト」

Youth Poverty And Death From Overwork In Japan(HD)  動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=d-R547pAUIA
池上彰のニュースそうだったのか!! 2015年10月10日 バラエティ動画
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-77146.html
貧困率 国際比較統計・推移 (2012年) Global Note
1 メキシコ     18.90%
2 イスラエル   18.40
3 米国       17.90
4 トルコ      17.80
5 チリ       17.80
6 日本      16.00
7 ギリシャ    15.10
8 韓国      14.60
9 ロシア     14.20
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24 スウェーデン 9.00
25 ドイツ     8.40
35 チェコ     5.30
http://www.globalnote.jp/post-10510.html
1人当たりGDP OECD加盟国で20位に後退 2015年12月31日 NHKニュース
OECD経済協力開発機構に加盟する34ヵ国の中では、おととしの19位から順位が1つ下がり、イスラエルに次ぐ20位でした。日本は1996年の3位以来、経済の伸び悩みを背景に順位を落とす傾向が続いており、比較可能な1970年以降、最も低い順位となりました。

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週刊エコノミスト 特集:世界経済総予測2016 2015年12月29日・ 2016年1月5日合併号
世界と日本でいま起きている経済事象の核心をあますことなく伝えます。
http://www.weekly-economist.com/2016/01/05/%E7%89%B9%E9%9B%86-%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%B7%8F%E4%BA%88%E6%B8%AC2016-2015%E5%B9%B412%E6%9C%8829%E6%97%A5-2016%E5%B9%B41%E6%9C%885%E6%97%A5%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%8F%B7/
池上彰のニュースそうだったのか!! 2015年10月10日 テレビ朝日
【ニュース解説】池上彰 【進行】宇賀なつみ 【ゲスト】岡江久美子北村晴男坂上忍小籔千豊、ビビる大木、遼河はるひ新井恵理那
多数決で決める民主主義と優秀なリーダーがひっぱる独裁、経済活動は自由だけど、格差が大きい資本主義とそんなに裕福ではないけれど、みんなが平等の社会主義、あなたはどの国が幸せだと思いますか?
様々な国の形を知ることで日本のあり方を改めて池上彰が考えます。独裁=悪ではない!?独裁的国家だけど、みんなが裕福で幸せな国!?税金はものすごく高いけど、老後の心配も貯金も一切いらない国!?いろいろな国を知りましょう!
英国のエコノミスト誌が発表した世界民主主義ランキングで、世界167ヵ国中、日本は20位だった。1位はノルウェー、2位はスウェーデンと北欧が続き、英国は16位、米国は19位、韓国は21位、フランスは23位で民主主義国とされ、独裁主義体制の国の中で中国は144位、北朝鮮は最下位の167位だった。
→ https://en.wikipedia.org/wiki/Democracy_Index
意外にも日本はアメリカに近い格差社会であった。
http://www.tv-asahi.co.jp/ikegami-news/
週刊エコノミスト』 【特集】世界経済総予測2016 2016年1月5日号
視点装填 再分配政策が成功するには規模が重要 【執筆者】古市将人 (一部抜粋しています)
経済協力開発機構OECD)が12月1日、「図表でみる年金」の2015年版を公表した。同報告書には、各国の高齢者の相対的貧困率が示されている。ここでの相対的貧困率とは、所得再分配後(課税・給付後)の等価可処分所得(世帯規模などを調整した所得)を低い準から並べて、その半分の値未満の人の割合として定義される。
OECDの資料(表・参照)によれば、全人口の相対的貧困率OECD加盟国の平均が11.4%であり、日本は16%である。高齢者(65歳以上)の貧困率は、OECD平均が12.6%、日本は19.4%である。改めて日本の貧困率の高さが浮き彫りになったと言える。
より深刻なのは、76歳以上の高齢者の貧困率である。OECD平均は14.7%、日本は22.8%である。高齢者にも、より貧困リスクにさらされている人たちがいるのである。また、女性の高齢者の貧困率が高いことがOECD平均値より看取できる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
去年の暮れに本屋に寄ったら、「週刊エコノミスト 【特集】世界経済総予測2016」があった。
「視点装填 再分配政策が成功するには規模が重要」という記事に、「各国の高齢者の相対的貧困率」が載っていた。
日本はOECD加盟国の中で、何と貧困率6位でランクされていた。
メキシコはワースト1位で、アメリカ、日本と同じような数値だ。日本はドイツの2倍、チェコの3倍近い貧困率だ。
去年の10月に、「池上彰のニュースそうだったのか」を観た。そのときは「各国の民主主義」についての解説だった。
ほぼ、貧困率ランキングの逆読みと民主主義ランキングは比例関係にある。
ただ、日本には国民皆保険制度がある。病気がちのじじぃにはありがたい。