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老兵は黙って去りゆくのみ

2016-07-13

じじぃの「未解決ファイル_279_ニューロコンピュータ」

06:09

Professor Steve Furber Introduces SpiNNaker 動画 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=3j_mwobYEDQ

ニューロモーフィック・チップ 2015年6月23日 IoT

人の脳は、約1000億個にも上る「ニューロン」と、それらが接合する「シナプス」からなる複雑で巨大なネットワークです。

こうした脳内の神経活動をシミュレートして演算処理を行うマイクロチップIBMの「トゥルーノース(TrueNorth)」と言えます。「TrueNorth」は、100万本のニューロン、2億5600万個のシナプスに相当する54億のトランジスタを搭載していますが、ニューロンの数ではまだ昆虫程度の脳でしかありません。

その他にも、米Qualcommは既に、Zerothを搭載した自らナビゲーションの判断を行うことのできるロボットのデモを行っていますし、スタンフォード大学の「Neurogrid」や英マンチェスター大学が進める「Spinnaker」などもあります。

http://iot-jp.com/iotsummary/iottech/%E6%8A%80%E8%A1%93%E4%B8%80%E8%88%AC/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%83%E3%83%97/.html

スパイキングニューラルネットワークとは

発火頻度ではなくニューロンの内部電位に注目したモデル

http://www2.kobe-u.ac.jp/~hampton/Lecture/Model/Lecture20111214-2.pdf

NHKドキュメンタリー 時空を超えて 「“私”は何者なのか?」  2016年7月8日 NHK Eテレ

【語り】モーガン・フリーマン

脳をシリコン製のハードウエアで再現することに挑戦している科学者がいます。

マンチェスター大学コンピュータ工学者スティーヴ・ファーバーは特別なシリコン回路によってデータを小さな単位に区分けし、相互に接続させる方法を実現しようとしています。

彼は脳内のニューロンの動きを模倣する新しいコンピュータ・チップ「スピネーカー・チップ」を開発しました。

スパイキング・ニューラル・ネットワークアーキテクチャー(スピネーカー、SpiNNaker)です。

脳の働きをリアルタイムで実行できるよう設計された大規模な並列コンピュータです。人間の脳と同じスピードで動作するわけです。

スピネーカー・チップは1万6000個分のニューロンの動きを再現するようプログラムできます。

実際の人間の脳には1000億のニューロンがあります。人間の脳と比較すれば僅かな数ですが、それでも重要な意味があります。

ファーバーたちはスピネーカー・チップを搭載したロボットを作りました。

外部から遠隔操作はしていません。周囲の状況を感知しながらロボットが自分の判断で動いています。

視覚センサーで得た情報は、スピネーカー・チップに送られ、神経ネットワークを構成します。

そこから出力された情報がパソコンに送られ、ロボットの動きを制御する信号が送り返されます。脳と体が別々に存在しているわけです。

スピネーカー・チップで構成された脳は生物の脳とよく似た機能を果たします。環境と相互に作用し、自分の体を使って周囲の世界を理解していくのです。

そのため、経験を積めば積むほど賢くなっていきます。

今のシステムでは4つのチップを使っています。これでおよそ6万のニューロンに匹敵します。

間もなく10倍の規模の基板が完成する予定ですが、そうなれば85万個のニューロンがあるミツバチに近づきます。

いずれは哺乳類のレベルにも達するでしょう。

人間の複雑な脳を再現するためには桁違いの数のチップが必要になりますが、それもいずれ実現できるはずだとファーバーは考えています。

機械上で脳の働きを摸倣できたのです。いずれは実現するでしょう。

脳を模倣した機械がさらに発達を遂げれば、想像力を持ったり夢を見たりするのか。

非常に難しい問題ですが、可能性は十分にあると思います。

人間の脳が問題を解決する方法はシンプルなもので、基本的には機械でも再現可能だとファーバーは考えています。

人間のアイデンティティーニューロンの働きによって、目の前に広がる世界を把握し学び適応し記憶することで生まれてきます。

自分とは何者であるかを意識するようになるのです。

http://www4.nhk.or.jp/P3452/

どうでもいい、じじぃの日記。

人間の脳の仕組みを真似たコンピュータをニューロコンピュータと言うのだそうだ。

「間もなく10倍の規模の基板が完成する予定ですが、そうなれば85万個のニューロンがあるミツバチに近づきます」

「自分とは何者であるか」を意識するようになるのです?

「お前は何者だ」

「くそじじぃです」

じじぃの「人の生きざま_663_カール・ウーズ(微生物学者).」

06:07

Tribute to Carl R Woese 動画 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=Ou9I7Am8i5Y

 生物の分類系統図

超好熱始原菌の酵素代謝に関する研究 福居研ホームページ

90℃以上の高温環境で生育する超好熱菌を対象として、その特異な機構や代謝の解明、超好熱菌が産生する耐熱性蛋白質の機能解析を遺伝子工学蛋白質工学・ゲノム工学の手法を用いて進めています。

http://www.fukui.bio.titech.ac.jp/research/kod.html

カール・ウーズ ウィキペディアWikipedia)より

カール・リチャード・ウーズ(Carl Richard Woese, 1928年7月15日 - 2012年12月30日)はアメリカ合衆国ニューヨーク州シラキューズ出身)の微生物学者。

1977年に六界説、1990年に三ドメイン説という生物の分類体系を提唱したことで有名である。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の教授を務めた。

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『人間はどこまで耐えられるのか』 フランセス・アッシュロフト/著、矢羽野薫/訳 河出文庫 2002年発行

生命の木 より

生物の系統樹には、真核生物、細菌(真性細菌)、始原菌(古細菌)の3つの太い枝がある。真核生物は、私たち人間のように細胞核を持つ細胞からなり、細胞核の中にDNAがある。動物、植物、そして単細胞生物の多くは真核生物である。細菌と始原菌は単細胞生物で、細胞核はない。これらの菌はひとつひとつの種類を比べると、細胞核があるかないかと同じくらい大きな差があり、それぞれ固有の遺伝子を持つ。始原菌が第3の系統として認められるようになったのは、1970年代後半と比較的最近で、進化論を支持するカール・ウーズが最初に提唱した。当初はあまり受け入れられず、とくに祖国アメリカでは、ばかげていると片づけられるか軽視されたので、ウーズはひどく落胆した。始原菌は一般に、細菌から進化した系統と考えられていたのだ。

ウーズの内気な性格も手伝って彼の理論はなかなか広まらなかったが、今日では十分に確立されている。「始原菌」という名前を裏づける決定的な証拠が発見されたのは、1998年で、メタン生成菌の遺伝子ゲノム配列が、始原菌として初めて完全に解析された。その結果、細菌とは明らかに異なる独自の遺伝子であることが確認され、原核生物である細菌より、むしろ真核生物に近いことがわかった。始原菌(archaea)の語源はギリシャ語の”arkhaios”(最初)で、生命の起源を思わせる。あらゆる生命体は1つの細胞から進化したと考えられているのだ。

始原菌と細菌は、極限の環境における真のプロフェッショナルだ。煮えたぎる湯の中や、腐食性の高い塩湖、強烈な酸、濃度の高い塩水、恐ろしいほどの圧力、さらには地中の岩石の奥深くでも生きのびる。放射線照射耐性細菌(ディノコックスラジオヂュランス)のように、かなり強い放射能に耐えられる菌もいる。また、酸素や太陽の光がなくても生命を維持できる種類も多い。硫黄水素から、あるいは岩石を分解してエネルギーを摂取し、油やプラスチック、金属、毒素など、ほぼあらゆるものを消化してしまう。始原菌は環境の浄化や汚染防止、エネルギー生産など、さまざまな分野で大きな可能性を秘めた微生物である。科学界や実業界が興奮するのも不思議ではない。