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老兵は黙って去りゆくのみ

2017-08-18

じじぃの「技術文化国家・西のゾーリンゲン、東の関・世界を制した日本的技術発想」

06:07

毎日放送知っとこ!」 タケフナイフビレッジ 紹介 動画 デイリーモーション

http://www.dailymotion.com/video/xeg8sl_yyyy-yyyy-yyyyyyyyyy-yy_tech

vintage Original Bowie Knives PIC Solingen & Solar Japan? Sammler Collector Messer Campknife Fahrten 動画 Youtube

https://www.youtube.com/watch?v=tpOjSMkAeTU

 Germany Solingen - Knives

ドイツ生まれのゾーリンゲンの包丁と日本生まれの包丁の比較 2016年6月12日

キッチン包丁は使い方によって、簡単に30年以上使うことが出来ちゃうんです。

今回はヘンケルス, ヴォストフ, メッサーマイスター, グローバル, マック, といった旬の6ブランドを紹介しますね(^^)

最初の3つはドイツのブランドで、最後の3つは日本のブランドです。

これらのメーカーは、多様なサイズや長さを提供していて、同??じキャリパーに少しだけ違うモデルを製造していたりします。

例えば、グローバルの三徳包丁を紹介しますが、グローバルは他にも同等の品質の包丁をいくつも作っています。

http://senoo-shouji.com/2016/06/12/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AE%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%8C%85%E4%B8%81%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C/

2013年2月28日、テレビ東京和風総本家』で日本再発見SP「世界で見つけたMade in Japan より

【刃物の本場が認めた匠 日本製包丁】

ここは2012年 ミシュランガイド 三ツ星を獲得したレストラン「ラ・ヴィー」。

トーマス・ビューナーさんはグルメ雑誌でドイツNo.1シェフに選ばれた有名料理人。今まで無かった調理法や斬新なバラエティに富んだアイデア料理を次々に生み出し注目されています。

ドイツ政治家や有名人御用達という高級レストランにあるMade in Japan。それがシェフが毎日使っている料理人の命とも言える大切な道具。

包丁で大きなヒラメを切り開いている映像が出てきた。

そう、この切れ味。抜群の包丁。それにしてもよく切れますねえ〜。

ビューナーさん、「これは非常に多機能を持った包丁で、刃先までとても鋭く研がかれているので、ヒラメなんかもさばくことができるし、刃の幅もあるので、野菜なんかを切るときも使いやすい」

ドイツNo.1シェフ ビューナーさんが絶賛する彼の料理になくてはならない包丁。それが日本製であるという証はその刃に刻まれていました。

刃には「加茂藤」という文字が刻まれている。

取材スタッフ、「どこで手に入れたのですか?」

ビューナーさん、「ドイツにはゾーリンゲンという有名な刃物の産地があります。その中にあるメーカー『風車のナイフ』で購入しました」

刃に日本の漢字が彫られた包丁。しかし、それを裏返すとビューナーさんが購入したドイツの刃物メーカーのマークが!

刃の裏側には、風車の絵と「LIGNUMS1 Edition Kamo-to」の印が刻まれている。

140年前創業ロベルト・ヘアダー社は歴史のある刃物の街でも指折りの老舗です。機械化が進む今でも伝統的な手作りの製法を守り続けるこの会社はゾーリンゲンでも唯一のメーカー。職人さんが一つ一つ丁寧に作り上げます。

取材スタッフ、「日本のロゴとこちらの会社のロゴが一緒に入っている包丁を見つけたんですけど」

4代目社長ギーゼルハイト・ヘアダー(女性)、「おそらくそれは『リグヌムS』という日本の包丁職人さんと自分たちの合作ナイフです。日本の包丁の鍛造の技術は本当にすばらしい。かってはドイツにも似た技術がありました。でも今は無くなってしまいました。日本では今でも高い技術で鍛造を行なっていて、私たちはこの技術を取り入れたいと思ったわけです」

日本製の刃ではあるが、柄の部分をロベルト・ヘアダー社が担当している。

ヘアダーさん、「自社製品に外国の技術を取り入れるということに対して、自分の中で葛藤がありました。しかし、私たちにはもう鍛造の技術はありません。刃物の鋭さに関して日本の鍛造刃物は世界的に見て特別な鋭さを持っています。いいものは認めて、自分たちに無い技術や能力を取り入れようとしたのです」

職歴27年 加茂詞朗さん(55歳)が鍛造のやり方で包丁を作っている映像が出てきた。

ロベルト・ヘアダー社で撮影した映像を日本の職人さんたちに観てもらいました。

ヘアダーさんの言葉、「私たちの刃の鋭さをはっきり言って上回っています」

VTRを観ていた日本の職人さんたちはニンマリ。

日本の職人さん、「一番うれしいのは世界のゾーリンゲンからタケフの刃物が認められたということ。本当にうれしいことです」

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『世界を制した「日本的技術発想」―日本人が知らない日本の強み』 志村幸雄/著 ブルーバックス 2008年発行

技術文化国家への道 (一部抜粋しています)

明治の代表的作家、夏目漱石は1911(明治44)年の講演において、文明開化による日本の近代化の過程についてこう述べている。

「我々の遣(や)っている事は内発的でない、外発的である。これを一言にしていえば源田日本の開花は皮相上滑りの開花であるという事に帰着するのであります」(「現代日本の開花」、以下も含めて『漱石文明論集』所収)

ここで漱石が主張したかったのは、西洋の開花が内発的なのに対して、日本の開花はあくまで外発的なものであり、それが日本の近代化を浅薄主体性の乏しいものにした、ということのようだ。だが漱石は、当時の日本が置かれた前近代的状況を見透かすように、

「しかしそれが悪いからお止(よ)しなさいというのではない。事実やむをえない、涙を呑んで上滑りに滑って行かなければならない」(同)

とも述べている。いろいろ注文をつけてみたところで別の選択肢があるわけではない、と、あきらめとも現状肯定とも受け取られるような感慨を洩らしているのだ。

とはいえ、これは漱石一流の風刺的表現と解釈すべきもので、決して本心ではない。実際、「私の個人主義」と題した1914(大正3)年の講演では、西洋人の「尻馬に乗って騒」

いだり、「むやみに片仮名を並べて人に吹聴して得意」がる日本人を槍玉にあげたうえで、西洋文化に無批判に追従しない、「独立した1個の日本人」に理想的な姿を見出している。

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日本の潜在力の高さについて、ある座談会政策研究大学院大学教授の橋本久義から、こんな話を聞いた。

日本の国土は約38万平方キロであって、米国の25分の1にすぎない。それにもかかわらずGDP国内総生産)は米国の3分の1であるから、たとえば1平方キロ当たりのGDPという指標を使うと米国の10倍近くになる。この数字の大きさは、日本全土つまりそれぞれの地域が高密度の産業集積になっていることを意味する。しかも、その集積たるや、製造業を基本にすた集積なのだ、と。

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天然資源には総じて恵まれていないが、各地で産出される砂鉄、石炭佐渡金山石見銀山別子銅山などの存在も、地域ならではの技術展開をもたらした。

第2に、知性的な条件がある。前述の製鉄・製紙技術が、最初は日本海沿岸地域に根を下ろして技術集積地帯を形成したのは、大陸から近く、技術や人の移入に有利だったからだ。また、種子島が日本における火縄銃発祥の地になったのは、たまたまポルトガル人を乗せた船が漂着する列島南端部に位置していたからだ。このように、地域によって地政的条件が大きく異なってくることも、地域ごとの個性化につながった。

最近聞いたところでは、ドイツゾーリンゲンの刃物が、包丁などの一部製品に限られているものの、日本の刃物産地、岐阜県関市のメーカーのOEM(相手先ブランドを冠しての生産)製品として供給されているという。刃物では「西のゾーリンゲン、東の関」と言われてきたが、東が西を超えた意味合いは大きい。

作家の司馬遼太郎種子島への鉄砲伝来に関して、「鉄砲は未開の孤島にやってきたのではなく、鉄についての産業が当時の日本なりに高水準に達していた島にやってきたということが、歴史のおもしろさである」(『種子島みち』)と考察している。技術の受容を可能にしたのは、その素地となる人的条件が整っていたからなのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。

ネットで、「スマートフォン 世界シェア」をキーに検索すると、上位5社に日本のメーカーが入っていない。

しかし、機体をばらすと、日本製品がたくさん搭載されている。

少し前だが、テレビ東京和風総本家』で日本再発見SP「世界で見つけたMade in Japan」 を観た。

こんなことを言っていた。

【刃物の本場が認めた匠 日本製包丁】

「自社製品に外国の技術を取り入れるということに対して、自分の中で葛藤がありました。しかし、私たちにはもう鍛造の技術はありません。刃物の鋭さに関して日本の鍛造刃物は世界的に見て特別な鋭さを持っています。いいものは認めて、自分たちに無い技術や能力を取り入れようとしたのです」

こちらの場合は、バッチリと刃物に「日本」のマークが刻まれていた。

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