じじぃの「未解決ファイル_305_オールトの雲・第9惑星」

A new 9th planet for the solar system? 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=42GeoCVaZQg
ボイジャーの軌跡 (2013.9.22 読売新聞)

太陽系に本物の第9惑星「惑星X」が存在する
可能性が急浮上 - GIGAZINEより

『面白くて眠れなくなる天文学 縣秀彦/著 PHP研究所 2016年発行
太陽系の果てを探して より
人類が打ち上げた人工物の中で、1番遠くまで行っているのは「ボイジャー1号」です。1977年に相次いで打ち上げられたボイジャー1号と2号は、数多い惑星探査機の中で、歴史上、最も活躍した探査機と言ってもよいでしょう。
両機は木星土星に接近し、2号はさらに天王星海王星にも接近しました。木星の衛星イオでは、活火山が噴火している様子を発見しました。また、土星では環の構造を詳細に写し、無数の細かい環が集まってできていることがわかりました。ボイジャーから送られてきた迫力ある画像に、多くの人が魅了されました。
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ところで、太陽から200億キロメートルのかなた、すなわち海王星よりも外側には、太陽系外縁天体と呼ばれる氷の小天体たちが太陽の周りを公転しています。2016年1月、その遠い場所に太陽系の第9惑星が存在する可能性が高いことが発表されました。
第9惑星は、地球の重さの10倍程度で、1〜2万年もかけて太陽の周りを1周しているようです。ただし、太陽から同じ距離を回っているのではなく、通り道は楕円形です。最も太陽から離れると、ボイジャー1号を超え、太陽から900億キロメートルも遠ざかってしまいます。
このわくわくするような予言をしたのは、2003年に冥王星の外側にエリスという…体を見つけた米国のマイケル・ブラウン博士(1965〜)たちです。エリスの発見が原因で、冥王星第9惑星から準惑星になりました。そのブラウン博士自身による新たな第9惑星の予言は、世界中から今、大きく注目されています。
では、太陽系の果てはどこなのでしょうか? 天文学者は通常、長周期彗星の巣であるオールトの雲までを太陽系と認識しています。オールトの雲は太陽の重力によって太陽の周りを公転している天体が存在する範囲内をいい、太陽系を球殻状に取り囲んでいます。1950年、オランダの天文学者ヤン・オールト(1900〜1992)が提唱しました。
オールトの雲からは、パンスターズ彗星アイソン彗星といった多くの彗星がやってきています。太陽系の形成史から考えても、ここまでが46億年前に誕生した太陽系の一員と考えられています。
地球からオールトの雲までは、太陽ー地球間の距離のおよそ1万倍離れており、1兆キロメートルもの距離があります。まだまだ太陽系の果ては遠いということでしょうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2006年、太陽系の第9惑星とされていた冥王星は、準惑星に降格した。
今、新たな第9惑星が存在する可能性が出てきた。なにしろ、非常に遠い場所なので特定するのが難しいらしい。そのまた奥に、「オールトの雲」がある。
8月12日、NHK Eテレ地球ドラマチック 「太陽系バーチャルドライブ」を観た。
太陽から冥王星までの距離をニューヨークからロスアンゼルスまでの距離に置き換えた場合、太陽から木星まではニューヨークからワシントンD.C.の距離にしかならない。
木星から冥王星までの距離は、想像を超えるような距離があるのだ。
「地球からオールトの雲までは、太陽ー地球間の距離のおよそ1万倍離れており、1兆キロメートルもの距離があります」
現在、ボイジャー1、2号とも太陽圏を脱出し、恒星間空間への旅を続けていている。
ついでに現在「はやぶさ2」は、地球と火星の間を航行中で、小惑星リュウグウ」へ2018年11月頃に到着する予定です。