じじぃの「ほうれん草・葉酸が様々な病気予防に!食事のせいで死なないために」

妊娠妊活ママ必見!手軽に摂れる!葉酸の多い食品 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0YaLl1aV0AA
ほうれん草

ガッテン! 「動脈硬化認知症からカラダを守れ!」 2018年1月17日 NHK
【司会】立川志の輔小野文恵 【ゲスト】飯尾和樹眞鍋かをり大島麻衣
健康なカラダに欠かせない「ビタミン」。
その中で今回注目したのが、まだあまり馴染みのない「葉酸」です。
ほうれんそうや枝豆、レバーなどに豊富に含まれていますが、多く摂取すると、認知症脳卒中など様々な病気のリスクを下げることを示す研究結果が発表されています。中には、葉酸を多くとる人は、あまりとっていない人に比べて「アルツハイマー病の発症率が半分になった」「心筋梗塞の死亡リスクが40%減った」というデータまで。
すでに埼玉県のある自治体では、葉酸を積極的に摂取するプロジェクトを進めていて、血液中の悪玉物質(ホモシステイン)が減るなどの成果も出始めています。
葉酸に秘められたパワーの最新情報をお伝えしました。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180117/index.html
ホモシステイン ウィキペディアWikipedia)より
ホモシステイン (homocysteine) は、必須アミノ酸のひとつであるメチオニン代謝における中間生成物である。ホモシステイン代謝には、葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12が関与している。
高ホモシステイン血症は痴呆症との関連性を指摘する研究があるほか、脳梗塞の危険因子として示唆されている。

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『食事のせいで、死なないために[病気別編]―もっとも危ない15の死因からあなたを守る、最強の栄養学』 マイケル・グレガー, ジーン・ストーン/著, 神崎 朗子/訳 NHK出版 2017年発行
脳疾患で死なないために より
アルツハイマー病は、患者にとっても介護者にとっても、肉体的・精神的にもっとも負担の大きな病気のひとつだ。脳卒中の場合は、突然、なんの前ぶれもなく死が訪れるが、アルツハイマー病の場合は、何ヵ月も、何年もかかって徐々に症状が進んでいく。コレステロールが動脈にこびりついて蓄積するプラークではなく、アミロイド[水に溶けない繊維状のタンパク質]という物質が脳組織のなかに蓄積し、記憶障害を引き起こし、やがては死に至ると考えられている。
脳卒中アルツハイマー病では病状が異なるが、ひとつ重要な共通点がある。数多くの証拠が裏付けているとおり、健康的な食生活を送れば、どちらの病気も予防することができるのだ。
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アルツハイマー病は高齢になってから発病するが、心臓病やほとんどのがんと同様に、発症するまで何十年もかかるケースが多い。まるで壊れたレコードみたいに何度も繰り返して言うが(MP3の故障と言うべきか?)、健康的な食生活を始めるのに早すぎることはない。あなたがいま食生活を改善することが、将来の健康に直接的な影響を与えるのだ。そこにはもちろん、脳の健康状態も含まれる。
ほとんどの患者は、70代になって初めてアルツハイマー病の診断を下されるが、脳の劣化はずっと以前から始まっていることが明らかになっている。数千件の死体解剖によって、病理学者たちはアルツハイマー病の初期の無症状の段階に気づいた――脳のなかに神経原線維変化らしきものが見られるのだ。50歳くらいになると約半数の人びとに、20代でも10パーセントの人びとに、このような症状が見られる。だが、うれしいことに、心臓病や肺疾患や脳卒中と同じように、アルツハイマー病の発病は防ぐことができる。
アルツハイマー病の予防ガイドラインでは、病気を悪化させる食べ物と軽減させる食べ物があるなかで、植物性食品中心の食生活を推奨している。たとえば、野菜、果物、豆類、ナッツ類をたくさん食べ、肉や乳製品をあまり摂らない「地中海ダイエット」は、認知症低下の進行速度を遅らせ、アルツハイマー病のリスクを低減させることがわかっている。研究者たちが、地中海ダイエットのどんな点に病気の予防効果があるのかを調査したところ、野菜の摂取量が多く、不飽和脂肪よりも飽和脂肪の摂取量の方が少ないことが重要な特徴だとわかった。
この結論は、飽和脂肪を多く摂取すると(大部分は乳製品、肉、加工食品に含まれている)、認知機能と記憶力が著しく低下するという、ハーバード大学女性健康調査の結果とも一致する。飽和脂肪の摂取量がもっとも多かった女性たちは、長いあいだに認知力低下のリスクが60〜70パーセントも増加することがわかった。いっぽう、飽和脂肪の摂取量のもっとも少なかった女性たちは、平均的に見て、脳機能が6歳年下の女性たちと変わらなかった。
また、植物性食品中心の食生活が体によいのは、植物じたいに体によい成分が含まれているからだ。未加工の植物性食品には、抗酸化特性をもつ数千種類の化合物が含まれており、なかには血液脳関門[血流を通じた脳への有害物質の流入を制限するための機構]を通過して、活性酸素フリーラジカルによる攻撃を防ぎ、神経保護的効果――つまり、脳が「さびつく」のを防ぐ効果をもたらすものもある。
脳は体重の2パーセントの重さしかないが、あなたが吸った酸素ののうち最大50パーセントは脳が消費し、活性酸素フリーラジカルを大量に生み出す。ベリー類(イチゴなど)や緑黄色の葉野菜は、抗酸化作用のある特別な色素を含んでいることから、野菜や果物のなかでもとくに脳によい食べ物と言える。

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どうでもいい、じじぃの日記。
1月17日、NHK ガッテン! 「動脈硬化認知症からカラダを守れ!」を観た。
アルツハイマー病」は、脳にアミロイドβやタウと呼ばれるたんぱく質が溜まり、神経細胞が壊れて減っていき、脳全体が委縮していく病気だ。
原因はいろいろあるらしいが、番組では「ホモシステイン」という物質が悪さをしているのだとか。
ホモシステインアミノ酸が出す中間生成物らしい。これが活性酸素を出し、脳細胞を傷つける。
ほうれん草、ブロッコリー、イチゴなどに多く含まれる葉酸の多い食品を摂取すると、アルツハイマー病や心臓病の予防になるのだとか。
たまには、ほうれん草も食べるようにしよう。