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老兵は黙って去りゆくのみ

2018-08-25

じじぃの「あなたは運転手のいない自動運転車に乗りたいですか?AI2045」

06:06

Autonomous Intersection Management: Traffic Control for the Future 動画 YouTube

https://www.youtube.com/watch?time_continue=40&v=4pbAI40dK0A

Self Driving Car in the City

『AI2045』 日本経済新聞社/編 日経プレミアシリーズ 2018年発行

エビデンスAI、国の対立あおる危険も より

インターネットに非常に似ているが、人工知能AI)の方がいろいろなものに予想外に大きな影響を与えるだろう」。次世代技術の研究で知られる米マサチューセッツ工科大学MITメディアラボを率いる伊藤穣一所長は、AIが及ぼすインパクトをこう予想する。人々の利便性が増す一方で、「AIは人間の悪い部分もそのまま増幅してしまう」とも警鐘を鳴らす。

AIはデータをもとに自ら学習することで人間の手を借りずに賢くなり、加速度的に知性を増すとされる。伊藤氏は「データを与えるのは人間。そこにはバイアスがかかっているため、差別や過度なナショナリズムなど、今ある人間の社会の悪い側面を増幅しかねない」と語る。例えば軍事目的でAIが多用されれば、特定の民族や国を恣意的に攻撃する傾向が次第に強まり、人種や国家間の立率をあおって負の連鎖を生むシナリオもありうる。

一方、AI利便性をもたらす典型例ともいえる「自動運転」も、難しい問題をはらむ。

MITメディアラボ2016年自動運転車を題材にした意識調査を行った。以下のシチュエーションで、AIはどう判断するようにプログラミングすべきか?

1人の運転手を乗せた自動運転車がこのまま道なりに走り続けると、10人の歩行者をはねてしまうことが確実だ。

(1)急ハンドルを切って運転手が犠牲になる

(2)そのまま走って歩行者が犠牲になる。

(1)か(2)を選ばせたところ、78%の人が(1)を選んだという。一方で、このように「実利的」なアルゴリズムで動く自動運転車に乗りたいかと問われると、「自分は乗りたくない」と答えた人が多数派だった。乗る側に立つか、歩行者側に立つかでも人の見方は大きく異なる。

このような倫理問題がからむ分野では特に、AIの利用を前提として社会全体をデザインする発想が必要だと伊藤氏は強調する。「コンピューターサイエンスの技術者だけでなく、哲学者や人類学者、法学者などを巻き込んで、Aと社会をつなぐ研究を積極的に深めなければならない」

伊藤氏の立ち位置は、2045年AIが人知を超え、豊かで明るい未来が到達すると唱える「シンギュラリティー楽観論者」とは一線を画す。こうした問題意識は伊藤氏のこれまでのあゆみとも重なる。草創期からネット業界に携わり、起業家としての活動のかたわら、ドメイン名やIPアぢレスの管理やネット上での著作権ルールといった国境を越えた非営利的な取り組みでも手腕を発揮してきた。

あらゆる産業や社会の構造を揺さぶる潜在力を秘めたAI一種公共財として扱う必要性に迫られている。

じじぃの「科学・芸術_584_トーベ・ヤンソン『トーベ・ヤンソン短篇集』」

06:04

The Life of Tove Jansson 動画 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=tYgC0nKyF0g

Klovharun - Jansson Island 動画 YouTube

https://www.youtube.com/watch?time_continue=136&v=p3nQ_ar_6Zk

Tove Jansson:Word by Word

https://clairemca.wordpress.com/tag/tove-jansson/

三月の本棚 『往復書簡』 2007-03-20 私的図書館

今回は、トーベ・ヤンソンさんの短編集の中から、『往復書簡』という作品をご紹介したいと思います☆

ムーミン」の作者として知られるトーベ・ヤンソンさん。

画家でもあり作家でもある彼女には、「ムーミン」の他にもたくさんの作品があるんですよ。

この作品もその中の一つ。

日本人の十三歳の女の子、タミコが書き送った、作者ヤンソンさんにあてた8通のファンレター。

https://blog.goo.ne.jp/-hawk-/e/1b945d237b8e0df75b1ac9958ec52760

図書館で出会える100冊』 田中共子/著 岩波ジュニア新書 2009年発行

トーベ・ヤンソン短篇集』 筑摩書房 トーベ・ヤンソン/著 冨原眞弓/編訳 より

ムーミンの作家として知られているトーベ・ヤンソン(1914-2001)は、フィンランドヘルシンキで生まれました。父は彫刻家、母は画家でした。幼いトーベは、1日のほとんどを両親の仕事場であるアトリエで過ごしました。夏には、家族で過ごす島で、自由な時間を送りました。ムーミン谷の世界はそんな子ども時代の環境から生まれたのです。早くから画家、作家として活躍し、たくさんの作品を創作しました。

児童文学ムーミン谷の物語があまりにも有名ですが、自伝的な作品では『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』があります。その他の小説やエッセイは、『トーベ・ヤンソン・コレクション』(全8巻)に収められています。

この短編集の20の作品は、子ども時代の思い出や創作物語などです。どれも、耳をすませて聴いていると、北欧の自然と作者の人生が目に浮かんできます。とくに「ヤンソンさん、わたしは日本の女の子です。13歳と2ヵ月です」で始まる往復書簡集は、ぜひ読んでください。