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ローン市場と為替市場で円金利が異常に高騰し始めました。
愚かなことに市場を閉鎖しなかったため、ここ2,3日でおよそ42兆円以上の時価総額が吹っ飛んだ日本市場。不動産の評価損を含めるとしゃがみこむ以外に方策がないくらいの事態に至りました。
金利高の直接の原因としては、ドル担保で日本円融資を受け、それを証拠金に取引していた外資系ファンドが次々に追証を出したことによる追証需要、保険会社の支払準備による為替需要とダブルパンチになり、現物3分の1、インデックスプライスが3割弱の安値となった今、今後も異様なオーバーナイト金利が出現するかもしれません。
さて、企業経営をなされている皆さん。とりあえず保証協会から景気対策保証が出るまでの間、頭の痛い問題が発生しました。
これは間違いなく銀行の貸し剥がしが起きるはずです。融資が絞り込まれます、手元の流動資金をリスケして、税金を延納してでもかき集め、今から半年以上は資金の目処を付けておかないと、恐らく運転資金がショートしてしまう事態が訪れるはずです。
阪神大震災のときに決済が回った手形は、特殊不渡りとなって、災害手形というのでしょうか。「決済なされていないが、天変地異のため、資金不足による不渡りではありません」というむね付箋紙に記載された、へんてこな手形が帰ってきたはずです。
あの時は、まだ局地的で規模が知れた不渡りの連発だったため、割引のロールオーバーに銀行が応じていたはずですが、今回の規模で当日資金立替が発生するとなって、果たして銀行が巻き替えに応じるでしょうか。私はこれは無理なんじゃないかと思っています。
京葉コンビナートの企業各社、宮城など激甚災害地域の企業の不渡り。毎月5,10日のそれらの手形の資金を当日立て替えて、さらに3ヶ月先の手形決済に巻きかえる余力があるようにはとても思えないのです。
ひょっとしたら災害手形の場合、当日銀行が手形交換所決済をする必要はないのかもしれませんが、愚かしいことに証券市場を閉めなかったおかげで、銀行の今期決算も投資勘定の部門の利益がガタガタになり、下方修正が続発することは恐らく避けられないでしょう。
この際、必ず出てくる特別保証の利用が目に見えてくるまで、手元資金の確保をお勧めします。なに、銀行は私達より金持ちです。一時的に泣かせるなら、銀行しかないでしょう。