心臓を貫かれて - shot in the heart -

この本を読むことは深い衝撃を受けることになる。物語としての救いはなく、あるのは荒廃と憎しみと叶えられない求愛だけだからだ。
だけど僕はこの本をできる限りたくさんの人に教えたい。そして一人でも多く読んで欲しいと思う。この本に書かれている話についてじっくりと考えて欲しいと願っている。
今までを生きてきて、そしてこれからを生きてゆくぼくたちは、ここに書かれているノンフィクションから目を背けることは大切なことだと思う。

心臓を貫かれて 上 (文春文庫)

心臓を貫かれて 上 (文春文庫)

心臓を貫かれて 下 (文春文庫)

心臓を貫かれて 下 (文春文庫)