目次の著作権

クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権

クリエイティブ・コモンズ―デジタル時代の知的財産権

まだ読んでいないが、目次を見て驚いた。
目次には次のように書かれている。

この目次はCCライセンスの元に公開されています。目次の著作権クリエイティブ・コモンズ・ジャパンに帰属します。

目次に著作権があると主張している点に驚いた。
書籍の目次には著作権が発生しないという見解が主流だからだ。
編集者の著作権基礎知識という本の65ページに次のようにある。

目次の著作物政を要約すると、次のようになる。
1 書籍や学術雑誌、ミニコミ誌、あるいは社内報などの小冊子の目次のように、記事の掲載ページを素直に示したものは、独立の著作物とは言えないであろう。著作権が発生しない。

本書の目次もまさにこの様な「掲載ページを素直に示した」目次である。
私の見たところ、著作権が発生するとは思えない。
本書に関わった人たちは、目次の著作権について誰も疑問に思わなかったのだろうか。
クリエイティブ・コモンズの活動には好意を持っていたが、このような主張をした点については、少々失望を覚えた。