ながされて藍蘭島 第24話「流れついて、瓶詰」

 綱が切れた時に、見えたかのように思わせる微妙さ。
 行人とすずの新婚夫婦っぷりから一転いつものドタバタに。妹からの手紙を読むときの訝しがりようがなんとも面白かった。っつーか、あの時点では、行人の島脱出作戦は失敗に終わり、妹が島に流れ着いて新キャラとして物語は続く…という展開を予想したのだがどうだろう?。まぁ妹の活躍はこれからだ!と打ち切り同然のエンディングになってしまうわけですが。
 凧の挑戦までは行人も我を忘れるほど必死だったようだが、それ以降あんまり真剣さが感じられず、周囲が勝手に盛り上がっているだけのような気がした。なんか行人は流されるまゝという見かけ。すず以外のサブヒロインたちが悪ノリの酷い敵キャラに変身していたので、ありきたりのお涙頂戴ではなさそうという雰囲気なんですが。それともギャグ?。そういう演出意図なのか、演出に失敗しているだけなのかちょっとわかんなかったですね。
 冷静に考えたら、設定からして島から出られるはずも無いだろうとは思うので、行人も不可能を悟ってあきらめていたのかもという可能性もアリではあるんだよな。どっちにしろギャグは絡めてくるんで、違和感を感じたという程度ではあります。
 やっぱりすずを中心に据えた物語として見ると、切なさ炸裂です、こんないい娘まず見ないよね。あぁ、行人がいざ島を出るという瞬間に、すずが縋り付いてでもついていく*1とか見たくて堪らないんですが。

*1:行人が一緒に行こうとすずを誘って、すずが島を捨てられなくて悩むというのも見たいが、それも無いだろう。

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ 第24話「対決」

 次回Ye(=葉)って、中国語じゃん。
 んー、ちょっと予想の範疇を超えてましたね。アメリカ代表ペアのエピソードが、ハリウッド好みの家族愛だったのはなるほど。家族(=内政)を省みず、任務(=外交)にかまけているって構図は日本の政治の状況そのものなんかね?。国際協調っつー単語が何回も現れているってのはナイスタイミングだが。まぁたしかに馬鹿げているわな。
 慎吾がオルドリッヂを否定していたが、彼はむしろ人間を肯定していて主張として悪くはなかったように感じた。慎吾が守ることを重視し、オルドリッヂが戦うこと(自由主義)を重視しているのも割り振りは悪くなく、主張としても慎吾にうなづきたいとは思うんだが、慎吾の守るものってのは結局身内かよという事にもなりかねないのであって、自分的には慎吾・オルドリッヂのどちらかが全面的に正しいものでもないと思っているし、そう読み取れる構成はなかなかよかった。何度か見直すと、実は私の思い違いということになるかも知れんのですが。
 もう一つのスサノオの登場は、まだ解釈の段階ですらない。奥の間の敵を倒してラスボス登場といったところでしょうが、自分にとっては唐突だったかな。いや、もう24話なんで、ゆっくりやってる間なんて無いのはわかっているんですが。真の国際協調とは?みたいな感じ?。

魔法少女リリカルなのはStrikerS 第24話「雷光」

 巨大なハリセンで一閃。
 やっぱりライトニングスのキレイ事は上滑りしているような印象を受けてしまう。いつのまにかギン姉も助けちゃってるし、こりゃ結論を急ぐあまりのお端折りが酷いというか、逆転劇にすらなっていないというか。事件解決の方向ってのはわかってはいたんだが、こうも結論ありきだとつまらないというか。といってもこの作品の場合、みどころは事件解決の部分ではないので、私もそんなにこだわっているわけでもないんですよね。
 柳葉敏郎織田裕二をそのまゝ持ってきたんですね。もうこの作品独自の主張は最後の寸前までほぼ無くなったと見ていいんでしょうか?。

スカイガールズ 第11話「4人目の少女」

 シミュレーターで訓練するのに、ナノスキンジェルは必要なの?。
 新キャラも特務艦に乗り込むんでしょうか?。新風を吹き込んでちょっとした擾乱要因なのかな?。3人が馴れてしまって緊張感を増すための。話としては特に言うことも無く。

もうちょっと自民党内でいがみ合うのかと思っていたんだけど。

 福田・麻生両氏、消費税率上げ検討示唆

 福田氏は「国民に希望と安心を与える社会を作る。自民党への批判は極めて強いが、国民の信頼を取り戻すために全力をあげる」と強調。麻生氏は「小泉改革の色濃く出た影の部分にいかに対応していくかが自民党の責務だ。党の再生に全力をあげる覚悟だ」と意欲をみせた。

 福田語録2007-09-14とか、目を通してみると結構バランス感覚はあるっぽい。自民党がまだ庶民への眼差しを保っていたころなら適任だったんだろうが、まぁこの有様だからねぇ。角福戦争の当事者の子孫なので、あんまり期待してもなぁ。小泉・安倍のように注目度を重視するのなら、派手なだけで中身が全然伴わない政治になるだろうし、誠実な政治をしても目に留まらないだろうから、自民党としては真面目にやるだけ損だろう。
 まぁ私だって危ないとは思いながらも、安倍の政治手腕は見守る姿勢が大事だと思って、しばらくの様子見をしていたわけで、あれほど指導力不足だとは見抜けなかったという後悔がある。福田もいいトコ取りの発言集や表面だけ見ても本質なんてわかってません。
 まぁどっちにしても庶民が選べるわけでもないだろうし、自民党だって国民のことを真剣に考えた上での総裁選なんて視点は全然ないだろうから、小泉・安倍政権の抱えた債務の不履行をしようもんなら、はやいとこ引き摺り下ろしていく必要はあると思いますが…。

なんかキチガイがいるようなんですけど。

 まぁ私の主張も大概電波だとは思いますが…。
 民主党小沢党首を、小沢ジチロウなんて揶揄する表現を某巨大掲示板で良く目にする。どうも自治労が悪の権化だといいたいのだろうが、自民党工作員も大変だわなと。公務員の組合組織らしいのだが、どうも公務員バッシングにつけこんで、自民党の利益のために小沢も公務員組織も盛大に叩くのを意図しているらしい。
 なんだかなぁ。よく公務員を民間レベルまで引き下げるという主張がなされているのだが、民間の奴隷労働がそもそも間違っているわけで、なんで人権のじの字もないブラック企業を基準にする必要があるのかと?。すべての労働者をむしろ公務員レベルの待遇に引き上げるのが建設的だと思うのだが、自民党は下同士でいがみ合わせたいらしい。
 で、このキャッチフレーズを考えたのが、屋山太郎という人らしい。あまりの極右方面のキチガイぶりに、扶桑社の教科書を作る会からすら追い出される人らしくて、ウィキの経歴を見ると、土光臨調や臨教審で右翼を気取りながら激しく売国したという稀有の人らしい。
 なんつーか、こういう人に政治的な発言力があるという時点で既に日本は終わってるなと思う。だいたいこういう人って街頭演説で相手にされない部類の人間だろうし。というかこいつの親類はこいつを座敷牢に閉じ込めとけよと。