弱った。

 中途半端に寝入ってしまって、今寝付けないばかりか、氷河期の猛吹雪にズダボロに引き裂かれた人々と、グングン成長した人たち - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだなどの気になるエントリーを読んで、色々飛んでいっているうちに、考えるネタが増える増える。その度にいろいろな主張が頭に浮かぶんだけど、整理しきれない。で、整理しきれないからそのまゝほうっておくと忘れてしまって、どうもその時考えたことを書き留めておかないと、折角のきっかけがもったいないと思うので、とりとめもなくメモをしておくことにする。
 この不況を脱するために効果的な方法はタダ一つ、それはこのエントリーでも示されている通り、

この氷河期は単なる不運ではなく、人災だった。
「誰の責任でもない」というのは嘘だ。
この惨劇の責任を負うべき人たちは、たしかにいる。*2

*2:当然、氷河期の最大の加害者は、第一義的には政府か、もしくはそういう政治家に投票した当時の有権者たちだろう。少なくとも、小飼弾氏を加害者呼ばわりするのはお門違いだ。

 だと思う。戦後処理を間違った日本のこの体たらくなので、間違いない。ただ、その責任を負うべき政治家が退場した所で、氷河期の人々がそれで満足してしまってもいけないというのがこのエントリーの本意なのであると思う。社会は構成員で維持・運営していかなくてはならないのであり、氷河期が自民党悪政の被害者ということで無料補償を受けつづけるということになれば、それは新しい特権階級を作ることにしかならない。休憩期間なり、個別判断はなされるべきだとは思うんだが、やはり共同して社会を運営する仕組みを一から作り直すことも含めて、気の遠くなるような作業を積み重ねていかなくてはならないと思う。で、結論であろうかと思う、

マッチョじゃなくてもそこそこ幸せに生きていける社会を作っていきたいものです。

 は大いに同意だ。