ヤンメガ終わったね。

 主人公たちが大学受験に没頭してきたあたりから、学校内での生活から逸れてきたのでこれからどうすんの?と思っていたが、連載終了とは。受験に至るまでの流れを見ると、打ち切りではなく、作者の想定していた終わり方のような気がする。卒業式のくだりは素直に感動させて貰ったし、もしかすると大学生活とかやるんかな?とか思っていたんだけど、キレイに終わったな。自分は連載開始時にチェックしていなかったせいか、あのラストがたぶん二人の出会いのシーンとかぶせてあるんだろうなと思いながらも、確信が持てない。
 ビッグコミックオリジナルの玄米せんせいの弁当箱も終わったねぇ。なんつーか、自分は社会問題が気になる性分でありながら、あゝいったあからさまな自然回帰モノとか受け付けないところがあるんだけど、この作品についてはそういった拒絶反応が無く結構楽しみにしていた。基本抑揚の無い進行で、突然退学を決意する学生が出てビックリさせられたりしたぐらいだ。だから、いつ連載終了になってもちっとも違和感の無い作りではあったのだが、軽い喪失感はあったかな。替わりの連載が哭きの竜の人のマラソン漫画。そういやこの人の漫画って、奇を衒ってツカミはオッケーなんだけど、終わり方の印象が薄いというか、いつ終わったのかわからない〆という感じだ。
 銀の匙の連載が始まったおかげで、サンデーもチェック対象になってしまい、なんか慌てゝ漫画を読んでいる。読み込みが疎かになるというか、流し読みになってしまうのであんまりいゝ傾向ではないんだけどなぁ。週刊漫画Timesもチェック対象で忙しい限り。