夏目友人帳 肆 第12話

福岡市地下鉄七隈線次郎丸駅

 あの様子だとニャンコ先生はまだうどんを食ってないらしいな。
 いやぁ、てっきり夏目は旧家を訪れて思い出に浸って無事に帰るんかと思ってたが。また続くとは。夏目が幼い頃世話になってたという三世子の家をまず訪ねるのだが、そこでアヤカシに再会。口を書いてくれと言ってたが、書いたらそれで人を食うんだろうなと思ってたが、当たらずとも遠からじといったところか。人の悪い心を喰えば善玉だろうが、悪意を増殖させるんじゃぁなぁ。夏目がアヤカシを引き付けたおかげで三世子の家から去らせる事に成功したようで、三世子が穏やかになっていく様子がなるほどではある。
 いや、話が続くとは思わなかったな。なんか今期はそういうのが多かったような気がする。OP動画を見ると、前回は藤原夫妻だけじゃなくて友人達全員集合のヒキ絵だったのが、今回は夏目と藤原夫妻(とニャンコ先生)のヒキ絵だったので、なるほど夏目の個人的な“家族”に焦点を当てたシリーズだったんだなと思い至った。そういや前期の最終回は夏目に対する感謝祭だったしな。次回予告はなにやら今の友人との楽しそうな場面が目白押しだったので、たいしたことになるわけでもないようだが、フツーに帰るべき家は藤原家って結末になるんだろう。夏目友人帳というタイトル通り、今支えてくれる友人が夏目の友人であるってところか。
 あ〜、ついつい夏目の旧家の場所を捜してしまった。どうも福岡市地下鉄七隈線次郎丸周辺らしい。最初博多駅の8番ホームは…と探して、福北ゆたか線を捜してたんだけど、それらしくはなくて、そういや福岡だったら唐人町とかあったよなとか考えて地下鉄を思いついた。でも唐人町でもないし、劇中の久人呆駅ってのは久保駅のことか?とか考えても違うっぽい。しらみつぶしに路線を頼りに捜してみたらどうも次郎丸駅っぽいということに行き着いた。しかし聖地巡礼は極めてやりにくい感じではあるなぁ。

なんかオモロイな。うろんの幟旗の場面川端をアヤカシに追いかけられている(降り口の階段のある)場面とか、実際に福岡次郎丸にある場面らしい。Googleマップ恐るべし。