君が僕を 2 (ガガガ文庫)、読了

 したのは実際には一昨日なのだ。前巻を読んでぶらぶらネットを徘徊してたら第4巻まで刊行、シリーズ終了しているというのがわかったので早速最終巻まで注文していた。
 主人公の父が女子大生と再婚して、その再婚相手が新キャラ。主人公とヒロイン?との間で静々と物語が進行するのかと思ったが、むしろクローズアップされていたのは新キャラと主人公の関係性だった。濡れ場は無いといってもいゝほどの自制ぶりで、ストーリー展開を純粋に楽しめたというか。
 やっぱラノベ?なのかと。ノベルは小説の逆訳語だと思うんだけど、これはノベルというよりは小説といったほうがいゝような感覚。自分は結構読み飛ばす傾向があるんだけど、この作品はかなり文字を拾って読まされる感じだ。そしてそれがちっとも苦痛ではないという。