たまこまーけっと 第7話

 来週は、ぶくぶくに太ったチョイの姿が。
 いや、折り返し地点を過ぎて、そりゃ地域コミュニティを描いてはいるんだけど、やっぱり基本は色恋なのか…。というか、今回、デラの存在感半端ない。確かにデラの訪問で商店街にいつもとは違う波風が立っているんだけど、でも商店街の日常はそれほど変わらなくて、というスタイルがなかなかよい。
 占いが国家の行く末を決めるって、古代かよ!というのも無粋な話だが、チョイの恋心は実ってもおかしくないような気が。邪馬台国ではないが、神聖王国なんて基本占い師のほうが権力が絶大なことも多かったし、王家とのつりあいはおそらく対等かそれ以上なので身分上の問題は無し。女が占いをやっているというからには、おそらく結婚すれば占いの能力が消える*1ということになろうが、この作品がラヴコメである以上、それもまたよしで。
 いや、そういうタイミングではあったんだろうけど、日常が恋愛ネタで華やぐってのも、よく考えてみれば平和で結構な話。日々喰うのに困っていないのに、カネ儲けに必死になってる姿ってのは、やはり生活でも日常でもないんだよな。

*1:消えるというよりは、むしろ婚姻関係とか誰かと特別な関係になれば公正さを失うから、特に女の場合は古来処女性というのがそれを担保していたハズ。誰かと親密になれば自然と周囲の信頼を失う。