Re:CREATORS 第15話

 結構揺らしてくるな。
 ちょっと何がやりたいのか意図が見えにくい。マミカを退場させてエロゲのキャラを投入というのは虚をつかれた感じだが、だからといってそれがなんの意図なのかゞはっきりわからない限り判断はしにくい。セレジア達に戦闘力のあるキャラがてっきり現出するものだと思ってたといわせてるあたり、視聴者に対する目くらましの要素が大きいとは思うが、そうはいってもキャラを出すからには物語上何かの役割を与えられていると考えるべきで、そのへんやっぱり待ちというしかない。
 しかしこの戦いって、自分も最近まで忘れていたんだけど、昔流行っていた「アニメ最萌トーナメント」に近いものがあるな。なんのかんのいって売れることが重要という。で、それは今どきのメディア戦略を重ねてきているのかなと思わなくもないが、ざっと考える限りその要素は極めて少ないような気もする。
 しかしどうしても引っかゝるのが、アルタイルの世界を壊したいという意思は、やはりセツナが生み出してると考えるべきなんじゃないかなということ。これもそうでないようにしか解釈できないような作りになってるんだが、そうでないとなんでアルタイルはそこまで思いつめる?と考えるとこれまた袋小路なんだよな。二次創作界隈がそういう設定で遊んでいるとでもいうのかなぁ。

1stQ2019アニメ新番チェック。

 個人的に見てみようと思う作品が無いわけじゃないんだけど、正直なところあんまり視聴意欲の湧くものは少ない感じ。こうメッセーヂ性が強くこういうことを提示したいというものも、開き直って売れることだけを目指したというものも、どちらもないんじゃないだろうかという印象が強かった。
 谷口作品だからリヴィジョンズが良さげと思ってみると、未だにロボットですかという感じだし、どろろは手塚作品だからわざわざアニメにすることの意味がそう感じられないとか、もう作品の公式サイトに行くたびに脱力モードになってしまってる自分がいて、精神状態が悪いんだろうと思わなくもない。まぁかぐや様だとか賭けグルイとかだったらおそらくハズレはではないんだろうけど、結局コレも原作読んどけって話だと思うしなぁ。決して不作だとも思わないんだけど、今回はどうにも気乗りしない感じ。一本でもお勧めみたいなものを挙げてみようかとちょっとした時間を使って思案してみたけど、やはり突き抜けたところを自分では見つけられなかったというか。
 そうそう、グリムノーツを目にして思い出したんだけど、メルヘン・メドヘンの11、12話、結局予定されてた今年12月中の放映はなかったな。ちょっとばかし楽しみにしてたんだが。