C20と#7

友人の家にマッキントッシュ C20を持ち込み、マランツ #7と比較してみました。
使用した機器は以下のとおりです。
・スピーカー:オリンパスS8R(蜂の巣仕様)
パワーアンプ:MC275
ターンテーブル:exclusive P3
・カートリッジ:SPU-G
・昇圧トランス:uesugi U・BROS-5
・ソース:①miles davis BLP1501(RVG刻印入りリバティー盤)
      ②I never loved a man the way I love you (mono盤)

音はまるっきり違いました。#7はとても柔らかい音がしますが、ベースはブンブン唸っています。
一方、C20はガシッとした硬い音がしますが、低音は控えめです。
真空管が、#7はRCA、C20はTelefunkenだったので、当然その違いもあると思いますが、今回は球を変えるまではしませんでした。
以上、大雑把な感想でした。

追記:その後、球の交換をしました。
・#7にTelefunken:音が硬くなりました。RCAより良い感じです。
・C20のRCA:音がゆるくなりました。トランペットの角が取れています。
つまり、球の違いが大きいようです。では、C20と#7をTelefunken同士で比較すると・・・
球を変えているうちに忘れてしまいましたw
私、友人ともにTelefunkenの方が好みでした。カチッとして前に出てくる音。クリアーな音。
ただ、少し冷たい音にも感じるので、BGMとして聴くにはRCAの方が良いという人もいるかもしれません。

追記2
友人の家にはチューブチェッカーがあります。現実を知るのは少し怖かったですが、せっかくなので12AX7と12AU7の増幅具合(劣化状態)を測定してもらいました。
ちなみに友人のチューブチェッカーでは、12AX7の場合はバイアス電圧0Vをかけて2mA出るとほぼ新品、12AU7の場合は-3Vをかけて10mA出るとほぼ新品なんだそうです(真空管メーカーによって違うようですが)。
さて、私のTelefunkenを測定した結果、12AX7は1.67〜1.90、12AU7は9.05と9.60でした。
まだまだしばらくは使えそうです。