McIntosh C8





オリジナルのキャビネットに入った、マッキントッシュのC8を入手しました。今年はパワーアンプを購入するつもりだったのですが、少し前の604Eに続き、おかしな展開になっています。(というか、モノラル一直線かも)

サン・ディエゴから日本に取り寄せた後、マッキントッシュの整備にかけては日本一とも言われる方にキッチリ整備してもらいました。届いた箱の中には、写真入りの詳しい修理報告書、このC8限定の写真入りマニュアル、後期型C8のマニュアルコピーも入ってきました。
入手したC8は初期型で、フロントパネル(セレクター番号の書き方)やリアパネルがその後の一般的なC8と異なっています。内部のパーツも一部異なるようで、C108とC8の中間みたいなタイプとのことでした。
一般的なC8では、セレクターがphono1及びphono2の時にレコードイコライザーが有効になるのですが、初期型はその他の入力ポジションでもレコードイコライザーの高域部は有効になるそうです。貴重な情報です。
また、初期型は交流点火のため、MC30等のパワーアンプから電源を取るとハムが結構大きく出るかもしれないということだったので、電源を別途製作してもらい、そこにハムバランサーを付けてもらいました。
基本的な整備後、フラットアンプのイコライザー調整をしてもらいました(これが難しく、整備のメインだそうです)。
入手時点ではビシッとバンブルビー(カラーコードのブラックビューティー)だったのですが、整備後は一部がブラックキャットになりました。しょうがありませんね。

C8のオリジナル球はテレフンケンということなので、フランスから入手した<>マーク入りの出番となりそうです。ただし、相棒のMC30が見つかるまでは、C8には部屋を飾っていてもらうつもりです。



@レーベル毎のスイッチ位置