引退のタイミング


Allan Templeというブランドの靴。
デザイン的に60'sと思っています(踵近くでウィングが上がる)。
ロングウィングチップにしてはつま先がシュッとしておりスマートです。
また、磨けばすぐに輝く革質であり、つま先の色が若干色が薄いのも私好みです。


フローシャイムのコンコルドと比較するとこんな感じです↓スマートです。

コンコルド7C、アランテンプル375(7.5C)


残念ながら、最近はクラックが目立つようになってきました。
以下の写真はクリーム(たっぷりのハンドクリーム)を塗った直後です。


塗った直後なのでこの程度ですが、1週間も経つと手入れをしないと悪化しそうで履けないような状態になります。
特別な日に履く靴ではないので、履く直前ごとにメンテナンスをするのは私にはストレスです。

古靴を履かれる人たちはどの辺で見切りをつけるんでしょうか?
引退させるタイミングについて興味を持った次第です。
深い愛情があれば、いつまででもいけるような気もしますが。。

ちなみに1年半前の入手時の写真↓

McIntosh MC30の修理

久しぶりのオーディオネタです。

MC30の一台に不具合が発生しました。症状は突然のハムノイズ。
プリアンプとのケーブルを抜いても鳴っています。
久しぶりに、マサトレーディングさんに電話をかけて相談しました。
こちらの伝える症状から、おそらく簡単に直るので良かったら送ってくださいとのこと。

見て頂いた結果、ハムノイズはバイアス用チューブラーケミコンというものの容量抜けが原因だったようで、サクッと直して頂きました。また、その他にもこのMC30の現状を教えて頂きました。ひずみ率が低下していると指摘されましたが、規定内だった事もあり今回はそのままとしました。
ボッタクリではなく、こちらの懐具合も気にしてくれるのは本当に助かります。
また、MC30とは全く関係なく、こちらのオーディオ相談にも乗って頂き、1つ問題が解決し本当に助かりました!

マサトレーディングのHPを見ると色々なものがSOLD OUTになっており、営業されているのか気になっていましたが、私が心配するまでもなく修理機器を抱えているようでした。最近はC20のメインボリュームの注文がアメリカからもあるとのこと。さすがオリジナルボリュームの製造メーカーCTSに特注した商品です。まあ、私は既にC20を手放してしまいましたが。。

今回のMC30は7年前にアメリカより入手し、マサトレーディングさんにて整備して頂いたものでした。自分としてはまだ整備したばかりの気持ちでいましたが、この短い期間?(製造されてからの年数を考えると)であっても状態は結構変化するんだなということに気付かせられました。
合わせて、お金はかかりますが定期的なメンテナンスを考えないといけないんだなとも思いました。


以前、プリアンプのC8を整備してもらいましたが、その時は在庫が無かったためにカップリングコンデンサーを一部ブラックキャットに交換して貰っていました。聞いたところ、今は比較的豊富にブラックビューティー160Pがあるそうで、この機会にメンテナンス(キャット→ビューティー)に出そうかなぁという贅沢な悩みも出始めました。

いや〜、オーディオはお金がかかって困りますが、こんな悩みもある意味楽しい?ですね〜(強気w)

ショーンハイト_履き降ろす前の補強

オールソール(レザー) 9,720円

G.T.M. SHOES STOREさんより引用



ビンテージスチール 4,104円


トップリフト交換(レザー) 2,592円

G.T.M. SHOES STOREさんより引用



ビンテージスチール 4,104円


ビンテージスチールを付けるかどうか悩みました。
だって3万円の靴に4千円の補強なんですから。
そして、オールソールが1万弱なんですから。

RESHさんのビンテージスチールが高いのもいけません(3月より値上げ)。
そして、ショーンハイトのオールソールが安いものある意味いけないのです。


ショーンハイト、まだ履き下ろしていないのに、ワインハイマーのベルベットボックスカーフでのパターンオーダーが気になりはじめました。

東立製靴さんのショーンハイト(SH111-2)を購入しました



巷で評判の、東立製靴さんが作るショーンハイトを購入しました。
内羽根のパンチドキャップトゥで、型番がSH111-2(木型がブリティッシュトラッド)という既製品です。値段は31,320円(税込)でした。

当初は32,400万円(税込)からできるパターンオーダーにしようと思ったのですが、試着が千葉県柏市の本社工場か東京浅草のオーダーサロンでしか出来ないので、もしサイズが合わなくても交換対応してくれる既製品にしました。
結果的に購入したサイズは何と23.5cm、リーガルの02DRCD(試着のみ)より更に1サイズのダウンです。
元々23.5cmを注文したのですが、「ちょっと小さいな」と思い、東立製靴さんにメールで交換のお願いをしたところ、「24cmも送るので比較した上で、合わない方を返却して下さい」との神対応。これは、たまたまサイズがあったこともあると思いますが、この様な消費者の不安を分かってくださる生産者さんは素晴らしいですね。
それで履き比べた結果、24cmでは羽根がほとんど閉じてしまっていたので、小さ目ながらも23.5cmを選択しました。
すでに手元にないのではっきりしたことは言えませんが、感覚的にはアレンエドモンズのパークアベニューのような幅の狭いラスト(#5)という感じです。

このモデルは甲革に高級ボックスキップを使用していると書かれています。電話で確認したところ、パターンオーダーに使用しているのと同じ革を使用しているとのことでしたので、オフィシャルブログに書かれている以下の革に該当することになります。
「欧州産の原皮(鞣す前の革)の中でも最も高級品とされるオランダのキップを、国内の老舗タンナー山陽さんの高い技術で美しく仕上げました。丁寧に鞣し、さらにグレージング仕上げで透明感を出した革です。海外タンナーの最高級カーフに匹敵する革を、ショーンハイトのために、特別に作って頂きました。」
それがこれらですね。。(オリジナルサイズで見れます)








ソールには最高級革底を使用と書かれていますが、これはイタリア製の革だそうです。

踵はドッグテイルの方が良かったかな。

この様な靴が3万円程度で購入できるのも驚きですが、実は修理の格安さはもっと驚きです。
何とオールソール(オリジナルと同じレザータイプ)が税込9,720円、そして中底も交換するオールソールでも税込12,312円で出来るのです。

なるべく綺麗な皺が入るように、タピールのレダーオイル等でメンテナンスしてから履き下ろそうと思っています。
どの様な履き心地なのか、どの様に育っていくのか、今からとても楽しみです。




Allen Edmonds Leeds 1年後(26日目)

アレン・エドモンズのLeedsを履き下ろしてから1年が経ちました。
履いた回数は26回。2週間に1回履いた計算になります。
途中、タピールオイルを4回入れました。乳化性クリームを入れたのは多分6回。

バンプに入った皺は綺麗ではありませんが、履き始めと1年後で大きな変化はないような気がします。
革はギラギラしてきた気がします。


履き下ろしたばかりのLeeds(2016/2/23)



着用7回後のLeeds(2016/4/11)


着用25回後のLeeds(2017/2/24)





若干頭ポッコリいい感じ。。


私の足にはオールデンのモディファイドラストより、このLeedsがジャストフィットします。

靴磨きの週末

土曜日から2泊3日の予定で、カミさんと長男がUSJに出掛けました。
知らないところが苦手な次男と人混みが苦手な私は留守番。
掃除したり、買い物したり、お散歩したりとそれなりに色々なことをしましたが、15足の靴磨きもしました。



オールデンのコードバン2足(1339と53511)、素晴らしく輝いて見えますが、53511(黒い方)は革がザラつき気味です。
購入直後、牛の角でグリグリやり過ぎたせいかもしれません。何とかしたいと思っているのですが、この写真を見ればこれで十分な気がします。



カリフォルニアから取り寄せたJBL C34の上は、シューケア用品が山積み状態です(笑)

Allen Edmonds MacNeil



アレンエドモンズのMacNeil(9157)です。





だいぶ消えていますが、「Ostendo」表記が確認できます。内部表記等から1976年製と判断されるようです。


それなりに履かれているようですが、クラックや目立つ傷はありません。アッパーも柔らかく、革質は悪くありません。
この靴、送料込みで5,000円弱で入手しました。安いです。

しかしながら、私には履くことができない靴なんです。
理由は、、、、

何とサイズは「16B」!!
調べてみると、ちょうどジャイアント馬場サイズ(16文キックの16、実はインチ由来とのこと)。

サイズが大きい(沢山の革を使っている)のに安いってのはお得ですよね!
だから、入手しました。

ちょっと感覚がずれているかもしれません。。。


16BのMacNeilと7DのLeeds