Wanna be a Stargirl

2012-05-30

スーパーマーケット

私はスーパーが好きです。
料理をするようになったのはこちらに来てからだけど、日本にいたときから何を買うわけでもなくスーパーをブラブラしながら色々な商品を物色するのが好きだった(正直迷惑な客だけど)。


イギリスの典型的なスーパーはThe外国のSUPERmarketって感じ。だだっ広いフロアにありとあらゆる食べ物はもちろん、文房具DVD、ちょっとした電化製品まで売っていて、生活に必要なものは大体全て手にはいってしまう。だから歩き回っているだけで、とても面白い。


日本のスーパーとの違いで感じるのは、オーガニックフェアトレードなどのエコフレンドリーな商品が本当によく目につくってこと(1つの食べ物に対して大抵1種類はオーガニックと書いてある商品が見つかるくらい)。だからこそこの前に書いたようなEthical Consumptionを実践したい人にとっては非常に暮らしやすい場所なのだと思う。
そしてそれと当時に各スーパーが出しているPB商品もお客をひきつける持ち味。日本より商品のPB化は確実に進んでいると思う。大抵の食べ物に食品会社から卸した商品よりも少し安い値段でそのスーパーのPB商品が並んでいる。


そもそも階級社会といわれているイギリスは、スーパーにも階級のようなものが暗黙に存在する。
たとえば高級層向けのスーパーはWaitRoseやMarks&Spencer。
前者は安心安全でおいしい食材、スーパーではめったに見かけないエスニック系の食材が売っているポッシュな高級層向けのスーパー(日本でいう成城石井的な感じ)。後者はイギリスに昔からある古き良きスーパー(スーパーだけでなく洋服なんかも売ってたりする)。
Sainsbury's、Morrisonsなど中間層向けのスーパーがあり、TESCO(日本からは最近撤退したらしいけどイギリス発の巨大スーパーマーケットの典型)、ASDA(街の真ん中よりも郊外によくある)のような低所得層向けの巨大スーパーマーケットがある。
WaitRoseにいる客層や店員の愛想の良さは他の下層のスーパーマーケットとは少し違う気がする、というようになんとなくその違いは肌で感じることができる。
そしてこれらのスーパーに大きく差別化させるのが各スーパーのPB商品なんだと思う。ちょっと高くても安全でおいしいものが食べたい人は高級スーパーへ。とにかく安いものが欲しい場合はTESCOなんかに行く。
庶民の味方のTESCOだけど、国内ではEthical consumptionや食の安全性の問題から、アンチTESCOって人も結構存在していたり。どのスーパーを頻繁に利用するかによってその人の経済的余裕だけでなく、食に対する意識が見え隠れしたりするから面白い。


そしてもうひとつ日本との違いで感じるのは、大量型消費社会だということ。
日本でお得な商品といえば、定価の何割引っていうような売り方だと思うけど、イギリスのスーパーでよく見る目玉商品は3for2(2つ買えばもう1つ無料でついてくる)」や[2for£? (2個買えば安く買える)」といったかなり量を意識した売り方。それは上に上げたどのスーパーでも実施されている。日本での節約家の買い物スタイルは、いかに安く手に入れるかだと思うけれど、こちらはいかに同じ値段で多く手に入れるか、というイメージが強い。
それはこちらの典型的な家庭の買い物スタイルが、1週間に1度くらい大きなスーパーに車で行って、大量の食料を買い込むことだからなのだろう。そのためちょっと街の中心からは離れた大きめのスーパーには同じように巨大な駐車スペースが併設している。この生活習慣によって車から排出されている二酸化炭素が環境的観点からは問題であったりもする。
いくら1週間に1度とはいえ、ひとり分の買い物しかしない私にとって、1個単位でもっと安くしてくれたらいいのにって思うことがしばしば。日本よりも大きな野菜や量の多いパックが多いせいと、捨てるのが苦手な性格のせいで、こちらに来てからパックに記載された消費期限なんてほとんど気にしなくなった。食の安全やおいしさへの追求はこちらに来て私には無縁といっても過言ではない。いくら健康になんのトラブルも発生していないとはいえ、グローバルサプライチェーンによっていかに途上国貧困層搾取され、その利益のほとんどが先進国のリテイラーに帰属してしまうかを学んだ私は自分自身を通して、理想と現実の乖離を痛感する。
なんだかそんなことを考えながら、今日もスーパーマーケットに出かけたのでした。


以上、私的イギリススーパーマーケット雑感でした。


余談だけど、スーパーマーケットはその国のローカルな人が誰でも使う場所であるため、観光名所では見れない普段着のその国の姿を見ることが出来る貴重な場所だと思う。なので私はどこに旅行に行ってもスーパーに入るのが好きです。たとえばオランダに行ったときは、すべての冷蔵品を手に取るには冷凍品のようにそれを取り出すためのガラスのドアが存在し、日本やイギリスのように寒くないことに気づき、なんとなくオランダ人のエコ意識の高さを感じてみたり。スーパーとはちょっと違うけれど、モロッコではマーケットであり、それ自体が観光地であるスークに行って、お土産売り場から少し外れた道に行ってみると、観光客がほぼいない現地の雰囲気に浸れたりする。
旅のスパイスとしてそのような旅の仕方もおすすめです。

2012-05-20

オランダ(アムステルダム)

先週、月曜の夜から木曜の朝にかけて、授業が終わったわけでもないのに弾丸オランダ旅行に行ってきた。
目的は1年で8週間しか開かないというチューリップで有名なキューケンホフ公園に行くこと。
3月半ばから5月20日までしかやっていないその公園を一目見たくて、わざわざ授業と課題で忙しいこんな時期に行ってきた。
もちろん、ベルギーから恒例になった(?)夜行バスで。


ロンドンヴィクトリアコーチステーションから出たバスは、アムステルダムのアムステル駅へ。
そこからセントラルステーションまでメトロで20分くらい。
そこから前日にネットで申し込んだ公園行きのバスツアー(38ユーロ)の出発地を確認しつつ、荷物を置くためにひとまずホステルへ。
私が今回泊まったところはヴァン・ゴッホ美術館のすぐ近くにあるホステル(Hostel Van Gogh, Amsterdam, Netherlands: Book Now!)。
1泊だけでもOKで、女性専用のドミトリーがあるから選んだのだけど、部屋はとっても清潔でよかった。
ドミトリーの場合良し悪しは一緒に泊まる人によるけれど、私の場合は気の良いオランダ人のおばさんとお話出来て楽しかった。
場所はセントラル駅からはトラムで10分くらい、徒歩40-50分くらい。
アムステルダム国立美術館ゴッホ美術館は目と鼻の先にあるので、美術館に朝から出かけたい方にはおすすめです。


相当道に迷いつつ、歩いてホステルまで辿りついたあとは、セントラル近くのツアー出発地へまた徒歩で。
でも2回目となればいくら方向音痴の私でも少しは土地勘などが出来て、無事にたどり着けた。
14時半から4時間半(公園には3時間ステイ)の一番短いツアーだったけど、正直3時間は十分すぎた。
バスで隣りだったオーストラリア人の青年と仲良くなって、一緒に園内を散歩したのだけど、やはりもう閉園ギリギリとあって、全体的に半咲きかそれ以下って感じだった(一番の見ごろはきっと4月半ばから後半にかけて)。綺麗で整っていて商業化された公園だなぁというのが正直な感想。けれど、たくさんの種類のチューリップが見れたことにはかわりないし、写真もいっぱい撮れたし、話し相手がいたお陰で飽きずに堪能できた。


バスでアムステルダムに帰ってきて、定番の運河クルーズとディナーをした後に彼と別れた。一人旅はどうしても寂しくなってしまうものだけど、良い出会いを見つける可能性が友達と行くよりもよっぽど高いのは利点だと思う。


翌日は朝からアムステルダム国立美術館ゴッホ美術館(共に14ユーロ学割なし)へ。
途中でロンドンで勉強している友達と再会&鑑賞。
アムステルダム国立美術館の方はまだ建設途中なので、今は縮小スペースでの公開。
でも好きだったレンブラントの夜警が生で見れたのには感動。
この美術館の設営に関するドキュメンタリー映画もあるので興味のある人は是非。(見たことないけど面白そう)
D
チケットを買って入るのに時間がかかったので、ネットで先に買っておくとよいかも。


そのあとは二人でアムステルダムをぶらぶら。
アムステルダムは全体的にごちゃごちゃしていて小さいイメージ。
だからトラムに乗るのも良いけど、網のように張り巡らされた運河にかかる無数の橋を歩きながらぶらぶらする方が街の雰囲気を堪能できるのでおすすめです。
Red Light District(飾り窓)と言われる売春街と、麻薬合法国家オランダに無数に存在するCoffee Shop(麻薬を堪能出来る店)を通っていると、日本ではあまり感じられない退廃的な雰囲気にこの国特有の自由さを感じた。
雄大な自然に囲まれて育ったはずのオーストラリア人さえ、この国の人は自国民よりリラックスしているように見えると言っていたのが印象的。
飾り窓は少しだけブリュッセルでも見かけたのだけど、アムステルダムの方がより観光地化されていると感じた。昼間に行ったからそこに立っている女性は少なかったけど、ブリュッセルは比較的肌の色が黒めの人が多かったのに対し、アムステルダムは圧倒的に白人優勢だったところも少し違うのかも。


そんなこんなであっという間に2日間の短い旅は終わり、帰りの途へ。
補足情報があるとすれば、夜行バスについて。
今回でヨーロッパ旅2回目の夜行バス利用だったけれど、相変わらず長くて厳しい。
10、20ポンド追加するだけで2時間くらいで行けてしまう場所に10時間かけて行くなんて、貧乏学生じゃなかったら絶対選ばないと思うけど、これも一つの経験だと思って懲りずにまた選んだ。
特に今回は麻薬合法国家からの帰路、フランスカレーで厳しいImmigration Checkがあるとバスの運転手さんに脅されたので戦々恐々だったけど、意外に審査官の愛想は悪くなかった。
初めてイギリスに来たときは、最低限の質問に答えることで精一杯だったけど、少しは審査官と会話出来るようになった自分に対して、無駄に成長を感じた。
そしてバスは船に乗ってイギリスのドーヴァーに辿り着くのだけど、上手く眠れなかった私はひょんなことから船のデッキで日の出を見ることが出来た。
寒かったけれど、綺麗でした。


こんな感じで終わった弾丸アムス旅行。
ロンドンからコーチで往復50ポンド。体力があったらおすすめです。

2012-05-11

A-

今日帰ってきたエッセイの結果。
先生と何も相談せずにアウトラインを構成し、旅行に行ったせいで十分な時間も取れずに書き、法律条約に密接に関連するエッセイを書いたのは初めてだったため、今までで一番自信がなかったエッセイ。
ギリギリパスを覚悟しつつ、良かったとしてもB-くらいだろうと恐る恐る開けた結果は、今までイギリスでもらった成績の中で一番良かった。
批判的なコメントはEnglishの稚拙さに集約されていて、ほかは大体手放しで褒められた。
泣くほど嬉しい結果だったけど、なんでこんなに良い点数をもらえたのか正直謎。


なぜなら私のエッセイにはアーギュメントのオリジナリティが決定的に不足しているから。
広く浅く勉強するのが好きな私は、狭く深くが苦手で修士課程に在籍していながら、決して研究者タイプではない。
いつも早々に検索しやすいテーマと興味のある場所を絞り込んで、それに関する情報を手当たり次第集めて、乱雑にそれを読み漁って、書きやすいテーマとアウトラインをなんとなく設定し、都合の良い情報を切り貼りしながら、エッセイを完成させていく。
そこで明らかに足りないのは、自分の問いを主体的に考える力。


今回のエッセイはインド農業伝統知識に関するバイオパイラシーについてだったけど、
1.伝統知識に関する知的財産権の世界的なフレームワークと現状
2.インドにおけるその問題点と具体例
3.知的財産権フレームワークの中で農業伝統知識を守るためのインドの国内政策
この三本構成でいった。


第1章は、自分の分かる範囲の大きなフレームワークをごく簡単にまとめただけだし、5000Wordsの論文でそこから第3章の結論まで持っていくのは少し広すぎると思っていた。
私はどの論文でも批判だけで終わってしまうのが嫌で、第3章部分に希望的な対策を入れることを好むから、今回もそのような方向でいったけど、問題をマクロとミクロな視点から完全に把握できていないのに、対策をそこに入れてしまうのは傲慢であるとも思っていた。
パッチワーク問題は私の強みであり、弱みでもあると思う。


今回このような成績をいただけたのは光栄だし、嬉しいけれど、自分が満足いく論文を書けたわけでは決してないので、修士論文くらい自分が心から納得したと思えるエッセイを書きたいと切に思う。

2012-04-09

モロッコ

ずっと行きたかったモロッコへ。
かなり色々な国に行った知り合いに「今まででどこが一番だったか」と聞いたら、帰ってきた答え、それがモロッコ
春休みベルギーに続きモロッコへ、友人とひとっ飛び。


モロッコ古都マラケシュに降り立った私達の旅は、予約していたリヤド探しから始まった。
リヤドとはモロッコでよくあるプチホテルのこと。
比較的こじんまりしているところが多く、家族経営なところもあるみたい。
モロッコらしい場所に泊まりたいなら、おすすめです。
ただ、難点はロッコのこちゃこちゃした細道の中の隠れ家的な雰囲気が多く、見つけるのが難しい場合が多いってこと。
私達が泊まったところは吹き抜けの内装とモロッコ小物満載の可愛いお部屋。
二人で一泊で47ユーロでプライスもグッド。
自力で行くのにちょっと苦労したけど何人かに聞きながら、なんとか見つかった。


マラケシュのイメージは雑然とした観光地って感じ。
至るところに観光客目当ての客引きがたくさんいて、「観光客らしい」人もいっぱい。
アジア人はほとんど見なかったにもかかわらず、多くの現地人の客引きに日本語で喋りかけられた。
母体数少ないはずなのに、こんなに日本語が浸透しているというのは、日本人がとんでもなく良いカモなのか、来るときに団体ツアーが多いから目立つのか。
とにかく少しうるさかった印象。
でもフナ広場で食べたタジンと生絞りフルーツジュースはおいしかった。


マラケシュにほんの一晩滞在したあとは、私的メインイベントの2泊3日の砂漠ツアーへ。
安くて有名なサハラエクスペディションという現地のツアー会社で来る前にネットで申し込み、早朝出発。
ガイドは全くなしで、ただひたすら観光名所でおろされて写真を撮る時間を与えられ、また先に進むというちょっとシュールな旅。900Dh(9000円位)という安さなら許せるクオリティーだけど、もっと詳しいガイドが欲しい人は違うツアーのがよいかと。
途中洪水で溢れた水の中を進んだりするハプニングがありつつ、映画「グラディエーター」の撮影場所に使われた有名な観光地や、モロッコの雄大な自然を堪能して、2日目の夜に砂漠出発地点に到着。
そこかららくだに乗って、3,40分歩きながら、その夜泊まるテントへ。洪水のせいで道が壊れていたせいで着くのが遅くなって、じっくりサンセットを見れなかったのと、曇っていたせいで満点の星空は見れなかったのが少し残念だったけど、人工的な光が一切ない場所で見る月や星は本当に圧巻だった。
真っ暗で何もない砂漠にポツリと立っていると自分の悩みなんてどうでもよくなってしまう。
ほぼずっと車に乗っている2泊3日のタフな旅だったけど、一緒に居合わせたツアー客にモロッコ人の外科医達がいて、観光業を営んでいる人とは違う角度からモロッコの話を聞けたのはとっても良かった。
ちなみに彼らはカサブランカで外科医をしているかなりのエリートかと思われます。


砂漠ツアーを終えたら、そのままタクシーで北の都市フェズへ。
フェズで一番有名なのは、大迷宮と呼ばれるそのメディナ
無数にある細い道がクモの巣のように張り巡らされていて、そこに一度迷い込んだら、自力で元の道に戻るのは不可能に近いだろう。
私は相棒が体調を崩してリヤドでダウンしていたので、分かりやすい道を選びながら1人でぶらぶらしてた。
途中明らかに怪しい男の子に手を引かれ、嫌な予感がぬぐいきれないまま、フェズの迷路に迷いこむ。
1人では絶対帰って来れない道に迷い込み、「お金を払う気はない」と何度も意思を英語で伝えながら、半信半疑で彼のあとについていく。
そして彼の家が経営しているというなめし皮工場を見学したあとに、彼の家の屋上に連れて行かれた。
フェズの旧市街がすべて見渡せるそこからの景色は、息を飲むほど綺麗で、どんなにカメラを向けてもこの景色をそのまま写真に残すことなんて到底出来なかった。

最後に自分が来た道を戻って別れるときに、当然のごとくお金を要求された。
ご褒美に20Dhと言われ、とりあえず条件反射で半額10Dhまで値切ってそれを払った。それは日本円でいったら100円で、方向音痴な私が1人では絶対出来なかった体験をさせてくれて、彼が見せてくれた光景は確実に100円以上の価値はあった。
だから、お金はいらないとずっと嘘をついていたことよりも、最後まで陽気でずっとヘラヘラしていた彼の顔から、お金を渡した瞬間にすっと笑顔を消えて去っていき、取り残された私はなんだか1人ですごく切なくなった。
少なくとも私が楽しいと感じていたその時間がごく一方的なものでしかなく、彼にとって私は単なる良いカモであったという事実が、どこにでもあるありふれた話であるはずなのに、なんだかすごく悲しかった。私はまだまだだなぁと気づかされた瞬間。


途上国(そういう括りをしていいのかどうかわからないけれど)の子供は、恵まれた国の子供よりもしたたかだ。必然的にお金の大切さをよく理解している。そういう部分に対してあまりに甘やかされ、鈍感になってしまっている私には、彼らのような強さがもう少し必要だとそっと思った。

2012-03-25

ベルギー

春休みを利用して、ひょっこりベルギーに旅行に行ってきました。


ロンドンヴィクトリア・コーチ・ステーションからバスで約8時間くらい。
行きも帰りも片道20ポンド以下の夜行バスで行ったので、時間とお金の節約にはなったのだけれど、とにかくタフな旅だった。


今回は同じくイギリス留学中の日本の大学からの友達と行ったのだけど、
その子は仕事が忙しく、1日目はほぼひとりでブリュッセルを観光。


ブリュッセルは本当に綺麗で洗練された街。
パリの綺麗な部分を凝縮した感じで、頑張って歩き回れば、1日で十分主要な場所は回れてしまう。グラン・パレスという世界で一番美しいと言われている広場と、世界三大がっかりといわれているらしい小便小僧(Manneken Pis)はすぐ近く。
初日は、地図を片手に街中をほぼノンストップで歩き回り、迷いながら、Dandoyという地球の歩き方に載っているスペキュロス(シナモンが効いたビスケット)とワッフルで有名なお店の、すぐ隣りにあった1ユーロワッフル屋さんでワッフルを買いました。(正直ここは甘すぎておいしくなかった)。
この日のちょっと変わった観光ポイントは、外装がとっても可愛い楽器博物館と、現在工事中の最高裁判所かな。


楽器博物館は、管楽器弦楽器打楽器鍵盤楽器ありとあらゆる楽器が文字通り飾られていて、入り口で渡されたヘッドフォンをそれぞれの楽器の前にあるステレオにさせばそれがどういう音色を奏でるのか聴くことが出来るというスタイル。
見ている分には面白かったけど、説明文がフランス語オランダ語しかなかったのが少し残念。最上階にあるレストランは高級そうだったのでひとりで入るのは躊躇したけれど、眺めはとってもよさそうだった。


最高裁判所は、道に迷って気づいたら着いてしまった場所なんだけれど、
中も見れてすごく素敵な雰囲気だった。
そこで働く人(多分判事さん?)はみんな黒いローブを着ていて、ザ・ヨーロッパって感じ。中は真っ白ですごく広くて、あちらこちらに社会見学っぽい子供たちがいました。中心部から少し遠いのだけど、見る価値はあると思うのでもし時間があれば是非。


2日目は電車で1時間のブルージュへ。
Go Pass 10という26歳以下の人が電車10回分の回数券を50ユーロで買えるというシステムを利用したのだけど、ネットで買えばGo Pass 1というのもあったらしくそっちを使えばもっと安かったみたいです。
中世の雰囲気満点のブルージュは、「天井のない美術館」といわれるような綺麗で可愛い街。ブリュッセルは都会で洗練された首都ならば、こちらは南イングランドとか南仏の小さな町のようなイメージ。そこに並ぶカラフルな家々に興奮して写真を撮る手が止められなかった。
フリッツというベルギー独特のフライドポテトを食べ、中心部からさらに奥に進んだレースセンターに行った。ブルージュはレースで有名なので、レースのお土産もたくさん買える。


3日目は、当初アントワープに行く予定だったんだけど、友達が仕事で忙しかった上、私も体調が悪く、大人しくブリュッセル観光することに。
王立美術館は学生2ユーロという破格の値段にして、広々とした館内に対し、お客さんがとても少なくて、すごく好きな雰囲気の美術館だった。
14世紀頃の中世の絵から現代美術まで幅広い作品が見れるのも面白いところだし、世界史資料集に載っているような、ブリューゲルルーベンスの作品が見れた。フランス革命の有名作、ダビドの「マラーの死」が生で見れたのはちょっと感動。
この日は、街中のワゴンワッフル屋でワッフルを食べ(おいしかった)、先に述べたDondoyのスペキュロス味のアイスクリームを食べ、ベルギー名物のムール貝白ワイン煮を食べ、イギリスで貧しい食生活を送っている私は、食べ物のおいしい国は本当にいいなぁと思ったのでした。


ベルギーヨーロッパでは、私にとって9カ国目の国ですが、個人的にはツーリストとして好きというよりは、ここに住んでみたいという気持ちが高まる国でした。
なぜならすごく人が優しいから。
誰かに何かを頼まれたときに、比較的みんな気持ちの良い笑顔で応じてくれるのはヨーロッパ共通だけど、この国は困ったり迷ったりしている私にあちらの方から助けてくれる姿勢がとっても多かったから、優しい人が多いんだなぁって思った。
もちろん3日しか過ごしていないので、実態がどうなんていうのはとても言えないけれど、とても好印象でまた訪れたいと思える国だった。