頑張ってる君へ
こんばんは、反逆のカリスマ(自称)です。
去る3月11日、あえて説明は不要なぐらい重大な災害
「東日本大震災」
が起きて以来、テレビやラジオ、雑誌など様々なメディアで
「がんばろう」
ってワードがアチコチで飛び交ってます。
が
自分、実は
「がんばれ」
というワードは、そんなに好きではありません。嫌ってるワケでもないけどね。
「がんばれ」って言葉を使う状況って、ほとんどが
いろんな意味で調子が良くない人に向けて投げかける場合が多いじゃないですか。そーじゃない場合もあるけど。
そういう場合、たいていの人はすでに頑張ってる人がホトンドなワケですよ。
言われたほうにすりゃ「これ以上に何を頑張ればいいの?(/_;)」みたいに捕らえてしまうこともしばしばあるんじゃないかなぁ、とか深読みしてしまいます、自分の場合。
ずっと昔、大阪ローカルの番組で
パペポTV
って、笑福亭鶴瓶さんと上岡龍太郎さんのトーク番組の中で、
マラソンを趣味にしてる上岡さんが
「マラソン中に『がんばれ』って言われるのが一番腹たつ。言われんでも頑張ってるっちゅーねん!」
みたいなコトをおっしゃっててテレビの前でエラく同意したのを覚えてます。
そのあとに上岡さんが
「マラソンをしてて一番励まされたことは、応援してる沿道で、とある家族が楽器を持ちだしてきてて、その家族が「ロッキーのテーマ」を演奏してて、往路で一度感動してから折り返し地点を戻ってきたら、その家族が演奏し続けてたことがホンマに感動しましたね。あれがホントの応援ですよ。」
いやー、このエピソードにはマジで感動しました。、マジで。
そのオンエアを見て以降、このエピソードが自分のスタイルに多大な影響を与えたのは言うまでもなく、
ホンマに気に入ったモノに対しては、
見返り度外視
で、行動に表れる応援を実践しようと心がけてます。足りない部分も多いけど(苦笑)
最近では音楽の分野で実践してるかなー。
インディーズレベルで
この人(ら)、こんなにイイ音楽してるのに、なんで無名なん!?
って人には出来る範囲で応援行動に出てますねー。
そういや、「頑張る」ってキーワードで思い出したのが
関西で活動してるインディーズグループワライナキの「頑張ってる君へ」という曲。
メロディ自体はシンプルなんだけど、歌詞がヤバい。ガチで泣ける。
無責任に「頑張れ頑張れ」ってポジティブな言葉を並べる歌をよく見かけるけど、自分はそういう安易な歌詞が一番嫌い。
ほんとにつらいコトがあった人には、変に気を利かせた言葉を言うよりもすごくシンプルなコトが一番の励ましになったりするのかもしれないッスねー。