Numeric Steps

可算階段の公式日記2

Into the Breach Advanced Edition

時々動画を取っています。時間的にも難易度的にもちょうどいい。

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一通りハードでクリアしたので所感など。

 

部隊

  • ボンバーメカ

ボマーメカのウォーキングボムは背後を取るもよし、盾にするもよしと使い道が多い。アップグレードしない限り手数は増えない。ピアスメカも最初から2火力+ノックバックで十分に強い。しかしこの部隊の目玉はユニット2体の位置を入れ替えるチェンジメカ。2体目の射程が無限のためとにかくなんでもできてしまう。
主な火力がピアスメカしかないため、かなり創意工夫が求められる部隊でもある。

敵を倒すことでミニロボを生み手数を増やすことができる。複数に少しずつダメージを与えるのは得意なので、うまく調整していかにアラクノイドメカにとどめを刺させるかが重要。

  • ミストイーター

ラスティングハルクに続く煙幕部隊。煙幕を撒いて攻撃を止めつつ自身は煙幕で回復をしていく。自分の煙幕で詰むことがないので使い勝手はいい。飛行ユニットが2体いるので動きやすい。
コントロールメカは他ユニットをぶつけずに2マス以上動かせるので他にはない強みがある。

  • ヒートシンカー

フレイムベヒモスに続く炎上部隊。炎上マスで新要素のブースト(攻撃力+1)が得られるので実質炎上無効。ただし炎上マスは消えてしまう。ブーストと炎上を合わせると攻撃力1の武器でも実質火力3出せ、範囲も広いので総合的な火力は高い。

何故訳した。ドリルで破壊したマスを攻撃すると穴になる。ひび割れたマスの敵を攻撃すると確殺できる。ピッチャーメカで相手をひびの上に落としても相手は死ぬ。ボスも殺せる。出現もマスごとつぶせる。
欠点は、攻撃の起点としてまずドリルで敵を倒さなければならないところ。ひび割れの上に立って攻撃を受けると自分も死ぬ。そして飛行する敵は当然穴には落ちないのでなんとかしなければいけない。

 

タイムトラベラー

汎用スキルも増えたので、一般兵でも組み合わせによってはかなり有能になれる。逆にDEF+3%のがっかり管は強まってしまったかもしれない。特に一定の条件下でブーストがかかるスキルが強い。

推理と謎と

Taiji

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2Dドット絵で表現されるオープンワールドパズルゲーム。世界の至る所にパネルがあり、パネルにはいくつかのマスが書かれている。プレイヤーはルールに従ってパネルのマスを塗り、正しく塗ることができれば正解となり何かが起きる。ルールは明示的に説明されておらず、周囲の風景だったり、マスに書かれたシンボルによってルールを推理し特定していかなくてはいけない。地域ごとに特定のルールが簡単なものから徐々に複雑なものに発展し、複数のルールを組み合わせるような問題も出現する。

まずルールを探し、次にルールに沿うようにマスを塗る2段階パズル。ルールを探す段階では簡単な練習用問題からルールを推測し、検証を行っていくのに発想力や観察力が問われる。

 

Understand

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グリッド上で一筆書きをするゲーム。レベルごとに複数設定されたルールに従って一筆書きができていれば正解。各レベルに数問用意されており、最初の1問は模範解答が用意されている。グリッドのマスにはいくつかの記号が書かれており、それを手がかりにルールを推察していく。主な要素は、開始地点、終了地点、通過したマス、区切られたマス等がある。レベルごとに記号の意味などが全く変わるため

判定するごとに、複数あるルールのうち、どのルールを満たしていて、どのルールを満たしていないかがわかるので、そこからルールを導いていくのだが、ルールによっては思いつくこと自体が非常に難しいものもある。模範解答も、わざとルールをぼかすようなものがあるので、かなりの試行錯誤が要求される。

ほしにねがいを

adventar.org

6日目です。今回も参加することにしましたが、ひとつ前の記事が去年のアドベントカレンダーなので、驚愕します。ちなみにクッキーの生産量は4桁ぐらい増えました。

 

みなさん、イベントに向けて準備はされてますか? 年末のイベントといえばそう、セールですね。

ここにある記事をみればわかりますが、セールといえばSteamのセールしかないといっても過言ではありません。今年は22日ぐらいからウィンターセールが始まるそうです。

セールに向けての準備ということで、ウィッシュリストの整理をします。安くなってたらほしいもの、安くなくても欲しいもの、今はまだ買う時期ではないものなどの分類をして、セールに挑みましょう。

要は、欲しいものリストの吟味をしながらの紹介です。当然、欲しいものなので、まだ買っていません。

 

Outer Wild

突然宇宙のどこかに放り出されて開始するオープンワールド探索ゲーム。一定の時間が経過するとまた最初の地点にもどされる。今までの経験をもとに探索範囲を少しずつ広げていくループもの謎解きゲームらしい。

判定:欲しい

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One Step From Eden

グリッド上でタクティカルバトルをするデッキ構築系ローグライク。雰囲気がとあるゲームににているとかなんとか。

判定:欲しい

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Marchant of the Skies

空飛ぶ船に乗って、島と島を渡りつつ交易をする。船を強化したり秘密の場所を見つけて最高の商人になろう。

判定:欲しい

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As Far As the Eye

村を経営し発展させつつ世界の中心を目指す。ほのぼのとした見た目とは裏腹に、厳しい自然とイベントが待ち受けている。なんか難しそう。

判定:欲し

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5D Chess

通常のチェスに加え、過去の盤面や、過去から分岐した並行世界の盤面にコマを移動させることができる。正直何を言っているかわからない。

判定:人知を超えているため判定不能

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STRIKERS 1945

彩京の名作STG。よく温泉とかレトロゲーが売りのゲーセンで見かける。世界大戦頃のレシプロ機が戦艦や巨大戦車に挑むのだが、なぜか敵は変形する。科学の力ってスゲー。

判定:プーププーププ

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White True: learn()

プログラマーの飼い猫になって飼い主の仕事を勝手にやるという設定。分類器を作成して入力から望む出力を作成するプログラミング系ゲーム。タイトルは「学習し続ける(永遠に)」的な意味。

判定:多分ずっと遊んでしまいそう

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OCTOPTICOM

上に同じく、入力された光を分解して望む形に出力する。2次元プログラミングパズル。

判定:終わらない。

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Dwarf Fortress

7人のドワーフで開拓地を広げて村を作っていく。ドワーフは思い思いに生産していくのでうまくコントロールしてやらなければいけない。割と古くからあるシミュレーション系ローグライクの製品化。

判定:いつ出るの?

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Risk of Rain 2

2D横画面だった前作と変わって3Dシューターっぽくなったアクションゲーム。ランダムに落ちるアイテムを駆使してどんどん強くなる敵を蹴散らしていく。クラウドコントロール力が試される。

判定:欲しい

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Party Animals

少し前に体験版で話題になった、物理演算が盛り込まれた動物乱闘ゲーム。

判定:今はまだその時ではない。

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Legal Dungeon

ダンジョンとは名がつくが、ここでの迷宮は警察官が取り扱う事件のこと。捜査資料を読み解き、そこから報告書を作成する。報告書の内容によってさまざまな変化をもたらす、一風変わった推理ゲーム。

判定:雰囲気が好き

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Cryptank

探索系の雰囲気があるローグライクシューティング。単身敵の宇宙船に乗り込み、コアの破壊を目指す。

判定:欲しい

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なんだかやたらとジャンルと傾向が偏っている気がします。

フルプライスのゲームもいいのですが、こういった1000円から2000円台の作品には、きらりと光る良作が隠れています。

うっかり試しに買ってしまう率も高いです、特にセール中ならね! 他プラットフォームに移植されているものもあるので、気になったものがあれば探してみてください。

 

以上(思い出したように増えるかもしれません)

山田さん@がんばらない

この記事は

adventar.org

の18日目の記事です。

ゲームはやりたいけど時間がない、ストーリーを進めたいのに作業が多い。そんな気持ちを払拭する究極のゲームがあります。それが放置ゲームの元祖、クッキー・クリッカーです。もともとは2013年の夏に初登場したこのゲームは、一時期唐突にバズりましたが、数ヶ月もすれば沈静化して忘れ去っている方も多いと思います。しかし、その精神は今もなお放置ゲームという形で多くの(主にスマホの)ゲームの中に残っています。
そんな山田も当時はもちろん触っていましたが、特段やり込むこともなく忘れていましたが、ここ最近になってなんとなしに復帰して、クッキーを焼いています。

 

f:id:countable:20191218002041j:plain

いないとは思いますが知らない方のためにこのゲームについて説明します。
画面上にある大きなクッキーにマウスカーソルを合わせてクリックするとクッキーがもらえます。たくさんクリックするとそのたびにクッキーがもらえます。手に入れたクッキーを使って施設が買えます。最初に買うのはおそらくカーソルです。こいつは自動でクッキーをクリックしてくれるスグレモノです。同じ施設を複数買うこともでき、買うごとに効果は重複しますが値段は指数的に高くなっていきます。こうして貯まったクッキーでより(値段も効果も)高い施設を購入します。このようにして、よりたくさんのクッキーを作り出す施設を買うためのクッキーをつくり続けるゲーム、それがクッキークリッカーです。

ゲーム開始時こそ実際にクリックをしてクッキーを作りますが、基本的にはクッキーが自動で貯まるのを待ってよきところで施設を購入するため、ほとんどの時間は待っ(放置し)ているゲームとなります。
また、シンプルながらに
時々画面に現れてボーナスをくれるゴールデンクッキー。
施設の効果を高めるアップグレード。
全てをリセットする代わりに、全てのクッキー生産に倍率がかかる転生。
などといったシステムがあり、これらが相互に作用するため意外と奥深いところがあります。

 

有り体に言ってしまうと、ただ数字が増えていくだけのゲームと呼べるかも怪しい物なのですが、山田的には逆に、様々なゲームの本質を表現しているように感じます。

RPGに例えると、クリックは経験値集めで施設を購入してレベルアップ。やがてレベルアップしづらくなってきたらストーリーを進めて次の段階で効率を上げていく。そんな成長曲線のメタファーを見出すことができます。あるいは、狩りゲームであるような、モンスターを退治するための武器の素材を手に入れるためにモンスターを倒しに行くトートロジーとやっていることは変わりないのです。
拡大再生産的な思考も必要になり、今買える施設を逐次買っていき着実に生産効率を高めていくか、貯めて一足飛びに高い施設を買い、一気に強化していくかは自分のリソース(時間)との相談となり頭をひねらされます。
実績も十二分に用意されており、やりこみ度も高いです。
ここまでくればもうお判りでしょう。すべてのゲームはクッキークリッカーから派生したものだったです。嘘です。

 

ここまでシステム的な面に注目して語ってきましたが、テーマやフレーバーもまたこのゲームの魅力の一つです。
最初に購入できる施設は先に言ったようにクッキーをクリックするためのカーソルですが、その次に購入できる施設は、クッキーを焼いてくれるおばあちゃんです。ここまでは割と(?)普通の世界観ですが、そこから畑でクッキーを栽培して収穫し、銀行でクッキーを運用し、過去から食べられる直前のクッキーを回収します。
それを彩るフレーバーテキストはファンタジーやSF、文学、風習からの引用となっており、作者のセンスが光っています。

 

現在も山田は毎秒1*1余りのクッキーを焼いておりますが、とくに頑張ってはいません。
みなさんもぜひ、クリスマスに向けてクッキーを焼いてみて下さい。今ならクリスマスイベント中につき、ボーナスもあります。

 というわけで、今年頑張(らなか)ったゲームの話でした。

 

明日は今年も縦横無尽に駆け回ったであろうきむち。さんです。

 

ちなみにバレットコードについての覚書が次の記事です。気になる方はご覧ください。

 

*1:10の36乗

ドブルの考察

ちょっといろいろあったドブル。改めて、その特徴的なカード構成に関する考察です。

ドブルカード(デッキ)の特徴は以下の通り
・全てのカードは8つの異なるマークが描かれている。
・デッキ中の任意の2枚において必ず1つだけ共通するマークが描かれている。

この2つの約束を守ってドブルカードの構成を再構築してみます。

まず、カードを2枚つくります。この2枚で共通するマークは1つだけなので、他のマークは全て異なるはずなのでマークを数で表現することにすると

[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8]
[1, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15]

の2枚が考えられます。
同様に、もう6枚

[1, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22]
[1, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29]
[1, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36]
[1, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43]
[1, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50]
[1, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57]

次に、以上の8枚からそれぞれ1つずつ1以外のマークを抜き出します。

[2, 9, 16, 23, 30, 37, 44, 51]

当然、これは先の8枚と比べると必ず1つ同じマークがあります。 ここで2を固定してもう6枚、条件を満たすカードが作れます。

[2, 10, 17, 24, 31, 38, 45, 52]
[2, 11, 18, 25, 32, 39, 46, 53]
[2, 12, 19, 26, 33, 40, 47, 54]
[2, 13, 20, 27, 34, 41, 48, 55]
[2, 14, 21, 28, 35, 42, 49, 56]
[2, 15, 22, 29, 36, 43, 50, 57]

この作業を繰り返すことで、最初の8枚から先頭の数字を変えた7x7=49枚のカードを作成することができます。ここで大事なのは、1枚目を除いた7枚から1つずつマークを選ぶ際に、いずれのマークのペアも2回以上使用しない必要があります。このあたりは数学的に証明しようがあると思うのですが、とりあえず手動でがんばります。

結論としては57種類のマークを用いて8+7x7=57枚のカードが構成できました。それぞれのマークは8回ずつ使用されています。実際のドブルのカードは55枚で、そこから2枚のカードが抜けているらしいですが印刷的な事情なんでしょうか、ね。

一応、最後に全カードの内訳を載せておきます。

[1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8]
[1, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15]
[1, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22]
[1, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29]
[1, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36]
[1, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43]
[1, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50]
[1, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57]
[2, 9, 16, 23, 30, 37, 44, 51]
[2, 10, 17, 24, 31, 38, 45, 52]
[2, 11, 18, 25, 32, 39, 46, 53]
[2, 12, 19, 26, 33, 40, 47, 54]
[2, 13, 20, 27, 34, 41, 48, 55]
[2, 14, 21, 28, 35, 42, 49, 56]
[2, 15, 22, 29, 36, 43, 50, 57]
[3, 9, 17, 25, 33, 41, 49, 57]
[3, 10, 18, 26, 34, 42, 50, 51]
[3, 11, 19, 27, 35, 43, 44, 52]
[3, 12, 20, 28, 36, 37, 45, 53]
[3, 13, 21, 29, 30, 38, 46, 54]
[3, 14, 22, 23, 31, 39, 47, 55]
[3, 15, 16, 24, 32, 40, 48, 56]
[4, 9, 18, 27, 36, 38, 47, 56]
[4, 10, 19, 28, 30, 39, 48, 57]
[4, 11, 20, 29, 31, 40, 49, 51]
[4, 12, 21, 23, 32, 41, 50, 52]
[4, 13, 22, 24, 33, 42, 44, 53]
[4, 14, 16, 25, 34, 43, 45, 54]
[4, 15, 17, 26, 35, 37, 46, 55]
[5, 9, 19, 29, 32, 42, 45, 55]
[5, 10, 20, 23, 33, 43, 46, 56]
[5, 11, 21, 24, 34, 37, 47, 57]
[5, 12, 22, 25, 35, 38, 48, 51]
[5, 13, 16, 26, 36, 39, 49, 52]
[5, 14, 17, 27, 30, 40, 50, 53]
[5, 15, 18, 28, 31, 41, 44, 54]
[6, 9, 20, 24, 35, 39, 50, 54]
[6, 10, 21, 25, 36, 40, 44, 55]
[6, 11, 22, 26, 30, 41, 45, 56]
[6, 12, 16, 27, 31, 42, 46, 57]
[6, 13, 17, 28, 32, 43, 47, 51]
[6, 14, 18, 29, 33, 37, 48, 52]
[6, 15, 19, 23, 34, 38, 49, 53]
[7, 9, 21, 26, 31, 43, 48, 53]
[7, 10, 22, 27, 32, 37, 49, 54]
[7, 11, 16, 28, 33, 38, 50, 55]
[7, 12, 17, 29, 34, 39, 44, 56]
[7, 13, 18, 23, 35, 40, 45, 57]
[7, 14, 19, 24, 36, 41, 46, 51]
[7, 15, 20, 25, 30, 42, 47, 52]
[8, 9, 22, 28, 34, 40, 46, 52]
[8, 10, 16, 29, 35, 41, 47, 53]
[8, 11, 17, 23, 36, 42, 48, 54]
[8, 12, 18, 24, 30, 43, 49, 55]
[8, 13, 19, 25, 31, 37, 50, 56]
[8, 14, 20, 26, 32, 38, 44, 57]
[8, 15, 21, 27, 33, 39, 45, 51]