片付けられない主婦の片付かない日常

2005-04-01 万愚節

[][]片付けられないアタマ

 マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニー

 

 ネタじゃないですね。本物のインタビューですね。

 情報化社会の中で、多すぎる情報に囲まれた人が、ADD(注意欠陥障害)と似たような症状を示してしまう、ADT(注意欠陥特質 Attention Deficit Trait)という状態が近頃問題になっている、というアメリカの精神科医へのインタビュー。

 ADDと似た症状でこの精神科医の所へ来る患者で、休暇を取ったりリラックスしたりすることによって症状が治まる(ADDの場合はどのような状況でも症状は現れる)人を指して呼ぶようになったそうで、最近こういった患者が増えつつあるとのこと。

 自分の処理能力以上の情報が次々入ってくることによって、脳に過剰な負担がかかってパニックを起こしている、といったところだろうか。

 企業で働く管理者や幹部に多いとのことだが、Hallowell医師によれば、

 また、世のお母さん方もADTになり得ます。子供をあっちからこっちへと連れ回し、そのための予約を入れ、宿題を見てやり、サッカーの付き添いに出かけ、さらには洗濯や買い物までしているのです。

とのこと。主婦にとっても他人事じゃない。

 

 前にも書いたけれども、主婦の仕事は昔に比べて減ったわけではなくて、肉体労働は減ったものの、むしろ、処理しなければならない情報の量は膨大に増えている。次々と押し寄せてくる情報と、しなければいけない仕事に押しつぶされそうになって、何をすべきなのか、どうすればいいのかがわからない状態に陥ってしまうことも稀ではないと思う。片付けられない、というのも、片付ける時間がない、というだけでなく、何から手をつけていいかわからない、という、脳の情報処理が上手くいっていないことも理由の一つだろう(少なくとも私はそうだ)。

 ADTの対処方法としては、情報を遮断して、ゆっくりと考える時間を作ることだそうだ。あとは、遊ぶこと、仕事に対して遊び心を持つこと。アメリカでは、企業によっては、職場を離れてどこか別の場所に行き、メールもせず携帯電話も持たず、ただひたすら考える日を設けている所もあるらしい。

 せっかくちょっと前に苦労して片付けた部屋が気付いたらまた散らかっている、という時には、自分では忙しいと思ってなくとも、脳がストライキを起こしている場合があるのかもしれない。そんな時には、落ち込む前に、処理しきれないほどの仕事や情報を自分が抱え込んでいないかをゆっくり振り返って、人の手を借りたり、テレビやネットの情報から一時離れたりすることを考えてみた方がいいかもしれない。

 とはいえ、情報を遮断するって結構難しい、と思うのは依存が入ってるってことだろうか。危険だ。とりあえず、家事をそこそこにして、ゆっくり一度考えてみるか(それはタダのサボりです。)。

宵待草宵待草 2005/04/01 22:12 おひさしぶりです。トラックバックさせて頂きました。
とは言え、私のは愚痴みたいなものですが(苦笑)。

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