そこそこ日記(元創造力コーディネータの日記)

2011-02-20

創造力の評価方法 〜投票方法と評価者の気質

| 17:44

 日本は創造力がないと良く言われますが、創造力よりも、その評価に問題を感じる。

 正直、創造力を評価するのに、相応しい方法と人選をしていない場合が多い。

【評価方法】

 創造力の評価は、平均点方式は良くない。

 MVP投票のようにした方が良い。

MVP投票 例】

 MVPを選ぶ際、MVPだと思う選手を、1位、2位、3位、合計3人選ぶ。

 そして、1位には5点、2位には2点、3位には1点入るとする。

 この方法だと、幅広くそこそこの支持を得ることよりも、一部の人に熱烈に支持される選手が高い評価を得る。

【新しい商品は...】

 新しい商品はいきなり万人に受けることはない。

 イノベーター、アーリーアダプターに好まれる必要性がある。

 しかし、平均点方式の場合は、高い点数を取るためには、幅広い支持が必要になる。

 幅広くそこそこの支持を得るためには、保守的なレイトマジョリティの支持を受けている必要がある。

 保守的なレイトマジョリティの支持を受けている商品・人の点数が高くなり、イノベーター、アーリーアダプターのみの商品・人は点数が低くなる。

 そんな選ばれ方で点数の高い商品が、新しいはずがない。

 

■イノベーター(革新的採用者)

冒険的で、最初にイノベーションを採用する

アーリーアダプター(初期採用者)

自ら情報を集め、判断を行う。多数採用者から尊敬を受ける

■アーリーマジョリティ(初期多数採用者)

比較的慎重で、初期採用者に相談するなどして追随的な採用行動を行う

■レイトマジョリティ(後期多数採用者)

うたぐり深く、世の中の普及状況を見て模倣的に採用する

■ラガード(採用遅滞者)

最も保守的・伝統的で、最後に採用する

【評価者の気質は?】

 評価者の気質が、レイトマジョリティやラガードだったら、どうなるだろうか?

 新しいもの、創造性を理解できるわけがない。

 評価者の気質をチェックすることが必要だろう。