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川合典子ブログ

2016-09-25

川合メソッド2 第一部 最後の週

皆さんと一緒にやってきました子音の日本語化を聞き取る練習は、今週が最後の週となります。  6月から4か月間、一緒に練習していただきましてありがとうございます。

いま練習しているのはMの発音ですが、唇の力をつける練習はWの練習の時からしていますので、Mの練習は特に難しいことはないと思います。

ただMの発音で気を付けていただきたいのは、日常自分が使用している教材で、長さのあるMを聞いても自分で「そこまでMを長く(しつこく)言わなくてもいいんじゃないか」と勝手に判断して、日本語の子音のように短く発音してしまわないようにしてください。

日本語と比べて小さな音の違いであっても、「このくらいの違いは無視してかまわない」と勝手に判断して、Mの長さを短くしないように注意してください。  細かい音の違いであっても、それが、「英語が通じる、通じない」を左右する非常に大きな違いなのです。

くれぐれも日本語の子音の言い方が「世界の言語のスタンダード」だと思わないでください。  (むしろ日本語の子音の言い方は少数派です)  日本語の子音に比べて「やりすぎだ」と思うくらい子音に長さがあっても、日本語の基準に合わせてカットしないで、その「やりすぎな子音」が英語の子音だと頭を切り替えてそのまま同じように言ってください。

発音練習に関しては「音の細かい違いは重要ではない」というような姿勢で行っていると完全に日本語化した子音で話すことになります。 

Where are you? の練習は、とにかく音をつなげること、単語と単語のつなぎ目も唇の力を抜かないでつなげてください。  こういう日本語とは違う口の動かし方はやりにくいと思います。  でも、日本人がやりやすい練習ばかりしていると、音をつなげてしゃべることがなかなかできませんので、努力してみてください。


私は皆さんが子音の日本語化を聞き取る練習をしてくださって、とてもうれしいと思っています。  今まで、「自分は日本人が誰も聞けない音について、本やブログを書いている」と思うと、一瞬ではありますが、深い絶望感に襲われることがありました。  特に去年5月に頭を打ってからはあまり体調がよくないので、この状態で、いつまで一人でがんばれるだろうか、と思いました。  子音の日本語化が聞き取れないと、日本人の英語は通じるようにはならない、とわかっていましたから、気力だけでやってきたようなところがあります。  

でも6月から一緒に練習してくださった方々は子音の長さが聞き取れるようになられたと思いますので、これからは、みなさんが、ほかの日本人に教えてあげることができますね。

私が「自分で音を聞いてください」「自分の耳の力を上げる努力をしてください」と言い続けてきた理由も、皆さんにならお分かりになると思います。  私はそれがとてもうれしいです。 

私が6年前に最初の本を出版してから言ってきたことは今までの英語学習の「常識」に反することばかりでした。  「自分で音を聞いてください」「シャドウイングを“発音練習”として行うのはやめてください」「発音練習は演説でなく普通の会話文で行ってください」  日本中にシャドウイングの本や演説の本があふれている中で、私はこう言ってきました。  

また、「音とつづり字の関係(フォニックス)を学ぶのは結構ですが、それと発音練習を一緒におこなわないでください。  発音練習は発音だけに注意を集中して行ってください」と言って来た理由も、子音の日本語化が聞き取れるようになった皆さんには、理解していただけると思います。  これだけ微細な音の違いを聞き分けるには、音だけに集中して聞かないと出来ない、ということが皆さんにはお分かりになったと思います。  私はそれがとてもうれしいと思います。

川合メソッド2第一部のまとめは次回、10月1日最終日に行います。  その時、今後の練習についてお話しいたします。



*今日初めて川合典子のブログを読んでくださった方へ*

英語の子音には長さがあります。(日本人が70年聞き取れなかった長さです)  「L」の長さは2016年9月1日のブログを読むとマライア・キャリーさんが発音しているLの長さが聞き取れます。

Sの発音は2012年2月21日のブログを読んでいただくとメリル・ストリープさんが発音するSの長さが聞き取れます。

発音練習は演説でなく普通の会話文で行います。  ナチュラルスピードで日本語化しない子音で話す練習は演説ではできません。  日本人が昔から好んでやってきた練習ばかりしていると、日本人の英語を長い間、通じなくさせてきた問題点を克服することはできません。


=日本人が70年聞けなかった子音の長さを聞く練習「川合メソッド2」=

9月4日から10月1日までの練習内容

簡略腹式呼吸(水道管呼吸法) 4秒 x 5回
Where are you? の練習  5回        
Lの練習(2) 長いLで例文を言う  3回
Wの練習(2) 長いWで例文を言う  3回
Nの練習(2) 長いNで例文を言う  3回
Rの練習(2) 長いRで例文を言う  3回
Fの練習(2) 長いFで例文を言う  3回
Mの練習(1) 普通のMで例文を言う 5回
Mの練習(2) 長いMで例文を言う  5回

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川合メソッド2の練習を営利目的で使用するのはご遠慮ください。  
特に出版社、発音を教える方による無断使用は固くお断りします。  皆様にそのようなお願いをする理由は、こちらでご覧いただけます。

学習者どうしの情報交換は歓迎します。  どんどん行ってください。



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高校入試で子供たちが親の収入によって差別されない為に以下のお知らせを書かせていただきます。

高校入試のスピーキングテストについて(大学入試のスピーキングテストについても同様です)

高校入試のスピーキングテストは本来文部科学省学校教育で正しい発音を生徒に教えてから行うべきものです。  しかし、文部科学省が教科書にCDもつけず、正しい発音の仕方も学校で教えないまま、高校入試でスピーキングテストを実施する動きが都立高校などで始まっています。 (大学入試でもスピーキングテストが行われようとしています)  これは、スピーキングスキルの習得を塾や予備校、会話学校に丸投げするものです。  学校で教えていないスキルを入試でテストすることはあり得ません。

これでは経済的に余裕のない、塾や会話学校にいけない家庭の子供は誰にも正しい発音を教えてもらえず、練習するCD(音声モデル)も与えられないまま、高校入試でスピーキングテストをされることになり、明らかに親の収入による進路の差別が始まります。(詳しくは2018年3月8日のブログ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」をお読みください。)

皆さんの身近に教育関係者がいらっしゃいましたら、ぜひ「高校入試のスピーキングテストは子供を親の収入で差別するもの」であることをお伝えください。  (大学入試のスピーキングテストについても同じことです)  
15歳で親の収入のために進路を差別されるのでは子供たちがあまりにもかわいそうです。

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英語教育については、下のブログも併せてご参照ください。  日付をクリックすると移動できます。
2017年10月12日
文部科学省 新中学校学習指導要領 英語 「4技能」は全く効果がない(子供たちが通じる発音でスラスラ話せるようになる学習指導要領の見本付き)






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「中学、高校の英語の授業を英語で行う」という誤った学校教育(英語教育)の方針から子供達を守る為、当分の間、下記の文を掲載させていただきます。

「中学、高校の英語の授業を英語で行う」という方針のもとになった「英語で考える」という指導法は、提唱者自身も実際に行っていない指導法です。  「英語で考える本」(松本亨著 英友社)67ページに、提唱者自身も学習開始から7年目までは「日本語訳を使って」英語を学習したと書いています。(詳しくは、こちらのブログをご覧ください。)

Freedom を日本語に訳すと、ニュアンスがわからないから、Freedom、Freedom と英語のまま生徒に言わせる」。  こんなやり方で生徒が英語が出来るようになるわけがないでしょう。  日本で育った生徒は何百回Freedom と英語で言おうとFreedom の意味もニュアンスもわかりません。(反論のある方はこちらをお読みください) こんな詐欺のような方法(英語で考える指導法)を審査もしないで学校教育に持ち込んだのは、明らかに文部科学省の職務怠慢です。 

「学校で詐欺のような方法で授業をやっている」というのは言葉がきつすぎると思う方もいらっしゃるかもしれませんが(私は事実なのだからしょうがないと思っています。  どんな偉い先生が提唱しようと嘘は嘘です。)この方針による被害の大きさを見れば、きつい言葉が出てくるのは当然でしょう。  全国の高校生がもう3年も被害を受けているのですよ。  この誤った方法で3年間授業を受けて生徒は卒業して行ったのです。  彼らの高校時代はもう戻ってこないのです。  

もし高校3年間、「英語を語順の通り理解する訓練」を受けていたら、彼らはネイティブが考えたのと同じ語順で英語を理解するスキルを身に付けて卒業して行ったはずです。  その正しい英語教育を受ける機会を高校生から奪ったのは日本の文部科学省です。  そして文部科学省は今現在も日本中の高校生から正しい英語教育を受ける機会を奪っています。

この被害の大きさを思えば、きつい言葉が出てくるのも当然でしょう。  

文部科学省だって、「英語で授業」は間違っている、ということはわかっているのではありませんか。  だからあれほど華々しく言っていた「中学の英語の授業を英語で行う方針」を今はまったく言わなくなったのではありませんか?

だったらなぜ、高校の「英語で授業」は、放置しているのですか?  

日本の高校生に語順の通り英語を理解する訓練を3年間行えば、彼らはネイティブが考えたのと同じ語順で英語を理解するスキルを身に付けるのですよ、  そういう正しい英語教育を受ける機会を生徒から奪っているのは文部科学省でしょう。

(「詐欺(偽り欺くこと)のような指導法」に反論があるのなら、ご自身が「アラビア語で考える」という方法で、日本語訳を一切使わず、アラビア語を習得して、その記録を公開されることです。  「どのような教材を使い、どのように勉強し、かかった時間はどのくらいか」その記録を公開されることです)

(正しい中学、高校の英語教育方法はこちらです)

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高校英語教育を文部科学省の誤解に基づいた方針から守るため、以下のご案内を書かせていただきます。

現在文部科学省が「グローバル化に対応した英語教育改革」の目玉として掲げているCAN-DO方式は、ヨーロッパの人々にはできますが、日本語を母国語とする人にはできない方式です。

文部科学省は「CAN-DO方式が日本人には不可能な方式である」と気づいておりません。  導入されれば教育現場は大変迷惑します。  中止する必要があります。  なぜCAN-DO方式が不可能なのかはこちらのブログをお読みください。

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何度もお願いをしているのですが、アマゾンのページで私の本のランキングを下げて妨害をしている人がやめてくれないので、(詳細はこちらです)しばらく以下の文章を掲載させていただくことにしました。

「本を出版する人は、他の著者の妨害をしない。  他の著者を妨害する人は自分の本も出版できない。」
出版社におかれましては、このことを出版の際、著者に理解していただいてください。

私のランキングを妨害している人は、たぶん、現実を受け入れられないのでしょう。
アマゾンの順位を1ペ―ジ目から2ページ目に下げられ、数日でまた2ページ目から3ページ目に下げられて、私は、この方の激しい妨害に驚いています。 

「学習者に正しい発音を習得してほしい」というのが自分の目標でしたら、他人を妨害する必要はありませんね。  他人を妨害してまで、何を手に入れたいのでしょうか。  ベストセラーの著者という名声ですか。  それなら、もうアマゾンで、ご自身の本はベストセラーに認定されているのですから、それで十分でしょう。  この上何が欲しくて私を妨害するのでしょうか?  もう英語教育とは関係ないことですか。  

私は、こちらに書いてある3つのことをするのが、目的です。  日本人が子音の日本語化を知っているか、いないかで、通じる英語で話せるか話せないかが、決まります。  ですから、このことを読者の皆さんに理解していただくのは、とても大事なことなのです。  私の仕事の妨害をしないでください。 

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クマさん、ウサギさん、ブタさん、それぞれが持っている旗に書かれたことの理由は、2017年7月30日のブログをご覧になるとわかります。