"Reconstructing Building Interiors from Images"
写真から、全自動で3D空間を構築する技術とのこと。
その精度の高さに驚いた。
写真に基づく3D空間構築手法の到達点 - A Successful Failure
今ではバラバラに撮影した写真から、全自動で3D空間を構築し、内部を自由にウォークスルーできるようになっている。ワシントン大学とMicrosoft Reseachが2009年に発表した研究*1は現時点における集大成とも言えるものとなっている。
4.Manhattan-world StereoMVSの時点では不十分なので次にManhattan-world仮説に基づき、初期3Dモデルの構築の修正を行う。Manhattan-world仮説とはビルや道路のような直交性の強い三次元環境をカメラで撮像した際に現れる、画像中の各画素の輝度勾配の大きさと方向の分布に関するモデルである。利用したアルゴリズム*4では、カメラ位置(図示)からの入力画像に対し、直行する3軸(赤で表示)の向きに関連付けて壁の存在(緑で表示)を推定し、それぞれの入力画像に対してdepth mapを生成する。
Yasutaka Furukawa, Brian Curless, Steven M. Seitz, Richard Szeliski: "Reconstructing Building Interiors from Images", ICCV 2009