石田晴久氏が死去

少し前のニュースですが。
日本のC言語とUNIXの父、そしてインターネットの父祖 石田晴久氏が死去、72歳:CodeZine

石田氏は東京大学大学院卒業後、マサチューセッツ工科大学研究員などを経て、1970年に東京大学大型計算機センターの助教授に就任(82年に同教授)。同センター在任中に、C言語の原典とも言える『プログラミング言語C』(1981年)や、UNIX上のプログラミングおよびネットワーキングのさまざまなツールを紹介した『UNIXプログラミング環境』(1985年)といった標準教科書を翻訳し、当時は教育用オペレーティングシステムと見なされていた「UNIX」およびその開発言語である「C言語」を日本に広く紹介した。  
1983年に、慶応大学の村井純氏らと日本UNIXユーザ会(jus)を設立。1984年に村井氏らが、日本のインターネットの直接的な起源と言える実験インターネットワーク「JUNET」をスタートさせた際にも協力し、慶応・東大・東工大間の接続を実現した。JUNETの名称は「Jupan Unix NETwork」の略とも言われ(諸説ある)、インターネットは当時からUNIXC言語とは技術的にもアプリケーションの面でも密接な関係があった。