シュンの日記なページ

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When Your Lonely Heart Breaks

 5時頃に船内アナウンスで起こされる。1:00過ぎまで本を読んでいたので、寝足りない。車がないので、旅客出口より架橋された通路を渡って出口へ。朝方のフェリーターミナルはそっけなく、ロビーは無人でだだっ広い。自分でバス停の案内図や時刻表を見つけ出すのに少し時間がかかった。
 少し歩いて幹線道路に出るとバス停があり、フェリー客の一部がもうバスを待っていた。オタクっぽいのが多い。車に乗らず、車の迎えも来ず、普通に船、バス、JRと乗り継ぐ人たちはこういう人たちなのか、と、その中に入るのが何だか躊躇われるような一団。
 海は霧だったが、街は曇天。バスがやがてやってきて、いつもは車で運転するはずの道をゆっくりだらりと身を任せる。予約していた時刻よりも一時間も早く着いたので、みどりの窓口で聞いたのだが、得値切符は変更ができませんという。
 仕方なく少しバス通りを戻って吉野家で朝食を食べる。若者は朝定食を食べずにたいてい牛丼を食べるのだな、と感心しながら納豆をかき混ぜていると、後から来た外人が感心なことに納豆定食を注文した。凄いね、新潟は。
 新幹線のホームでiPodで音楽を聴きながら本を読んでいると、新幹線がやってきて、ぼくはそれに乗り、がらがらの車内で同じことをずっと大宮までの二時間、続けた。小学生から中学生くらいまでの女の子の一団が付き添いの若い女性らに連れられて集団で同じ車輌に乗り込んできたが、バレーボールとかシンクロナイズド・スイミングとか、そっち系の美形が目立つ。付き添いの若いコーチか先生らしき女性たちも美形だ。
 さいたまに着くと、曇り空で、ぼくは家に午前10時に帰ってきた。
 午前中をPCに向かい、日記に写真を貼り付ける作業。膨大なデジカメ写真から、お気に入りを選択する。
 昼にはインスタント・ラーメンを作る。具はネギ、ハム、ワカメ、卵。卵は崩れて黄身に火が通ってしまった。残念。
 午後は、雨が降ってきた。窓の外にけっこう激しい雨音。レッズの清水戦、Jリーグニュース、GGRと録画を見て行く。
 夕方には傘を刺してデイパックを背負い、コモディイイダへ買い物へ。車もないし、自転車は雨なので乗れないから、徒歩なのである。とほほ、なんちゃって。
 魚焼き網を買って、ロシア産シマホッケを買った。
 すぐに夕食にせず、たまっていた読書感想を書くことにした。やっと三冊分書き、それから夕食。
 レタスとキャベツを刻んでプチトマトをまぶし、野菜サラダを用意する。ネギを刻んで、カツブシをかけ、冷奴と厚揚げ焼きを用意する。ホッケを焼き、餃子を少しだけ焼く。後は生ビール。食べながら、録画してあった「CSI科学捜査班」と「CSI NY」を片付けてしまう。
 いろいろな片付け物で一日が終る。独りで過ごす一日。
 そう言えば、小樽を出る船の中、イヤフォンから流れ出した曲はWhen Your Lonely Heart Breaksだったので、やたら物悲しい気分に陥ったものだった。

 ライフ

 独りでやることは確かに沢山あるけれど、これを家族が一つ屋根の下にいる中でやるのと、遠く離れた地でやるのとでは大違いだ。孤独とは、とっても物悲しいことなのである。