アニメにおけるネットの存在感

アニメが好きな人はインターネットのヘビーユーザだ。
アニメに関して、Webを巡って情報収集し、Youtubeニコニコ動画は当然チェックして楽しんでる。
ネットで買い物もあたりまえにするし、クレジットカードを使うことにも抵抗がない。


blogなどを見ていると、そういうことが前提の議論が多いような気もする。


インターネットとアニメの親和性は非常に高い。
アニメ好きな仲間をリアルな世界で探すのは大変で、多くのアニメがある中で同じアニメを見ておもしろかったつまらなかったといった話をすることも難しい。インターネットを見回ると、仲間がすぐに見つかる。そして、いろいろな人が様々な視点で語り合ってる。
探せば、多くのアニメがWeb上に存在する。無料のものも、有料のものもある。つい昨日放送された最新のアニメもあれば20年前のものもある。


でも、それを大いに楽しんでる人の数ってアニメを見てる人の一部でしかない。
現状ではアニメファンの多くがインターネットのヘビーユーザであるというわけではない、ということを頭に入れながら考え事をする必要がある。
テレビの代わりにPC画面を見て過ごすとか、雑多なWebで自分にあったサイトにたどり着くとか、ネットでクレジットカードをつかって買い物をするとかってハードルは結構高い。


私自身、時々思うだけで、忘れがちなところが問題だ。

パチンコ業界という巨人の肩に乗るアニメ

8月あたりから深夜アニメ番組内でよく見た劇場版『創聖のアクエリオン』のコマーシャル。
それほど話題にもなっていないテレビアニメの映画版をつくって、さらにこんなにCM売って黒字化なんて絶対ムリだろと思っていた。


その後、9月10月にアニメ以外の番組で流れているパチンコ版のCMを見て納得すると共に、あらためてアニメ業界の小ささ(パチンコ業界の大きさも)を実感した。

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