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2007-11-17

深夜アニメビジネスこんなのムリかな?(2)原作の売上増加を製作収益に含める

深夜アニメビジネス、こんな風に変えられないか?と思いついたことを、思いついたままに書いてみる。2回目。


アニメは原作付きのものが圧倒的に多いが、その原作の売上増加分をアニメ製作プロジェクトの収益に計上できないか。


深夜アニメに限らずだが、アニメ化によって原作であるマンガ・書籍・ゲームなどの売上が増加するという効果がある。

特にマンガやライトノベルなどで顕著であり、出版社にとっては一種の販売促進キャンペーンとして絶大な効果を発揮する。

この販促効果は、あきらかにアニメ化したことで生じたものなので、売上増加分をアニメ製作における収益として入れるということも可能ではないだろうか?


利点1: アニメの収益源の拡大

深夜アニメビジネスは、高価なDVDの販売が主たる収益源なので、そのDVDを購入するコアなファンを満足させることが第一目的となる。しかし、原作の売上増加分を収益源とできるならば、DVDは高すぎて買えないがマンガやライトノベルなら買うという層に魅力的な作品をつくることでの収益獲得が可能となる。


また、現状のビジネスにおいても収益源が増えることで利益を増やすことができる&制作費アップにより作品の質を高めることができる。


欠点1: 出版社にとっては収益の減少となる

アニメ製作プロジェクトにとって利益を出しやすくなるかわりに、出版社にとっては利益の減少となってしまうためアニメ化を認める意義が薄れてしまう。

ただ、これは原作出版社とアニメ製作会社製作委員会)との力関係によって交渉が可能ではないかとおもう。少年ジャンプなどの人気雑誌における人気マンガなどはアニメ化すればアニメも確実に売れるという鉄板作品となるため、コミックス売上増をアニメ製作の収益とするのは難しい。しかしながら、弱小出版社やコミック誌においてはアニメ化することでの注目度の高まりは非常に大きなものがある。

毎年数千作品(コミックスが年間1万点*1発売され、1タイトルに付き3冊くらいとすると3000作品)ある中で注目を集めるのは至難の業であり、内容が良くとも売れないという作品がおそらく多く存在する。ライトノベルも千作品近くが発売されている(年間2000点*2が発売され1シリーズ年間2冊とすると1000作品)であり似たような状況と言える。

アニメの場合、年間150タイトル程度とマンガやライトノベルに比べれば非常に数が少なく、注目を集めやすいため、内容が良いが主戦場たるマンガやラノベで注目を集め切れていない作品にとっては、売上増加分をアニメ製作プロジェクトの収益としてでも、アニメ化をする意味があるといえよう。


欠点2: 出版社の収益かアニメ製作による収益化の線引きが難しい

まず、売上増加分といっても、どこからアニメ化による増加効果なのかがわかりにくい。

また、売上増加は注目度アップの時点からスタートするため、アニメ製作の発表時点からと考えることができるが、終了時点をどの時点にするかについても線引きが難しい。

前者については、すでに販売が開始された分については増刷分が売上増加分になる。アニメ化発表以降に販売される新作については、出版済の作品の売れ行きの平均値や売れ行きが増加傾向にあるのならば増加分を見込んだ予測値と、アニメ化によって販売する数の差分を増加効果とすればよい。

後者が非常に難しいと思われる。宣伝効果がどれだけの期間続くのかがわからないのと同じで、いつまで効果が続くのかわかりにくい。一旦買い出したならばアニメがおわろうが関係なく原作の完結まで買い続けるという消費者も多いだろうから、作品完結までアニメ製作プロジェクトに収益計上するという考えもあるが、数年間を区切りとして収益計上を行うのがいいだろうか。

普通逆では?普通逆では? 2007/11/18 00:41 シナリオも脚本もまんまなのに1銭も入ってこないのを原作の売り上げが上がるからと言う名目でガマンしている状態なのにそのうえブンどるのはやりすぎは。普通一本いくらで払うべきでは?

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/18 01:36 コメントありがとうございます。
基本的には、原作ものをアニメ化する場合、原作の権利者にはアニメ化権の対価が支払われているはずです。その金額は一定額かもしれないし、アニメ事業の収益に比例した形かもしれません。
また、お金のやりとりがない場合もあり得ると思います。その場合は、著作権者が製作委員会にアニメ化権を出資する(お金ではなく、権利を出資する)という形となっているはずです。アニメ化権を出資することで、原作権利者は、アニメ事業による利益の分配を受けることになります。

このエントリではそれをもう一歩進めて、アニメ化による原作の売上増分を製作委員会に出資することで、原作の売上増加分の収益をアニメ事業の収益とできないかと言うことを考えています。
原作とアニメの事業を一体化させることで、アニメ事業の経営が安定するのに加えて、アニメをDVD販売(=コアファン)ばかりに目を向けるのではなく、原作の売上アップにつながるという別の方向性(=ライトなファン向け)で製作することができるようになるんじゃないかと考えました。

もし、本当に「シナリオも脚本もまんまなのに1銭も入ってこないのを原作の売り上げが上がるからと言う名目でガマンしている状態」ということであれば、それはまさに、ニコニコ動画を見てる人が宣伝になるんだからタダでアニメを好きにアップロードして楽しんでもいいじゃないかとアニメ製作者に要求する行為と同じということになりますね・・・。

はいはい 2007/11/18 16:12 出版社の場合、提供という名で出資することが多いです。
また、特定の期間を設けて、製作委員会へ利益付与することはとっくに行われています。

だいたい個人で思いつくようなことは既にやりつくされていることですよw

ちなみにちなみに 2007/11/18 16:28 アニメ化によって原作者に支払われる原作使用料というのものは、だいたい1話10〜20万円で買いきりです。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/18 16:55 始めにコメントしていただいた方でしょうか。ご返事ありがとうございます。外から眺めてるだけの素人だとわからないことなので、こういったことを教えていただけるのはとてもありがたいです。

できれば、もう少し細かく教えていただきたいのですが。
「特定の期間を設けて、製作委員会へ利益付与」というのは、出版社が特定の期間(1年とか2年でしょうか?)における原作販売による利益(の受益権)を出資し、製作委員会の収支計算にはアニメ事業に加えて原作の売上等も含まれるということで良いのでしょうか?

原作使用料1話10-20万円ということは、制作費の1%前後という計算になりそうですね。ハリウッド映画が100億円の制作費をかけるのに原作使用料が数億円と考えると妥当な数字に見えなくもないですが。

個人的には、知らずに自分で考えたことが実際に行われているというのは、自分の考え方が間違っていない・実行する価値のあることだったということなので嬉しかったりします。

某A某A 2007/11/19 03:02 面倒なので某Aと名乗ります。最初の人とは違います。「はい」と「ちなみに」は私です。

出版社に限らず原作元が商品化等の権利を製作委員会に渡してしまうことはよくあることです。この弊害としてマンガ原作のドラマCDがアニメ化時に廃盤となり、声優入れ替えという事件(笑)が弊害として起きます。

つまり、出版社を原作とした場合、出版社はオリジナルのマンガを出版する権利は当然あるのですが、周辺の商品化権も全て持ち合わせているわけです。この商品化権の部分は、アニメ放映が決まると、アニメの委員会に1年なり2年なり付与することはもはや当然です。
これ以外に、マンガの出版社が出資者(製作委員会メンバー)である場合、特定期間内において発行した分に関しては、3パーセント(マンガの場合、著者印税が10%程度です)程度の支払いをすることで、それ以外の出版権(例えば、アニメのビジュアルブック)もまとめてキープすることがあります。

かつては、マンガ丸儲けだったのですが最近はアニメ化との相乗効果もあるので、出版社が出資リスクを負う事も多くなりました。

とりあえずとりあえず 2007/11/19 16:50 >>もし、本当に「シナリオも脚本もまんまなのに1銭も入ってこないのを原作の売り上げが上がるからと言う名目でガマンしている状態」ということであれば、それはまさに、ニコニコ動画を見てる人が宣伝になるんだからタダでアニメを好きにアップロードして楽しんでもいいじゃないかとアニメ製作者に要求する行為と同じということになりますね・・・。

製作委員会の内側か外側かで全然違うのですが。
意図的に煽っているのだと思いますが念のため……。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/19 18:05 >某Aさん
失礼しました。あらためてコメントありがとうございます。
なるほど。商品化権の付与が当然という状況なのですね。
わかりやすく・詳しく説明していただいてありがとうございます。
すでに出版権もアニメ製作委員会の収益となっているとは思っていなかったので、理解が深まりました。

声優入れ替え事件は、商品化権を持つ者が変わるからおきるんですねえ。納得です。
邪推になりますが。出版権の付与期限ギリギリの時期になると、原作シリーズの最新作を期限前に発売するかちょっと過ぎてから発売するかなどで駆け引きが出てきたりしそうですね。

>とりあえずさん
コメントありがとうございます。
本気の発言ではないですが。
原作権利者が製作委員会のメンバーではない場合を考えた場合は、アニメ制作者と原作権利者は無関係な存在となるので、以下のように類似するように思います。
・アニメ製作者が、原作権利者の権利を宣伝になるという理由でタダで使う。
・消費者が、アニメ製作者の権利を宣伝になるという理由でタダで使う。

普通逆では?普通逆では? 2007/11/19 23:11 瀬戸の花嫁の原作者のインタビューでアニメ化そのものではお金が入らないとの記述があった。はずだか気のせいだったかなあ?手元に雑誌がないので。すいません。
他でも似た話があったはずだが検索してもでてこない。

万打無万打無 2007/11/20 00:20  某漫画家の日記によるとアニメ作品の関連商品の販売による収益を受け取ることもないようですね。(DVDなどがいくら売れても一文も入ってこない)
 2クール放送分の版権使用許可を与えて入ってくる収入は多めに見積もって500万円≒単行本10万冊分の印税、のみとなります。
 はっきり言って宣伝効果があるから廉価で版権を与えているという状態なのに、原作の売り上げに貢献したから代価をよこせと言ったらさぞかし「ふざけんな」と思われるでしょう。

某A某A 2007/11/20 02:54 >>瀬戸の花嫁の原作者のインタビューでアニメ化そのものではお金が入らないと

いわゆる漫画家には一般的な場合行かない事が多いと思います。
(もっとも出版契約書によるわけですが)

著作人格権については発生時に帰属するものですが、著作権の利用については作者と出版社の二者間の契約書によります。

よって、一般的にアニメーション製作委員会は原作者がその作品の著作権の管理を一元化して委託した団体、つまり出版社に対し支払いを行いますが、その先どのように配分されるかは、出版社との契約次第ということです。

DVDの販売に関しては当然のことではありますが、アニメーションの原盤を所有する団体(製作委員会)からDVD販社が複製許諾を得て販売にこぎつけるわけです(もっとも深夜アニメの場合、販社が主幹事というケースがほとんどですが)。DVDの利益は当然ながら製作委員会に戻され配分されます。
出版社が出資をしている場合は、ここで配当がありますが、出資をしていない場合は当然ながら配当はありません(そのために原作使用料が先に払われるわけですし)。

> はっきり言って宣伝効果があるから廉価で版権を与えているという状態なのに、原作の売り上げに貢献したから代価をよこせと言ったらさぞかし「ふざけんな」と思われるでしょう。

というのはまさに負け組みアニメの理屈です。
勝ち目のある場合、自分が主幹事になってコントロールしちゃえばいいんです。儲かった対価は製作委員会に出しますが、自ら回収すればいいだけの話です。K川とかはそういった作戦ですよねw

某編集者某編集者 2007/11/20 12:45 ここに書かれている事は一世代前の手法ですね。
今売れている作品は新しい手法を取っています。
書いてありますがK川がその顕著な例ですね。

技術者技術者 2007/11/20 15:20 とりあえず電通なくせばいいんじゃね?

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/20 17:27 >普通逆では?さん
>万打無さん
>某Aさん
コメントありがとうございます。某Aさんのコメントにあるような状況ということのようですね。

原作の売上増やアニメ事業における利益はアニメ化しなければ得られない利益であって、その利益を出版社とアニメ事業者のどちらがどれだけ取るのかが、出版社とアニメ製作者変わってくると考えればいいんじゃないでしょうか。
出版社にとっては、原作は別の作品でも構わないんだと言われてしまえば、譲歩せざるをえないでしょう。逆に原作が強く、アニメ化すれば必ず儲かるというほどの作品であれば、出版社が別のアニメ製作者を選んでもいいんだと言える立場になるので、出版社の力が強く利益を多く取れると言うことだと思います。

>技術者さん
電通でんつーと言うのは楽しいですよね。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/20 17:56 >某編集者さん
コメントありがとうございます。
角川グループの新しい手法というのは、製作委員会で主幹事になるなどアニメ事業においても出版社が主導権を握るということでいいのでしょうか?

そもそもメディアミックスを始めたのが角川グループという話ですよね。
原作小説を映画化して大々的に宣伝すると原作もバカ売れするということで、映画で少しくらい損をしても映画化するだけの価値があり、角川グループが映画事業を拡大していったと認識しています。

ブラウンブラウン 2007/11/21 00:44 一連の流れを読んでいていろいろ勉強になった。
AICが内部資料を流出してくれたおかげで、なんとなくだけど
具体的な数字も頭の中でシュミレートできたり。

hagehage 2007/11/21 00:51 K川の手法→製作委員会を事実上掌握して実権を握る。質の高い制作会社を完全に掌握して質を保つ。メディアミックスを全てコントロールしてDVD・CD・アニメ・ゲーム・TV・実写等で儲けられるだけ儲ける。アニメメディアもお家芸なので宣伝も担当できる。

ある意味ここまで徹底してるのは角川ならでわですよねー。

スタチャは声優事務所との繋がりだけは強いけど、クオリティを一定に保つことが出来ないのが致命的。

バンダイ・サンライズとも上手く付き合ってるK川さんの方が一枚も二枚も上手だと感じる今日この頃。

一太郎一太郎 2007/11/21 08:23 初コメントです。
コメント欄を掲示板のように使ってしまって申し訳ないのですが、
そもそも、一般的に製作委員会を掌握している幹事さんとは誰なのでしょうか。広告代理店ですか?
仮にそうだとすると、出版社が幹事になった方が広告代理店への利益配分がなくなる分、一社(一人)頭の取り分が多くなって、業界としては潤うのですか?
どなたか分かる方がいたら・・・。

損した時は?損した時は? 2007/11/21 08:41 お金を掛ければ必ず面白いアニメが作れるかといえばそうではない。

Blog主さんがおっしゃるようなことになれば、出版社が売り出したい作品だけをアニメ化するような世界にならないかな?
アニメ1作品あたりの制作費は増えるかもしれないけどそんな世界の作品でアニメファンは喜びますか?

角川のメディアミックスは収益として成功しても、作品としては失敗したケースが多くない?

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/21 11:08 >ブラウンさん
私も同じように勉強になってます。エントリ本文よりコメント欄に価値があるってスゴイですよね。

>hageさん
アニメ化で製作委員会に商品化権も提供されるので、製作委員会を主導できれば原作から派生するほとんどの収益が得られるということですね。

>一太郎さん
製作委員会の幹事がどこかは消費者の目から見ていてもよくわからないのですが、ケースバイケースなように思います。
テレビ局、広告代理店(子会社経由?)、角川のような出版社、バンダイビジュアルのようなDVD販売業者、スターチャイルド(キングレコード)のような音楽会社、GDH(GONZO)やIGのような制作会社などの場合があるんじゃないでしょうか。(製作委員会のメンバーならばどこにでも可能性があるんですかね?)

>損した時は?さん
アニメ製作事業が赤字になると赤字分を出資メンバーが負担することになります。ただ、出資メンバーはそれぞれ出版社ならば原作の売上増、DVD販売会社ならばDVD販売手数料、グッズ販売会社はグッズの売上から版権使用料をのぞいた収益、制作会社ならば制作による収益などの個別の事業での収益があるために、アニメ製作事業で赤字になったとしても出資会社にとって見ればその作品に関わったことで利益が出るということがあると思います。
私がエントリ本文で提案したのは、原作の売上増で出版社がたくさん儲かっているので、アニメ制作にその収益をうつして製作委員会メンバーで原作売上増の利益もシェアできないかということです。(すでに行われているわけですが)どの原作をアニメ化するかについては、これをアニメ化すれば利益が得られると思った会社が企画して出版社と交渉を始めるというだけで、別に出版社が選ぶとは限らないと思います。出版社がいくらプッシュしたところで、他の事業者がアニメ化しても赤字は確実だと思って出資しなければアニメ化できないですし。
個人的には、アニメはオリジナル企画のほうが好きです。

「角川のメディアミックスは収益として成功しても、作品としては失敗したケースが多くない?」とのことですが。映画やアニメのような商業芸術は、利益を得ることが第一目標で、その方法としておもしろい作品を作るものだと考えています。どれだけ作品の評価が高くとも商業的に成功しなければその作品は失敗であって、利益を上げた上で作品としても評価が高いというのが成功作品なんじゃないでしょうか。『イノセンス』などのように、プロジェクト単位で見ると失敗でも制作会社のブランドや知名度を押し上げたために成功と評価できるケースもありますが、例外的なものだとおもいます。

senecaseneca 2007/11/21 13:31 大変勉強になります。

アニメーション制作会社から、という観点で観れば、
制作においてほぼ毎回赤字を出していて、
それを他の版権収益で補っている、という経営状態である以上、
現行の製作システムは制作会社にとって大博打である、
としか言えませんね。

一部のブランド力が確立されたような、
自社で企画を一から起こせる、
製作委員会においても大きい顔の出来る会社(サンライズ、IG、東映等)
なら別かも知れませんが。

これでは結局アニメ制作現場の人達の、常日頃騒がれている
惨状(賃金、スケジュール等)は変わらないんじゃないだろうか、と思いました。

知人がそういう業界に行こうとしているので
「止めとけ(笑)」って言ってるんですが、
そういう方向からもちょっと見させてもらいました。

トコロテントコロテン 2007/11/21 19:53 >この弊害としてマンガ原作のドラマCDがアニメ化時に廃盤となり、声>優入れ替えという事件(笑)が弊害として起きます。

エロゲー原作では、殆どが原作側社長と音楽系芸プロの一存で決まりますな。一応は芸プロからの相談と言う形を取りますが。(笑)

あと売り込みはありますね。グロスで幾ら、代わりに彼女を!
イエスと言うのは版権責任者ですね。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/23 00:52 >senecaさん
コメントありがとうございます。
制作会社を視点とする場合は、製作委員会から制作費(予算額満額)が支払われるため、予算通りに作れば一定の利益がでるようになっています。制作のみを行う場合、制作ラインの管理ができれば安定した商売だと言えます。
ただ、予算が低いために制作スタッフの賃金が低い水準であることや、作ったアニメが大当たりしてもその恩恵を受けられないのが問題になっています。

どこかで出ていた、ゴールデン枠のアニメなどでテレビ局から出る制作費が実際の制作費に満たないという話とは、別の次元の話になります。


>トコロテンさん
コメントありがとうございます。
時系列としては
1. 原作者が、音楽系芸能プロダクションから売り込みを受ける(プロダクションの収入を原作者に回すといった裏での契約もあり?)
2. 原作者がアニメ製作委員会に、権利を与えるかわりに声優はこの人たちを使うという条件をつける
3. 発表時点で、声優総入れ替え。消費者ビックリ。
というかんじでしょうか?
芸能プロダクションってのがどんなことをしてるのかよく知らないのですが。

煎餅煎餅 2007/11/27 18:02 もうどこかの赤字鉄道みたいに、煎餅売ればいいんじゃない。本業で儲けられないんなら。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/28 02:01 >煎餅さん
それが、「商品化」ってやつですね。グッズ販売。

ゆうがおゆうがお 2007/11/28 02:54 僕としては、もっと制作会社視点から討論してほしいですね。
現にアニメに出資している会社の多さから見ると、アニメはそんなに儲かってないようには見えないけど。中小制作会社の赤字状態はひどいもんですね。製作委員会の儲けよりも、どうやって現場制作会社にも収益をもたらし、アニメータの基本賃金の維持のほうが先決じゃないですか。

巡回社巡回社 2007/11/28 04:52 アメリカではTVアニメは赤字で当たり前。
もともとグッズ、本、音楽での収益をあてにしているため
多少の赤字などどこ吹く風。
もちろん音楽などからの莫大な収入はアニメーターに還元される。
ちなみにアメリカでは前期11〜13話で終了。
その後は再放送、人気があれば後期放送に移る。
これもアニメーターを守り質を落とさない工夫だ。
最近は日本アニメも前期13話でいったん休みになったし
収入に音楽や本が含まれるのは時間の問題かもしれない。

crimsonstarroadcrimsonstarroad 2007/11/28 13:34 >ゆうがおさん
「中小制作会社の赤字状態はひどい」ということですが、具体的な情報とかが業界の外から見てるだけでは全く入ってこないので論じるのが難しいです。
制作スタッフの賃金水準が低いことは別として、下請制作会社が赤字になるのか黒字になるのかは、受注金額(=予算)内で一定水準のアニメを制作する管理能力があるかどうかにかかっていると思うのですが。製造業などのように、下請や部品メーカーへの値下げ圧力があるわけでもないでしょうし。

>巡回社さん
コメント欄をご覧になっていただけるといいのですが。
すでに原作(他のアニメ関連本は当然として)の収益も製作委員会の収益とする場合があるようです。
音楽はどうなっているんでしょうかねえ。

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