GeForce9400GT。非常に「有用な」ローエンドビデオカード。

4年前に買ったDELLのDimension9100に付いていたのはRADEONX300。途中仕事で余ったGeForce7900GSとか入れてみたが熱と電源で落ちるので(400W電源補助コネクタ有)やはりローエンド級でないと持たないようだ、ということでずっとX300のままだった。しかし流石にエロゲの闘神都市3とかの3Dですら苦しくなってきたのでローエンド級でかつ使えそうなカードということでGeForce9400GTのカードをゲット。HDMI端子付なのが嬉しい。今のところ丸二日の稼働テストにも耐え、ロストプラネットも動くし、エロゲの3D程度ならまったくウインドウ表示で問題なし。なにより今までだと苦しかったHD動画の表示が大幅に軽くなったことが嬉しい。1920×1080のsolaのOPとかでも滑らか〜。にしても4年前のPCでもPCI-ExplessとDDR2とSATAが付いていればまだまだ戦えるのが分かったのは嬉しいところ。

多和田新也のニューアイテム診断室(RADEONの記事だがGeForce9400も比較しているので参考になる)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0930/tawada153.htm
 正直なところ筆者は、AMD 790GXが登場した時点で、今後バリュー向けGPUの価値が下がるのではないかと考えていた。実際、今回のテストでもRadeon HD 3450よりもAMD 790GXの方が性能が高くて総合価格は安いので魅力は高い。だが、このようなパフォーマンスを見せつけられると、多少考えを改めざるを得ない。日本円では高くても8千円台のラインに収まるミッドレンジと統合型チップセットの隙間を埋めるセグメントだが、パフォーマンスの面では強いインパクトを持ったものといえる。

まさにこの通りの印象。
これを買う前にAthron64-3400のイーマシーンズを持っている人から相談があって、その人のは電源が300Wしかなかったので迷わずGeForce9400GTにしてもらった(チップセットnVidiaだったので。ATIならRADEON4550を押す)無事動いている模様。内蔵のnForce6100と比較してとんでもない違いがあり、しかも動画など「ある」と「ない」の差が激しい分野で差が付きやすく非常に有用な模様。

ローエンドカードなんてダレが買うんだと思っていたが、RADEONの4550とGeForce9400GTは、現代の高性能内蔵チップセット(790G程度)を遙かに凌ぎ、安く(今回のは5250円)、かつHD動画の支援、CUDAのようなGPGPUとしても使え、電源に優しいということで非常に使える選択肢だと思う。(価格パフォーマンス的に9500GTと迷ったが、9400でどうか、というところを体感したかった)

でもまあこれを増設したおかげで、PentiumD830(3Ghzデュアルコア)+DDR2-4GB+HDDが640G+1TというDimension9100は4年前のマシンにもかかわらず最近買ったMacとそれほど変わらないんだよなあ。もちろんそのパワーをあのサイズに詰め込んでいることは感嘆するが。