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0412*disconoire (mp3(30.4MB) | date:04/12/24 | play time 66'35")

2006-10-17 Tue

[] ツンデレと中二病は紙一重 00:14  ツンデレと中二病は紙一重を含むブックマーク

ツンデレというとあまりに意味が派生しすぎてもはやどれが原義だか議論するのもアホらしい状態になってますが*1、ひとまず大ざっぱに「好きな人(物)に対して素直になれず、ついひねくれた態度をとってしまうさま」の謂とするなら、「中学ニ年生程度の自意識と屁理屈で以て人とは違う自分を演出しようとするさま」という中二病のそれと比較するに、当事者の意識とは関係なしにそれが他者の目から見て「ひねくれてい」て、かつ「見え透いている」という共通点において、両者はきわめてスリリングに接近遭遇しないだろうか。もはやそこにある差異は「(それを見て)萌えるか否か」という他者の価値判断のみとなるのだ。

しかし問題はここから生じる。「人とは違う自分」にこだわる中二病罹病者としては、その病をこじらせた者であるほどに、たとえネタとしてであれ自らを既存のカテゴリーに帰属させられることを好まないであろう。徹底して他者と同じ土俵に上がることを拒み続けるだろう。いわく、「ツンデレと一緒にするな」「萌えとか自分は理解不可能なんで」と。彼らにとっては「萌えるか否か」が重要なのではなく、そもそも「萌える/萌えられる」関係のゲームに乗っかってみせることを潔しとしないであろうから。しかしそうして君が病をこじらせているその近くで、もしかしたら君のそんな「見え透いたひねくれぶり」に萌え、いとおしく想ってくれているあの子が物陰からじっと君のことを見ているのかも知れない。でも君はそんなシチュエーションがもし本当に存在したとしても「それなんてエロゲ?」と一笑に付し、想像の地平からすらも追い払ってしまうであろう。こうして彼と彼女はいつまでも出会うことなく、物語は頓挫する。

でも別に、そんな君のことを説教しようなんて思いはサラサラない。余計なお世話だ。言ってみればそれも人生ってやつだ。そんなことはどうでもいい。問題なのは、いろんな人から「『涼宮ハルヒの消失』を読んで長門に転ばない奴はいない」という趣旨のことを言われ、それなら意地でも転向してやるもんかと中二病をスパークさせて、『消失』読了後も頑なにみくる萌えを公言していたのに、日が経つにつれ長門さんが自分の心をじわじわと侵食し、自分のなかで彼女が巨大な存在となりゆきつつあるという事実を認めたくなくて意地になっていた僕の「見え透いたひねくりぶり」に萌えてくれる妙齢の女性はいませんか? 当方30歳会社員。お返事待ってマース!

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安藤星彦 (所属:ヤング)