ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2008-03-31(Mon)

[]二○○八年三月のおさらい 二○○八年三月のおさらいを含むブックマーク

 三月のおさらいです。まずは舞台関係。例年のように3月は立て込んでしまうのですが、月に12件14演目の観劇、というのはちょっと記憶にないです。印象に残る舞台も多く、特に『ムネモパーク』、『パレルモ、パレルモ』、『牛』、それからPINKの公演とか、記憶に留めました。

3/1  『手すり』(斉藤美音子 独舞)@三軒茶屋・シアタートラム
3/2  『春琴』(サイモン・マクバーニー:演出)@三軒茶屋・世田谷パブリックシアター
3/7  東京芸術見本市 演劇ショーケース @恵比寿ザ・ガーデンルーム
     *ARICA「KIOSK・Woman」
     *カノコト「建築構造体は死体」
3/8  チェルフィッチュ『フリータイム』 @六本木Super DeLuxe
3/8  「踊りに行くぜ!! vol.8 SPECIAL IN TOKYO」@吾妻橋 アサヒ・アートスクエア
3/9  「土方巽生誕80年記念〜HOMAGE TO HIJIKATA vol.1」@目黒 東京都庭園美術館
     *(小林嵯峨+Erehwon)
3/15 『チビルダミチルダ』(康本雅子
3/16 東京国際芸術祭<TIFパフォーマンス>
     『ムネモパーク』(リミニ・プロトコル:構成・演出)@にしすがも創造舎
3/20 『パレルモ、パレルモ』(ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団)@新百合丘 テアトロ ジ−リオ ショウワ
3/22 『牛』(黒沢美香)@神楽坂 セッションハウス
3/23 東京国際芸術祭<TIFパフォーマンス>
     『スリー・スペルズ』@にしすがも創造舎
3/30 『COSMIC LIVE 2008』(PINK単独公演)@こまばアゴラ劇場
     『即興ナイト』(PINK+α)@こまばアゴラ劇場

 その他にも、これは舞台とは言えない「ツアー・パフォーマンス」。

3/21 『サンシャイン62』(Port B)池袋周辺地域 及び あうるすぽっと

 それに、音楽ライヴでは納まりきらない坂本さんの公演に、なんとか駆け付けることが出来ました。

3/29 坂本弘道独演『蝶と骨と虹と、』@木場公園多目的広場野外特設木製ドーム

 美術展とかもかなりこなしました。『建築の記憶』での、明治時代の熊本城の写真が、わたしには衝撃的でした。

『わたしいまめまいしたわ〜現代美術にみる自己と他者 Self/Other』@竹橋 東京国立近代美術館
『建築の記憶−写真と建築の近現代−』@目黒 東京都庭園美術館
『VOCA2008展』@上野 上野の森美術館
川俣正 通路』@木場 東京都現代美術館
MOTマニュアル2008『解きほぐすとき』@木場 東京都現代美術館
『山下律子展』@神楽坂 アトランティコギャラリー

 読書のテーマは、日本の現代と明治。かな? 永井荷風は面白い。谷崎の初期「悪魔主義」作品群も「堪忍して下さい」ってな強烈さだし、岡本綺堂の、前近代非合理を近代的合理主義で割り切ろうとしながらも、なおその前近代にシンパシーを持つ視点の魅力。そして樋口一葉を現代関西弁に置きなおした川上未映子の、過激な才能。山崎ナオコーラの緩い才能。マーク・シェルという人の『芸術と貨幣』も、めさ面白かった。偽札と芸術、絵画に黄金色が使われない理由など、あれこれの思考が頭の中で交差します。

明治の文学25 永井荷風・谷崎潤一郎 (筑摩書房)
 *永井荷風 「地獄の花」「狐」「深川の唄」「すみだ川」
 *谷崎潤一郎 「刺青」「麒麟」「少年」「幇間」「秘密」「悪魔」
永井荷風『墨東綺譚』(「墨」の字は「さんずい」+「墨」)
山崎ナオコーラ『浮世でランチ』
山崎ナオコーラ『カツラ美容室別室』
マーク・シェル(小澤博:訳)『芸術と貨幣』
岡本綺堂『半七捕物帳』(一)
岡本綺堂『半七捕物帳』(二)
川上未映子「乳と卵」(文藝春秋掲載)

 映画はかろうじて三つ。この三作をつなげて考えて、まさしく「今」を読み解きたい誘惑にかられてしまう。とにかく万田邦敏監督の『接吻』は、ゼロ年代後半を象徴する作品として、わたしの記憶に残るでしょう。

井口奈己:監督『人のセックスを笑うな』
ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン:監督『ノーカントリー』
万田邦敏:監督『接吻』

 DVDはほんとうに観る時間がありません。かろうじて、

アピチャッポン・ウィーラセタクン『Blissfully Yours』
ジャック・リヴェット『彼女たちの舞台』
成瀬巳喜男『浮雲』

 まだなにか忘れているかも知れません。


 

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■ 2008-03-26(Wed)

crosstalk2008-03-26

[]Check! イヴェント情報 Check! イヴェント情報を含むブックマーク

すいません、ほとんど更新してなくて、いったい今さら何を書きましょう状態なので、とりあえず情報告知でお茶を濁しましょう。まずは。

2008年春 水族館劇場新作公演

Noir  永遠の夜の彼方に

ごらん、海と闇とがひとつに溶けている。永遠にたどりつくことのない流民の国から、黒い天使たちの口笛がきこえる。大観音に還った水族館が、終末すら過ぎ去った時代の闇奥から燃えるつぶてをなげつける。忘れられた海底炭鉱の坑道を、錆びついたトロッコが縦横無尽に走り抜ける!誰かを呼んでいるまぼろしが死者の都を鐵の牙城へとかえてゆく!

駒込大観音境内特設蜃気楼劇場 ?の牙城

東京メトロ南北線 本駒込駅下車 徒歩3分。

都営三田線 白山駅下車 徒歩5分。

東京メトロ千代田線 千駄木駅下車 徒歩7分。

5/23(金)、24(土)、25(日)、30(金)、31(土)

6/1(日)、5(木)、6(金)、7(土)、8(日)、9(月)

全公演桟敷自由席 夜7時スタート

※入場整理券は全公演、毎夕5時から、当日、前売の区別なく先着順に配付します。

木戸錢 前売3,500円 当日4,000円 中高生 2,500円

※今回の公演はすべて期日指定です。最終週の混雑緩和のために、ある程度座席を制限します。

当日券も若干ご用意しますが、確実にご覧になりたい方は前売券をお求めください。

水族館劇場

http://www.suizokukangekijou.com/

それから、『鉄割アルバトロスケット』の公演!

=各回40名様限定公演=

「日常サウンド大根」

@リトルモア地下

伝説にすら勝手になってる、2005年怒涛のリトルモア地下連続公演「鉄割馬鹿舞伎」の馬鹿さ加減再び。

今度は『日常サウンド大根』と題して、毛色の違った3つのプログラムを日替わりで行います。

●プログラム

A:「大根+1(だいこんぷらすわん)」

サミィエル・ベケットのことなんてたいして知らないくせに、「ゴドーを待ちなが ら」をモチーフに、真ん中切って短くして、解体してミキサーにかけて、並べて焼いて、設定をハリボテの浅草に置換え、ちょっとハードボイルド要素を味付けした、珍問題作。

B: 「サラウドントラック」

世の中は、色んな音に溢れてます。そんな音を遊んでしまおうとすると意味不明で馬鹿なものが沢山できます。そして、それらを不思議な音楽劇風(音楽にすらなってない)作品にしあげた作品集。ミュージカルじゃない原型うどん。

C: 「LIFE IS 日常曼陀羅」

日常で本当に大切な瞬間は微々たるもんです。それ以外の無駄を積み重ねられて人生は進んでいきます。そんな無駄を抽出して、ベタベタ貼ってくと、全く役に立たない曼陀羅図ができます。それをみたところで、ありがたい気持ちにはならないけれど、「生きていくって恥ずかしいことなんですね」と、その滑稽さに涙が出るかもしれないような作品群です。

●開演日時(全15回)

4月26日(土)19:30〜A

4月27日(日)19:30〜B

4月28日(月)19:30〜C

4月29日(火・祝)19:30〜A

4月30日(水)19:30〜B

5月 1日(木)19:30〜C

5月 2日(金)19:30〜A

5月 3日(土・祝)15:00〜B/19:30〜C

5月 4日(日)15:00〜A/19:30〜B

5月 5日(月・祝)15:00〜C/19:30〜A

5月 6日(火)19:30〜B

5月 7日(水)19:30〜C

※開場は、開演の30分前になります。

●会場

リトルモア地下

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-56-6 B1F

TEL:03-3401-1042

地図

http://www.littlemore.co.jp/chika/chika-map.html

※ 会場には、駐車場・駐輪場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

●料金

予約・当日:1500円

※ 全席桟敷・自由席

※ 動物のご入場はご遠慮ください。

※ 会場の都合上、定員40名様とさせていただきます。

定員に達し次第受付終了とさせていただきますので、ご予約をお勧めします。


●チケット取扱い

・鉄割メール

sound2008@tetsuwari.com

リトルモア地下公演と書いて、お名前・お電話番号・ご希望日時・人数を記入して送ってください。

尚、ご希望公演日の前日までの受付となります。

・リトルモア地下電話

03-3401-1042

※平日10〜18時のみ受付

主催:鉄割アルバトロスケット

企画・制作・協力:リトルモア地下

でもって、久々カムバックのオトギノマキコ・ダンス

4/26(土)20:00 オトギノマキコ+ジョン(犬) 『チワワのゆうれい』Gallery Le Deco1F(渋谷) \2000

最後に、狂喜のDVD再発ニュースです。誰か買って、見せて下さい。

ロベール・ブレッソン DVD−BOX 2

販売価格:¥15,120 (税込)

発売日:2008/05/31

「スリ」「バルタザールどこへ行く」「少女ムシェット」3作品のセット。

[ドラマ]

「スリ」(75分)「バルタザールどこへ行く」(95分+特典14分)ニューマスター版 (C)1966 ARGOS FILMS-CINEMAG BODARD (C) 2005 The Criterion Collection/「少女ムシェット」(81分)ニューテレシネ版 (C) 1967 ARGOS FILMS-CINEMAG BODARD

スタッフ/キャスト

●「スリ」監督・脚本:ロベール・ブレッソン/撮影:レオンス=アンリ・ビュレル/音楽:ジャン・バディスト・リュリ/出演:ピエール・レマリ、マルタン・ラサール、マリカ・グリーン、ピエール・エテックス ●「バルタザールどこへ行く」監督・脚本:ロベール・ブレッソン/撮影:ギスラン・クロケ/美術:ピエール・シャルボニエ/ 音楽:フランツ・シューベルト、ジャン・ヴィーネル/出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジェラール=フランソワ・ラファルジュ、フィリップ・アスラン、ナタリー・ジョワイヨー、ヴァルター・グリーン、ジャン=クロード・ギルベール、ピエール・クロソウスキー ●「少女ムシェット」監督・脚本:ロベール・ブレッソン/原作:ジョルジュ・ベルナノス/撮影:ギスラン・クロケ/美術:ピエール・ギュフロワ/音楽:クラウディオ・モンテヴェルディ、ジャン・ヴィーネル/出演:ナディーヌ・ノルティエ、ジャン=クロード・ギルベール、マリー・カルディナル、ポール・エベール、ジャン・ヴィムネ、マリー・シュジーニ、マリー・トリシェ

ShipbuildingShipbuilding 2008/05/27 08:12 先日、めでたく水族館劇場をみてきました。おしえていただきありがとうございました。いっぺんで大ファンとなってしまいました。

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