ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2011-12-11(Sun)

[] 「狂ったバカンス」(1962) ルチアーノ・サルチェ:監督  「狂ったバカンス」(1962) ルチアーノ・サルチェ:監督を含むブックマーク

 ちょっと自身過剰ぎみの中年にさしかかった男(ウーゴ・トニャッツィ)が、ドライヴのとちゅうで遭遇したバカンスへ向かう若者の集団とすったもんだがあり、けっきょく彼らのバンガローまで行ってしまう。その若者たちのなかの、男とは親子ほどとしのちがうフランチェスカ(カトリーヌ・スパーク)に男はほんろうされ、そんな彼女にホレてしまうのであった。

 いかにもイタリアらしいライトな感覚のコメディで、男が若い女性にほんろうされるとはいっても、それで破滅するわけでも、立ち直れないほどにボロボロになってしまうわけでもなく、ホロ苦い夏の想い出よ、ぐらいのものである。タイトルからはすごい乱痴気/乱交パーティーとか想像してしまうけれど、それほどのものではない。若者たちもつまりはこのバカンスの期間だけ青春を謳歌しているというか、バカンスのあとの試験のことなんかを心配はしていたりする。1962年ごろは、みんなおとなしかったのね、なんていう感想にもなる。このくらいのことについていけないオヤジというのも、かわいいものである。この映画を叩き台にすれば、もっといろんな、エグいヴァージョンがうみだせそうな気もする。

 女の子を演じるカトリーヌ・スパーク、このころは日本でもすっごい人気があったけれど、たしかにかわいい女優さんである。さいしょの登場から、出てくるたびにちょっとずつ露出度合いが進行していくけれど、それでもたいしたことないあたりで落ち着いてしまう。ざんねんである。

 音楽がエンニオ・モリコーネで、どうやらこの作品がデビュー作らしい。



 

 

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/crosstalk/20111211/p2
   3257842