ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

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■ 2015-03-22(Sun)

[]「バットマン リターンズ」(1992) ティム・バートン:監督 「バットマン リターンズ」(1992)  ティム・バートン:監督を含むブックマーク

 畸形の悪玉「ペンギン」にダニー・デヴィート、「悪」というよりはどこかニュートラルな「キャットウーマン」にミシェル・ファイファーという布陣がバットマンに対する。しかしペンギンにせよキャットウーマンにせよ、監督からの視線はシンパシーにあふれているようでもあり、そこで「ほんとうの悪」としてクリストファー・ウォーケンという存在も登場するけれども、「善」が「悪」を倒すというルーチンからはなれて、「バットマンという存在もまた<陰>を背負っているではないか」という視点が、いかにもティム・バートンらしい。

 ペンギンもまたその生に悲劇を背負っていて、キャットウーマンは「Hello There」が「Hell Here」になってしまうところで生きている(実はいちどならず死んでいる)。これらの「悪役」がゴッサムシティのクリスマスを舞台に暗躍しまくる、という展開からも、ティム・バートンの嗜好が読み取れる気がする。とても面白い。



 

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