ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2017-03-05(Sun) このエントリーを含むブックマーク

 今日は夕方から、今上野での展覧会に参加しているAさんと展覧会場で会い、そのまま上野で飲みましょうか、と約束してある日。ほんとうは昨日転居先も決まり、もっとウキウキしていてもいいのだけれども、気分は不安でいっぱいである。予想もしなかった出費でわずかな貯金は消えてしまうし、これからの仕事もまるで白紙状態。朝起きてからも、ウキウキではなくウツウツとした気分のままで、「とても上野に出かける気分ではないな」と思っていた。しかし、Aさんと会って話をすれば、そんなウツウツとした気分も晴れるかもしれないではないかと、元気を出して出かけることにした。

 二時の電車に乗り、途中湘南新宿ラインの遅れがあったものの、四時すぎに上野到着。西洋美術館の前を通ると、今は「シャセリオー展」をやっていた。シャセリオーはギュスターヴ・モローにも影響を与えたフランス・ロマン派の画家で、モロー風のオリエンタリズム風味にあふれた作品も残している。観てみたいな、と思う。まだ五月いっぱいぐらいやっているようなので、きっと観に来れるだろう。
 上野公園は駅に向かう人でごった返していて、もう皆そろそろお帰りの時間らしい。上野動物園の前に行くと、もうゲートは閉まっていて、「本日休園日」とのプレートが出されている。「えっ!今日は日曜日なのに休園日なのか!」と思ってしまったけれども、つまりはもう閉園の時間になったということだった。

 動物園のそばの都美術館へ行き、展覧会会場でAさんにすぐに会うことができた。このAさんの参加する展覧会は興味深い作家がいつも多く参加していて、見ごたえがあるのだけれども、人の内面をあらわにする作品が多く、今回はわたしにはトゥーマッチ、という感じでもあった。でも、ある作家の作品がわたしの今の心情にとってもフィットし、何度も見返してしまった。今日はこの作家の作品を観ることが出来たのがよかった。Aさんは四月に個展を控えているということで、今回の作品は旧作だった。

 この展覧会は同時期に湯島のギャラリーでの小品展と連動していて、都美術館の閉館時間になってそちらのギャラリーに皆で移動。そこでしばらくいて、そのあとにAさんと近くの居酒屋へ移動した。
 わたしの中でいろいろとたまっていたこともあったし、Aさんにはそういうことも話しやすいので、けっこう思いの丈をぶちまけて、かなりスッキリした。聞き役になってくれたAさんに感謝。無理してもこうやって出て来てよかったと思った。帰りは久々のローカル線終電車。もう、このローカル線に乗ることもなくなることだろう。

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