ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2017-12-31(Sun)

 ‥‥眠ってばかりいるこの年末。目が覚めるのは早く、今日も五時前には目が覚めた。目覚めたときはまだ外はまっ暗だけれども、日が昇ってみるとすっかり曇天で、今にも雨が降り出しそうな天気だった。今日は洗濯をいっぱいしようと思っていたけれども、明日は晴天だというから明日に持ち越そう。

 テレビは年末年始仕様になっていて、特別番組みたいなのばかり。それで番組表をみてみると、Eテレで「香川照之の昆虫すごいぜ!」とかいう番組をやる。過去の放送分の再放送みたいだけれども、「香川照之が子ども向け番組で昆虫について語るのか、それは面白そうだ!」と、見てみることにした。‥‥って、コレはたいへんな番組だった。香川照之が「カマキリ」の着ぐるみを着て、スタジオでは十歳ぐらいの男の子、それと二十歳ぐらいの女性ふたりに、「カマキリ先生」として、昆虫についてウンチクを語る。そして野外撮影のヴィデオでは、やはりそのカマキリの着ぐるみのままのかっこうで、そのときのテーマの昆虫を捕まえに行くのである。二時間で過去の四回分の再放送を連続してやったのだけれども、あんまりにも面白いので(というか、「面白すぎ!」)、しっかりと夢中になって見てしまった。コレ、多分シナリオ原稿とかなくって、香川照之がアドリブで勝手にしゃべりまくるのを収録し、そこから編集しているんだと思うけれども、とにかく、昆虫愛にあふれた香川照之のトークが面白すぎる。
 なんでも、民放のバラエティ番組で香川が「わたしはEテレで昆虫番組をやりたい!」と語ったことからはじまった番組らしいけれども、そのカマキリの着ぐるみも香川照之が細部までこだわって指定して製作したものだという。第一回(一時間目)は「トノサマバッタ」、そして二時間目が「モンシロチョウ」と続き、次は「特別篇」で、「出動!タガメ捜査一課」、四時間目「オニヤンマ」まで放送。どの回もめっちゃ面白かったけれども、わたし的には特にさいしょの「トノサマバッタ」のつかみ、そして「タガメ」の回とが、しびれるほどに面白かった(「タガメ」に関しては、実は黒沢清監督も昆虫マニアで、「いちどタガメの現物を見てみたい」といっていることも語られる)。‥‥もう、本来教養番組だというのに、見ているあいだ笑いっぱなしで、時に大爆笑になる。わたしはこ〜んな面白いテレビ番組って、絶えて久しく見たことはないな。しかも明日(元旦)は、やはり同じ時間に「特別篇」、「カマキリ先生☆マレーシアへ行く」が放送されるという。明日も見なくっては!

 その、過去の放送も見ることのできる、ホームページはコレ。

 「香川照之の昆虫すごいぜ!」

 ‥‥というわけで、すっかりテレビに夢中になってしまうし、外は雪でも降りそうな天気だし(じっさいに東京都心の方では初雪になったらしい)、また何もやる気がなくなってしまった。まだ洗濯や掃除とか、やりたいことはいっぱいあるのに。それでゴロゴロしていると、ニェネントもわたしのそばでゴロゴロする。わたしがとなりの和室に移動したりトイレに立ったりしても、いつもわたしについてくる。「あれ?」っと思ったら、どうやらニェネントくん、また発情期に突入している気配である。‥‥この年末年始に、たいへんだなあ〜。

 さてそれで、わたしは「年越しそば」とか食べる習慣はないし、そういう風に大晦日にそばを食べた記憶というのもないのだけれども、ちょうど炊いたごはんもないことだし、そうそう、我孫子の駅の構内の駅そばの「唐揚げそば」をまた食べたいな、とか思い、その駅そばを「年越しそば」として食べに行こうかと思い立った。ウチの最寄駅の北柏から先の定期はあるから、いちど柏にでも買い物に行って、その帰りにでも我孫子駅まで乗り越して「そば」を食べ、そのまま戻ってくれば余計な電車賃はかからない。そうしようと、夕方にまずは柏駅に出かけ、ちょっと買い物をして我孫子駅へ行く。ところが、その駅そばの店はもう、「お休み」になっていた。

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 あれ、柏駅の駅そばは営業していたというのに、残念なことだ。しょうがない、柏駅の駅そばでもいいかと、ふたたび柏駅に出る。おや、この店にも「ジャンボ唐揚げそば」はあるようだから、それでいいではないかと店に入って注文。

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 ま、味はちょっとアレだし、唐揚げも我孫子の方が大きかったように思うけれども、これはこれでOKである。「今年はちゃんと<年越しそば>を食べたぞ」、ということで帰宅。今日は大晦日だし、「紅白歌合戦」でも見ようかとも思ったけれども、知らない歌手ばかり出てくるわけだし、けっきょく見ないで、九時頃にはニェネントを連れてベッドへ。ニェネントは発情期なので、わたしのそばに居るのはOKなわけで、わたしがベッドに連れて行っていっしょのふとんの中に入らせても、いつものようにいやがったりはしないのだった。いろいろあった2017年も、これでおしまいである。

 

 

[]二〇一七年十二月のおさらい 二〇一七年十二月のおさらいを含むブックマーク

レクチャー:
●黒沢美香追悼企画 美香さんありがとう 追悼特別上映会〜ダンサー黒沢美香の世界〜「命日特別上映+トーク『黒沢美香とミニマル』」@渋谷・UPLINK

映画:
●「希望のかなた」アキ・カウリスマキ:監督

読書:
●「重力の虹」トマス・ピンチョン:著 佐藤良明:訳(二回目)
●「怪談」ラフカディオ・ハーン:著 平井呈一:訳 ヤン・シュヴァンクマイエル:画
●「森の精」ウラジーミル・ナボコフ:著 沼野充義:訳(「ナボコフ全短篇」より)
●「言葉」ウラジーミル・ナボコフ:著 秋草俊一郎:訳(「ナボコフ全短篇」より)
●「ロシア語、話します」ウラジーミル・ナボコフ:著 沼野充義:訳(「ナボコフ全短篇」より)

DVD/ヴィデオ:
●「鳥」(1963) ダフネ・デュ・モーリア:原作 アルフレッド・ヒッチコック:監督
●「夜の女たち」(1948) 久板栄二郎:原作 依田義賢:脚本 溝口健二:監督


 二〇一七年一年間に観たり読んだりしたものの数。

●舞台:14(ダンス・舞踏:9、演劇:5)
●レクチャー:2
●映画(旧作を含め、映画館などで観たもの):19(短篇を含む)
●美術・展示:8
●読書:162(短篇、再読を含む)
●DVD/ヴィデオ:101

 ま、いろいろと大変な年だったわけでありまして、こんなことになりました。本を読むことの楽しかった一年でした。


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