ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2018-11-09(Fri)

 昨夜みた夢。記憶しているのは夢の中で聴いたフレーズだけだけれども、こんなフレーズだった。
「父は、まるで19世紀の革命家のように、自分の要求だけを毎夜のように突き付けるだけで行ってしまうのだった。」
 ‥‥面白い。

 わたしは今は「この道を進もう」という目標を決め、その準備をしているわけで、「明日にも始めよう」という気もちをず〜っと持っているのだけれども、生来の<怠け癖>がここでも発揮され、いつまでも始めないでいる。そもそもは9月には「やろう!」と考え始めていたことだというのに、もう2ヶ月も過ぎてしまった。そのあいだに、「やるのならああやろう、こうやろう」というアイディアだけは膨らむだけ膨らみ、そういうアイディアを検証して「いいんでないの?」という感じではあり、まさにあとは始めるだけのところに来ている。
 それで少しずつ自分を追いつめ、「もういいかげん始めなくっちゃ!」というところに追い込みつつある。前にも書いたけれども、そのネックのひとつが、この日記を書くことだったりもする。時にあまりにこの日記を書くのに時間が取られてしまい、書き終えるともう心神喪失というか「今日はオシマイ」気分になってしまうのだ。日記をやめようかと考えることもあるけれども、ほら、わたしは記憶力に障害があるみたいだし、その日に観たり読んだりしたことは書いておかないと忘れてしまう。それに、そうやって観たり読んだりしたことを<書くこと>を通して考えておかないと、それは真の体験にはならないだろう。だからやはりこの日記はやめられない。その日その日のつまらない日常も、わたしには書きとめておくことに意味がある。

 ということで今日もだらだらと過ごすのだが、ニュースなどをみていると、この国はまたひどい政策を打ち出そうとしている。それは「外国人の受け入れを拡大する」という政策なのだけれども、いま現在アジアその他の地域から日本に来て働こうとしている人たちは、とんでもない環境、とんでもない低賃金で働かされている。ヴェトナムから来ている<技能実習生>は、年間に何千人も「行方不明」になっているという。パワハラの蔓延する環境、残業の時給が300円という、とんでもない世界。例えばコンビニなどで働く外国人は日本語が不自由なことで客に罵倒されたりする。そんな状況を拡大しようとしているのか。とんでもない国だ。

 今日は「トマトシチュー」もすっかり食べ終わり、昼間はまた「台湾焼きそば」、夜はしばらく冷蔵庫に放置してあった白菜を使って、手間のかからない「水炊き」にした。


 

[]「黒鳥譚」中井英夫:著(「昭和文学全集」第31巻より) 「黒鳥譚」中井英夫:著(「昭和文学全集」第31巻より)を含むブックマーク

 中井英夫は、むかしあの「虚無への供物」を読んだ。今でも本棚のどこかにあることと思う。「虚無への供物」は別格として、わたしは中井英夫という人は幻想的な作品を書く人との認識があったのだが、この「黒鳥譚」は、そういう作品ではないので面食らった。

 ‥‥これは、かなり錯綜したストーリーなのだけれども、戦後の混乱期に、戦争で分裂した自分のアイデンティティーを取り戻そうとする男の物語のようである。上野公園を、動物園〜美術館〜科学博物館、そしてまた動物園へと散策する男。科学博物館の描写が中井英夫っぽい気もする。しかし「黒鳥」〜ブラック・スワンとは誰なのだろうか。心にひっかかる作品。


 

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