ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2018-11-21(Wed)

 今の仕事はほとんど人と顔を合わせない、基本がひとりっきりの仕事だし、だいたい毎日同じルーチンワークの繰り返しが多いし、その上注意力がガンガンに必要というわけでもない。ま、悪くいえばある面でバカでも出来る仕事という感じだけれども、それだけにストレスはないし、何よりも、仕事をしながら頭ではいろんなことを考えることができる。それで、だいたい毎朝仕事に取りかかったときには、まずは何らかの音楽がジュークボックスのようにかかり、それがしばらくはそのジュークボックスがこわれてしまったように、同じ曲が頭の中でひゃっぺん返しで鳴り響く。これがどういう拍子でその曲が選ばれるのか、最近CDで聴いた曲であればその理由もわかるのだけれども、もう何十年も聴いていないような、それも決してわたしが好きだったわけではない曲も鳴り響いたりする(今朝なんか、リック・アストリーの「Never Gonna Give You Up」ですからね。リック・アストリーの名前すら忘れていたというのに。「そのジュークボックス、止めてくれ!」って感じですよ)。
 それで、そんな暴走ジュークボックスがバッテリー切れかなんかでようやくストップすると、ようやくじっくりと、昨日読んだ本のこととか、時事問題のこととかを考えるようになり、そうすると次は「わたしはこうしたい!」みたいな計画を思ったりする。こういうときはけっこうアイディアが浮かぶもので、そうやって「実行したいこと」のリストが出来ていったりする。それが「では、どうやって実現するか」というプラクティカルな問題に移行する。ま、「やっぱりダメか〜」という計画もいっぱいあるけれども。
 仕事が終わりに近づくと、フィニッシュは「今日はどうしよう?」とか、もっと卑近なところで「今日の昼飯は何にしよう?」みたいなことを一所懸命考えることになる。ま、計画していることがあるからそれを実行しないといけないのだけれども。

 今日は、となり駅の映画館で今年一年で評判の良かった映画の再上映特集をやっていて、その中で韓国映画の「タクシー運転手」が上映されているので、これを観に行こうかな、と考えていた。上映は3時ぐらいからなので、いちど帰宅して食事とか終えてゆっくりと出かければいい。それでウチにもどって、その映画のことを調べていたら、ちょっと上映時間が長いというか、2時間20分ぐらいある。こないだ観た「ア・ゴースト・ストーリー」なんか90分だったというのに。最近はそんな100分にもならないような映画ばかり観ている気がするので、2時間を超える映画は「うへ〜」って思ってしまう。それで、その映画のストーリーもだいたいわかってしまって、同じ映画館で来週には同じ「光州事件」を扱った「1987、ある闘いの真実」という映画をやるし、そっちを観たくなってしまった(そっちも2時間超える長さなんだけれども)。それで今日は映画に行くのは中止。

 それで今日もまったりしてしまい、何もやらない一日。夕方から買い物で遠くの「S」まで行く。空に、筆で刷いたような雲が流れ、秋も深い。

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 スーパー「S」はやっぱりいろいろと安く、いつものスーパーから5分ぐらい余計に歩くだけのことだから、これからはもっとこのスーパーに買い物に来るべきだと思った。‥‥しかし、安いのでついつい買いすぎてしまい、これはつかい終わらないうちに傷んでしまってムダにしてしまうかもしれない。

 帰宅して久々に白米を炊いたけれども、おかずをつくるのも面倒だったし、古い缶詰も消化いたしましょうと、ツナのタイカレーというのを温めて、炊きあがったごはんにぶっかけて食べた。なかなかに美味ではあっただろうか。


 

[]「十三本目の木」R・H・モールデン:著 宮本朋子:訳(「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡」より) 「十三本目の木」R・H・モールデン:著 宮本朋子:訳(「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡」より)を含むブックマーク

        

 著者のことはまるで知らないけれども、本業は牧師さんだったとか。けっこう時代の新しい作家で、その分作品にも<近代的ひねり>があるというか。これも典型的な「幽霊屋敷」モノなのだけれども、すべてが語り手の<妄想>ではないのか、という展開に加えて、ラストのその<屋敷>の持ち主の判断、行動が、「この人は何かを知っていたに違いない」とも思わせられるわけで、これらすべては登場人物の「頭の中」だけで起きた出来事ではないか?という解釈を含めて、一筋縄ではいかない作品だと思った。


 

[]「死体泥棒」R・L・スティーヴンスン:著 柴田元幸:訳(「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡」より) 「死体泥棒」R・L・スティーヴンスン:著 柴田元幸:訳(「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 憑かれた鏡」より)を含むブックマーク

        

 これは去年だか、別に持っている「スティーブンソン怪奇短編集」で読んでいたもの。その時の邦題は「死骸盗人」。これはもう傑作で、やはりスティーブンソン(スティーヴンスン?)はすばらしいのである。怖いし。


 

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