ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

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■ 2018-12-21(Fri)

[]「ミツバチのささやき」(1973) ビクトル・エリセ:監督 「ミツバチのささやき」(1973)   ビクトル・エリセ:監督を含むブックマーク

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 その、美しい映像の背後にちりばめられた<隠喩>。そして何よりも、この映画が当時のスペインのフランコ独裁政権への批判をこめた作品だということ。

 この映画については書きたいことがほんとうに山ほどあって、「どうしようか」と思ってしまうのだけれども、ちょうど今「ウンベルト・エーコの世界文明講義」を読んでいることもあり、そこからこの映画作品にリンクして考えてしまうことも多い。逐一書いているといつまでも終わりそうもない。ただ、この作品のなかには、クノップフにも通じる「象徴主義」の美学も多く取り入れられている。クノップフからみた「ミツバチのささやき」というものも、わたしには重要だ。とりわけ、月の光降り注ぐラストの、聖画のようなシンメトリー。そして、父の部屋、子どもたちの部屋の壁にかけられた絵画の意味。


 

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