ワニ狩り連絡帳 このページをアンテナに追加 RSSフィード

       

■ 2019-01-09(Wed) このエントリーを含むブックマーク

 毎日が新しいパソコンとの格闘。今日は「メール」のアカウントの設定をして、送受信がしっかり出来るようにすることが目標。わたしはここでプロバイダとの契約で知らされていた「ユーザーID」とか「ユーザーパスワード」が必要だろうと思っていたもので、まずは旧パソコンに画像データで保存してあった「契約書類」をまずはUSBメモリとかで救出し、ついでに旧パソコンから救出したいデータも、いっしょにUSBメモリに救出しようとする。

 旧パソコンがダメなのは<バックライト>だけで、データはすべて生きている。そんなバックライトの消えて<真っ暗>に見える画面でも、よく見ればデスクトップのフォルダやファイルは確認することが出来る。懐中電灯で照らすとかなりはっきり見えることがわかったので、ほとんど「真っ暗な家に忍び込む泥棒」みたいな気分で、デスクトップに見えるデータをUSBメモリにコピーして行く。どうも一回ではコピーしきれないようなので、まずは必要なデータだけコピー。けっこう難作業ではある。

 それでなんとか新しいパソコンにデータをコピーし、メールの設定に取りかかったのだが、ここに書かれている「ユーザー名」、「ユーザーID」、「名前」とかの区別がよくわからない。とりあえず設定を終えて、ケータイのメール機能からテストの送信、パソコン側からケータイへのテストとやってみたのだけれども、パソコン側での受信は問題ないようだが、送信がうまくいかない。「はて、困ったな」と思って、いろいろと検索してみると、メールのプロバイダのHPに、初期設定のやり方が懇切丁寧に掲載されていた。その記述に合わせてやり直してみたのだが、うまく行かない。どうやら、さいしょに間違えて入力したデータがリセットされていないようだ。その「リセット」の仕方がわからず、さまざまなトライを繰り返す。「やはりプロバイダに電話して設定の仕方を聞いた方がいいだろう」と、電話しようとしたときになってケータイにメールの着信音が鳴り、ついにようやく「送受信」ともに開通した。さいごに試みた「これか!」というリセット法が正解だったようだ。これでひと段落、だろうか。あとは旧パソコンの保存しておきたいデータの「お引っ越し」を残すぐらいのものだろうか。これでようやく、「平常心」を取り戻せるだろうか。

 ずっと、「晴れ」の日がつづいている。この関東南部では12月23日だかにちょっと雨が降って以来、まったく雨が降っていないという。ほぼ晴天の日がつづいていて、今日も晴れていたけれども気温は低く、風が冷たい。

 しばらくパソコン関連以外のことを書いていなかったけれども、週はじめからは、図書館で借りた若島正の「乱視読者の帰還」というエッセイ集を読んでいた。若島正は、言わずと知れたナボコフの翻訳者で、ナボコフと同じく「チェス・プロブレム」の愛好者でもある。このエッセイ集は彼の「読書メモ」のようなもので、とうぜんナボコフに関してのエッセイも多いのだが、それ以外の部分が「どうも」というか、日本では翻訳されていないアメリカのペーパーバック本、ミステリーとかハードボイルドみたいな本の紹介が多い。これは読んで「ふうん」と思ったとしても、邦訳も出ていないわけだからどうしようもないし、こういっちゃアレだが、「B級作家」といっていいの? そういう作家への若島氏の偏愛ぶりが書かれたものが多い。正直、「これはていねいに読んでもしょうがないな」という感想で、ナボコフ関係のエッセイだけ拾い読みして、別の本に移行することにした。
 ただ、この本で何度か触れられていた「ウィリアム・H・ギャス」という作家は「純文学(?)」として重要な作家らしいのだが、やはりこの日本ではまるで翻訳が出ていない。ちょっと読んでみたいと思った作家だ。‥‥余談になるけれども、わたしはどうしても、「ウィリアム・H」というと、コーエン兄弟の映画によく出演する、あの「木彫り人形」のような顔をした「ウィリアム・H・メイシー」を思い浮かべてしまうのだった。
 若島正氏は実はわたしと同い年で、「ジョン・バースなんか読んでられない」というところでも信頼の出来る方であろう、などと思うのだった。

 それで「乱視読者の帰還」を読むのはやめ、前に一度読んだ柄谷行人の「日本近代文学の起源」の<定本>を読むことにした。あと、毎夜毎夜、ニェネントにじゃまされながら読み継いでいた「ウンベルト・エーコの世界文明講義」も、ようやく読み終えた。読後の感想も書きたいのだがコレは時間が取られそうだ。


 

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